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2014年03月17日 「ジャーナリスト同盟」通信
<集団的自衛権行使の周辺>
集団的自衛権は日本国憲法に抵触する。歴代内閣の憲法解釈だし、民意でもある。それに反発してきたのが中曽根康弘と新聞の読売だった。そこに中曽根レベルの国家主義者の安倍が「憲法解釈の変更(閣議決定)で可能」と言い出した。石破も同じ見解の持ち主だ。2人には三井・三菱などの「死の商人」がこびりついて、お尻を押している。公明党の太田も「異論はない」と後押ししている。彼らにとって、自衛隊を生け贄(いけにえ)として米軍に差し出すことが、いうところの「日米同盟の深化」なのだ。自衛隊員とその家族が震え上がるのも当然であろう。そうまでする極右・財閥の狙いは何なのか。
<日米好戦派の悲願>
「米軍は本当に日本を守るのか」「日本のためにアメリカの若者の血を流すことが出来るのか」「其れは容易ではない。見返りが欲しい」「ならば日本の若者も血を流せるようにすればいい。五分五分だ」
ぶっちゃけていうと、こんなやりとりが日米の外交防衛の関係者の声であろう。ベトナム戦争でもイラク戦争でも勝つことが出来なかった米国である。国内の厭戦気分は消えない。帰還兵の精神疾患は深刻である
他方、中国を仮想的としている防衛省は、とても日本単独では対応不能、当たり前のことながら勝てない。そこで米軍の支援は欠かせない。
そもそも中国を仮想的にする防衛政策は、右翼政権の森・小泉内閣からである。むろん、改憲軍拡狙いだ。背後に財閥が控えている。武器弾薬ビジネス狙いでもある。死の商人化した日本財閥が、自民党の右翼に資金を流して、彼らを教育してきている。石破や安倍はその先頭を走っている。
かつて小沢一郎も、この財閥の罠にはまったことがある。彼は、真面目さでそれを正当化するため、息子を自衛隊に差し出した。しばらくして、その後の様子を聞くと、辞めてしまったことが分かった。
安倍の周辺には極右思想の持ち主が一杯いるが、子弟を自衛隊に差し出している者はいない。
<国家主義・財閥の隠された狙い>
石破に言いたい。安倍にも。前者に息子がいるのであれば「自衛隊員にしろ」といいたい。安倍には本妻の子供はいない。親族にはいるのだから「身代わりを差し出せ。出せるか」と問いたい。
だいたい威勢のよい財閥の代理人のような人物ほど、自衛隊と距離を置いているものだ。「他人に血を流させて利権を吸い取る」が政治屋の特性であるから、安倍や石破の発言を本気にしてはいけない。
国家主義者の目的は憲法9条をなし崩しにすることにある。小学生でもわかるだろう。自民党の議員の多くは、この罠にはまって多少の小銭を集めようとする。昔も今も変わらない。
こんな不埒な人間は、学者や新聞人にもいる。始末が悪い。
安倍は原発と言う名の核の売り込みに熱心だ。公明党の山口もインドで同じ主張をしていた。権力を手にすると、人間が変わるというが、公明党の暴走も始末が悪い。核に手を出したら日本はおしまいである。
三菱と安倍家と信濃町の関係は古い。指摘しておきたい。
<日米同盟の生け贄>
ナショナリストによる集団的自衛権の行使にアメリカの学者は、警戒している。彼らの狙いを知っているからだ。
米キッシンジャー博士は、中曽根の本心(核武装)を聞き出して、それを世界に発信している。むろん、中国も承知している。神道過激派の極右体質、神社が好戦宗教であることも。
彼らが「神風」を信仰するカルト人間であることも。常識が通用しない人間であることも。対日調教師(ジャパン・ハンドラー)らも知っている。朝日が最近、その一人と会見、安倍や石破の集団的自衛権行使の狙いに懸念を示している。
極右は自衛隊の若者を生け贄にしようとしている、と断言してもいいだろう。
<自衛隊員の生の声を>
集団的自衛権行使に反対する市民は、自衛隊員の家族の声を聞くといい。筆者は隊員の夫人に聞く機会があった。彼女は恐ろしい事態に震え上がっていた。
筆者は防衛庁長官をした伊藤宗一郎から、PKO法成立の場面で、隊員家族から「うちの息子は行かせないで」という沢山の陳情を受けた事実を聞いている。
そのはずで、彼ら隊員は海外での任務を想定していない。災害の救援は別にして、派兵して武器弾薬を行使するとの契約をしていないのだから。
米軍に敵対して軍事力を行使する国など想定できない。米軍介入の戦争しか考えられない。そこへと自衛隊が彼らの先兵になる?こんな馬鹿げたことなど、夢にも考えたことなど無い自衛隊員らではないだろうか。
日本国憲法が禁じていることである。
2014年3月17日8時20分記
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