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安倍政権「ベア強制」も無意味 40歳以上を襲う賃下げ圧力
http://gendai.net/articles/view/news/148694
2014年3月14日 日刊ゲンダイ
40代以上は「別枠」/(C)日刊ゲンダイ
13日の大新聞・テレビは「ベア」一色だったが、実施企業はわずか16%程度。ベア対象者を20代の若手社員に限定する企業も多く、中高年サラリーマンには恩恵が届かない。
それもそのはず。昨年4月1日、高年齢者雇用安定法(高齢法)が施行され、企業は65歳までの雇用を義務付けられている。彼らの人件費が重くのしかかっているのに、安倍政権に「ベースアップしろ」とドーカツされても、とてもじゃないが企業も財布がもたない。
結局、あの手この手で賃金制度にメスを入れ、40代以上の社員が泣かされる結果になるのだ。
「最近の主流は、<定期昇給>から<査定昇給>への移行です。これは勤続年数を重ねても、査定が悪ければ給料が上がらない仕組みで、制度変更の際に<40代以上はベアの適用外>など、制限を設ける会社が増えているのです。もちろん、査定のハードルも高く、なかなか昇給できません。非組合員である管理職にもベアを適用してきた企業などは、一気に人件費を削減できるというわけです」(人事ジャーナリスト・溝上憲文氏)
■ベアや定昇と引き換えに諸手当カット
これから労使交渉が本番を迎える中小企業は、たとえベアや定期昇給がかなっても喜んでいられない。ベアと引き換えに、住宅や家族などの諸手当が削られることもあるからだ。
「今回の政府のわがままなベア強制のせいで、経営側は今後さらに賃金制度を厳しく見直す可能性が高くなりました」(溝上氏)
中高年サラリーマンに、もう春はやってこないのか…。
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