http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/782.html
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http://31634308.at.webry.info/201403/article_14.html
2014/03/14 23:31
原発を、昼夜を問わず一定の電力を供給し続ける基幹電源に位置付けるとしたエネルギー基本計画案を政府が発表し、一気に原発再稼働の動きが強まり、今年の夏ごろには九州の川内原発が認可される可能性がある。
再稼働の安全基準、政府が壊れたテープレコーダーのように繰り返しているこの安全基準の理由は、「世界一厳しい」からだと言う。この世界一という言葉を、何時ごろから言い出したかわからない。しかしこの言葉を聞くと、何故かもう安全だと信じ込まされる。この話の本質を突いたコラムが中日新聞に載っている。
新たな「安全神話」
http://www.chunichi.co.jp/article/column/desk/CK2014030802000103.html
東日本大震災と福島第一原発事故から三年を前に、政府がエネルギー基本計画案を公表しました。原発を、昼夜を問わず一定の電力を供給し続ける基幹電源に位置づけたため、与党からも異論の声が上がっています。
計画案を読んでみると、論理展開がよく分からないのです。
冒頭で「震災前に描いてきたエネルギー戦略は白紙から見直す」と宣言。政府と原子力事業者が「安全神話」に陥り「悲惨な事態を防ぐことができなかった」と深く反省しています。
ところが、原子力規制委員会の新規制基準は「世界で最も厳しい水準」だから、適合するなら「再稼働を進める」とし、従来の戦略と同じように原発の必要性を説いているのです。
立地条件が違うのに、世界一厳しいというだけで、地震大国日本で再び事故を起こさない保証になるのでしょうか。規制委委員長は「再稼働のお墨付きを与えるためにやっているのではない」と明言しているのに。
(名古屋本社編集局次長・岡安大助)
上記の記事は、立地条件が違うのに世界一厳しいというだけで安全というのはおかしいと述べている。
これをもう少し、私なりに補足したい。そもそも世界一と言い出したが、誰が世界一と決められるのか?世界一と言われると全体的な安全と思わされるが、立地条件が違えば、絶対に安全ということは無くなる。たとえ世界一厳しくても、世界最低の安全となる可能性もある。この安全は本質的に相対的なものである。安全が相対的な基準に左右されるということでは、事故が起こらない保証はなくなる。つまり、よく使われる想定外の地震、津波で、また事故が起こることを排除できないということである。
原発だけは、想定外の事故だから仕方ないでは済まされない。一声100年以上、衣食住に影響を与える。命にも関わる。絶対に安全ということは誰も断言出来ない。だから、止めるしかない。
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