http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/833.html
Tweet |
神戸の憲法集会後援拒否に次いで、山梨市が言いがかりつけて上野千鶴子氏の講演会を中止。そのくせ、ヘイトスピーチする集団には豊島区が公会堂貸し出し。なんとわかりやすい線引きしょう&原発事故当時の経産省及び東電幹部の悠々自適。
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-086b.html
2014年3月16日 くろねこの短語
ジンワリとではあるが、集会の自由や表現の自由が自主規制というお役人の習い性のおかげで侵害されつつあるようだ。昨日も、社会学者の上野千鶴子氏の講演会が、「過去の発言に照らし合わせると公費で催す講演会の講師にふさわしくない」という投書があったことを理由に、山梨市が中止の決定を下したというニュースがあった。開催すれば「当日の運営に支障をきたす恐れがある」ってんだが、ようするにクレームに対する過剰反応による自主規制ってやつです。
・「過去の発言問題」と山梨市 上野千鶴子さん講演中止
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014031502000108.html
神戸でも、市民団体による憲法集会を中立性を理由に市が後援を拒否するというニュースがあったばかりで、憲法を論じることが政治的中立性に反するってんだから、何をかいわんやなのだ。これなんかレレレのシンゾーが改憲を喚いているもんだから、そんな風潮に配慮してのことだろうことは、容易に察しがつこうというものだ。
・内田樹氏招いた憲法集会後援承認せず 神戸市
http://www.kobe-np.co.jp/news/shakai/201403/0006746204.shtml
そのくせ、つむじが右に曲った集団による集会は、表現の自由を理由に公会堂でも貸しちゃうってんだから、わかりやすいったらありゃあしない。たとえば、東京では豊島区が「区が主義に同調するのかとも言われるが、施設を貸すのは別問題。難しいが、表現の自由はよほどのことがない限り制限できない」として在特会の集会に公会堂を貸し出すことを許可したそうだ。
それぞれの自治体による判断とはいえ、こうまで線引きがハッキリしてると、その裏には何らかの意図があるんじゃないのと勘繰りたくもなろうというものだ。
豊島区の場合は、表現の自由をタテにとってるわけだけど、視点を変えてみれば、日本は人種差別撤廃法案を批准しているんだから、ヘイトスピーチをするような団体への規制というのはもっと厳密にする必要があるんですね。ヘイトスピーチは表現の自由には当たらないってのがグローバルスタンダードで、豊島区がわざわざ表現の自由を持ち出すのは一見もっともらしいけど、ちょいとご都合主義の匂いがしてくるんだね。
・ヘイトスピーチ 自治体苦慮 施設利用、在特会に許可
http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/news/CK2014031402000137.html
ほとんど言いがかりのような理由をつけて、市民による小さな集会に対してすら締め付けを強化しようとする風潮はとても危険なことで、役人が自主規制を始めたってことは、相当な圧力が市町村レベルまでかかっているってことなんでしょう。そのうち、地元の中学の同期会の会合で町内の会館を借りるのもままならなくなったりして・・・モノ言えば唇寒しの時代ももうすぐか。
ところで、3.11から3年経つたつところで、原発事故当時の経産省幹部や東電幹部が、いまどんな役職について、ノホホンと暮らしているか。東京新聞の「こちら特報部」がリポートしてました。その一覧表を紹介して、今日お後がよろしいようで。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK162掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。