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籾井NHK会長は、安倍内閣の閣僚らと深い人脈を持っていた
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140317/plt1403171743003-n1.htm
2014.03.18 永田町・霞が関インサイド
自民党政治家9人と経済人20人のリストがある。1998年2月の時点のものであり、相当古い。だが、実に興味深い。
政治家−与謝野馨(衆院当選7回)、麻生太郎(同6回)、臼井日出男(同)、谷垣禎一(同)、平沼赳夫(同)、額賀福志郎(5回)、藤井孝男(2回・参院3期)、町村信孝(5回)、甘利明(同)。
経済界−牛尾治朗(ウシオ電機会長)、飯田成一(高島屋副社長)、石川博志(関西電力副社長)、山本勝(東京電力常務)、張富士夫(トヨタ自動車専務)、宮内義彦(オリックス社長)、北山禎介(さくら銀行取締役)、五島哲(東急建設社長)、米澤敏夫(新日鉄取締役)、籾井(もみい)勝人(三井物産取締役)、佐治信忠(サントリー副社長)、渡辺雄司(日本興業銀行取締役)など。
種明かしをすると、竹下登元首相が牛尾氏に相談し、「平成のニューリーダー」のための勉強会を立ち上げた際のメンバー表である。
当時の自民党派閥を超えて、旧竹下派を継いだ小渕派から藤井、額賀両氏、宮澤派から麻生、谷垣両氏、旧渡辺派から与謝野、甘利両氏、三塚派から町村氏を指名している。
同年8月に発足した小渕恵三内閣で、町村文相が外務政務次官、谷垣科技庁長官は大蔵政務次官に就任し、話題となった。大臣から政務次官への“格下げ人事”であったが、高村正彦外相と宮澤喜一蔵相を支える「大物副大臣」としての起用だった。
さて、時空を超えて現在に戻ると、麻生氏は副総理・財務相、谷垣氏は法相、甘利氏は経済財政・TPP担当相である。総裁(首相)経験者は麻生、谷垣両氏。外相、官房長官経験の町村氏と、蔵相、党政調会長経験の額賀氏は派閥の領袖。平沼氏と藤井氏は現在、日本維新の会国会議員団代表と総務会長を務める。
まさに、故竹下氏の慧眼と言うべきだろう。
さて、経済界に目を転じてみる。牛尾元経済同友会代表幹事の人選だった。北山氏は三井住友銀行会長、鳥井氏はサントリー社長、宮内氏はオリックス会長として現役だ。
そして指摘すべきは、籾井氏である。三井物産副社長を経て日本ユニシス社長を歴任した同氏が、今とかくの話題となっているNHK会長なのだ。
牛尾氏は、安倍晋三首相の親戚(しんせき)である。安倍首相の強力な支援者である葛西敬之JR東海会長と、古森重隆富士フイルムホールディングス会長が、籾井氏をNHK会長に推したと報じられたが、実は麻生、甘利両氏とも大変親しいのである。(ジャーナリスト・歳川隆雄)
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