http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/766.html
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マレーシア航空機消息不明はTPPに反対するマレーシアに1985年「日本航空123便墜落事故とプラザ合意」を再演した。
http://briliantblue.seesaa.net/article/391436926.html
マレーシア航空機消息不明の事件とその前後の経済動向を俯瞰して見ると、1985年の「日本航空123便墜落事故とプラザ合意」の時の流れに似ていると思ったのでまとめます。
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1985年プラザ合意の背景と日航機事故の真相・・あの時!振りむけば「経済敗戦」の峠道だった!!
http://www.asyura2.com/12/hasan77/msg/588.html
一部略
日本の経済的立場からすれば、自らの不利益になる円高誘導案など飲めるはずがないという理屈も、透けるように見えてきます。貿易立国、電子立国と、現在の姿からは想像できない程の経済力を蓄えた日本が次に打ち出したプランが、アジア共通通貨圏構想だったのです。つまり、★将来的なFRB(米国連邦準備制度)からの離脱宣言です。
加えて、西ドイツも経済は極めて好調、心配されるのは中距離核弾頭SS20を配備したソ連の動き位だったかもしれません。
ここで、★プラザ合意前の「脱米国」という日独仏の基本スタンスがくっきりと見えてきます。そんな矢先に起こったのが次の大事件・大事故です。
(1)1985年7月 虹の戦士号爆破事件(フランス)
(2)1985年8月 ドイツスパイ事件(西ドイツ)
(3)1985年8月 日航機事故(日本)
そして、この3国内政を揺るがした国内事件・事故の直後(9月)に、プラザ合意が改めて締結されるのです。この年、何と3回目の世界的蔵相会議にてです。
(1)の事件では、フランス政府が爆破事件への関与を認め、諜報工作機関(DGSE)の局長が解任され、国防大臣が辞任するなど、フランス国内の大スキャンダル事件となりました。
また、(2)の事件では、コール首相の女性秘書とその夫が東側のスパイとされ、国家重要機密情報の流出懸念と、首相の脇の甘さが問題視された大スキャンダルとなりました。
そして(3)の日航機事故こそ、表面上でも520名が死亡する大事故として世間の大きな関心を集め、一方その裏側では、本ブログでお伝えしているように、日米ソの軍部が直接介入する程の、未曾有の大事件(事変)であったのです。
(2)これら、脱米国を目指した日独仏3国内で立て続けに起きた大事件と、プラザ合意の電撃締結が、果たして全く無関係であると、読者の皆様は思われるでしょうか?
もちろん、これらを繋げる明確な証拠がない限り、それぞれ独立した事象であると言われても反論できません。もしも、状況証拠的な説明を許していただけるなら、
「例え、政府間・中央銀行間で合意が成されても、民間の膨大な資金が実際に動かなければ合意は反故にされる」
という点を指摘します。
特に、当時の経済大国、日本と西ドイツ(*2)の民間資本が協調介入しなければ名目だけの合意に終わってしまうはずです。それは、1985年1月のG5合意直後にほとんどその目標が達成されなかったことに端的に現れています。
では、9月の合意では何故民間資金がこれだけ大きく変動したのでしょうか?民間資本を突き動かす動機、言い換えれば「恐怖」を考えた時、答は自と見えてきます。
★以後、急激な円高が進み、翌年1986年には日本の市場開放を求める前川レポートが発表されます。そして過剰なバブル経済が生まれ、弾けた後、坂道を転がり落ちるかのように日本の経済は失われた20年へと続くのです。
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日本航空123便墜落事故当時は日本航空は完全民間化前でした。
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日本航空
http://soranotabi.com/airplane/airplane_images/l0062.htm
英語名: Japan Airlines 日本語名:日本航空 国:日本 ホームページ: http://www.jal.co.jp/en/(英語) http://www.jal.co.jp/( 日本語)
会社概要:日本航空は1951年に国営会社として設立そして就航。1987年完全民間会社へ移行。2002年に日本エアシステムと経営統合。
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マレーシア航空も「ナショナル・フラッグ・キャリアー」であって、背景が似ています。
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マレーシア航空機が消息絶つ 239人乗り
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140308-35044960-cnn-int
CNN.co.jp・3月8日(土)11時20分配信(CNN)
乗員・乗客239人を乗せ、クアラルンプールから北京に向かっていたマレーシア航空MH370(ボーイング777・200型機)が8日、消息を絶った。マレーシア航空によると、同機は8日午前2時40分頃、マレーシアのスバン航空管制塔との連絡が途絶えたという。中国国営新華社は、マレーシア航空の話として、消息を絶った旅客機はベトナムのホーチミンにある管制部門との連絡が途絶えた後、レーダーからも消えたと伝えている。同便には幼児2人を含む乗客227人と乗員12人が乗っており、8日午前0時41分にクアラルンプールを出発し、同日午前6時半に北京に到着予定だった。マレーシア航空は声明で、当局と連携して同機を捜索しているとしているが、今のところ行方はつかめていないという。同機は約7.5時間分の燃料しか積んでおらず、すでに燃料が切れている可能性もあるとしている。
格安会社との競争で経営厳しく=安全面では ...
一部略
【クアラルンプール時事】マレーシア航空は国営投資会社が過半数の株を保有する「ナショナル・フラッグ・キャリアー」で、東南アジア有数の老舗航空会社だ。
news.nicovideo.jp/watch/nw980919
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マレーシア当局に対するこの揺さぶり、まさに恐怖としか言い様がないと思います。
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4時間飛行は「不正確」 マレーシア当局が米紙報道否定
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140313-00000040-asahi-int
朝日新聞デジタル 3月13日(木)22時46分配信
マレーシアのヒシャムディン国防相兼運輸相代理は13日の記者会見で、マレーシア航空機が消息を絶って4時間飛行していたとの米紙報道について「不正確だ」と否定した。会見に同席したマレーシア航空のアフマド・ジャウハリ最高経営責任者(CEO)は、同航空がエンジンメーカーのロールスロイス社などに確認したところ、最後にデータを受け取ったのは同機が消息を絶つ23分前の午前1時7分だったと説明した。(
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いまだに日本航空123便墜落事故の時のことを覚えているけれど、自分の家族や友人が乗り合わせていた訳ではないのに不安になったものです。それでも日本航空123便墜落事故は一晩で位置が判明しました。
それが1週間たっても行方不明なマレーシアではどうでしょう。
今なら自国での事件ではないので落ち着いて見ていられますが、マレーシア航空機消息不明はTPPに反対するマレーシアへの恐怖による制裁と思います。
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TPPに反対する理由 マレーシア情報
http://malaysia.smartcorp.co.jp/?p=7364
マレーシア不動産&ロングステイ研究
一部略
マレーシアにおけるTPPA(Trans Pacific Partnership Agreement)反対の論点は、かなり違うようです。例えば建設分野では「企業規模や技術力の劣るマレーシア企業が海外の大企業と競争するなんて、人間が巨人に挑むようなものだ」みたいに時期尚早と言った観点からの反対がある一方、「TPPAの中で提案されているISDS(Investor-to-State Dispute Settlement)が適用されると、国民の利益を守ろうとして採用した輸入制限に対して、外国企業がフリーアクセスをタテに訴訟を起こすことができる」ことから、TPPAが先進国による新たな植民地政策だと懸念する声もあるようです。
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オバマ大統領のアジア歴訪の訪問国は、時期的にはマレーシア航空機消息不明より1ヶ月半後になります。
時期の面からも「日本航空123便墜落事故とプラザ合意」に似ています。
しかも訪問先はTPPに抵抗を演じている日本と、反対しているマレーシアを含んでいます。
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オバマ大統領 4月にアジア4カ国を訪問
http://japanese.cri.cn/881/2014/02/13/162s217545.htm
中国国際放送局 2014-02-13
アメリカのホワイトハウスは12日「オバマ大統領は今年4月に日本、韓国、マレーシア、フィリピンのアジア4カ国を訪問する。目的はアメリカが外交、経済及び安全保障の分野でアジア太平洋地域の国と交流を強化すると言う約束の実現にある」と発表しました。
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アジアを歴訪するオバマ大統領の交流目的は経済を挙げていますが、腹の中はTPPです。
韓国はFTAで既に骨抜き、フィリピンはTPP未参加なので、オバマ大統領のTPPの標的はまさに日本とマレーシアです。
その点はアメリカの政府関係者にまで浸透しています。
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4月の日米首脳会談がカギ=TPP交渉、重要局面に―元USTR高官
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140220-00000146-jij-n_ame
時事通信 2月20日(木)
クリントン米政権下で通商代表部(USTR)の日本担当の首席交渉官を務めたアイラ・シャピロ氏は19日、東京都内で時事通信のインタビューに応じ、日米など12カ国が参加する環太平洋連携協定(TPP)交渉について、4月の日米首脳会談が妥結に向けた「最も重要なタイミングだ」と述べた。
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オバマ大統領のアジア歴訪の花道として、TPPの合意を位置づけようとしています。
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国力劣化をもたらす毒薬だ[田中康夫 にっぽん改国](日刊ゲンダイ2011/11/2)
http://asumaken.blog41.fc2.com/blog-entry-4159.html
「日々担々」資料ブログ 2011.11.02
一部略
TPPは羊の皮を被った狼。自由貿易でなく保護貿易。それもアメリカ一人勝ちの時代錯誤なブロック経済。日本にとっては貿易自由化協定ならぬ貿易阻害協定だと、繰り返し申し上げてきました。
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TPPは2月の閣僚会議持ち越しで頓挫した訳ではありません。パラリンピックと「聖寿」に気をとられている隙に内堀を埋めつつあります。
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TPP日米実務者協議 日本側「わずかながらも進展している」
http://headlines.yahoo.co.jp/videonews/fnn?a=20140313-00000675-fnn-int
フジテレビ系(FNN) 3月13日(木)12時59分配信
TPP(環太平洋経済連携協定)をめぐり、アメリカ・ワシントンで行われていた、日米の実務者レベルによる2日目の協議が終了し、日本側は「わずかながらも進展している」と評価した。
大江 博首席交渉官代理は「大きなブレークスルーがあったとは、とても言えないですけども、来る前と、全く1mmも、お互い動いていないのかというと、少しずつ進展は、わずかながらだけれども、なかったわけではない」と述べた。
2日間の日程で行われた協議では、両国の間で、こう着状態にある農産品と自動車分野の関税の取り扱いについて話し合われた。
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2月のTPP閣僚会議持ち越し。
3月のマレーシア航空機消息不明。
4月のオバマ大統領のアジア歴訪。
まさに1985年「日本航空123便墜落事故とプラザ合意」の流れを今度はマレーシアで再演していると思います。
TPPで日本の無条件全面降伏が4月のオバマ大統領訪日の条件になる、2月の閣僚会議持ち越し。
http://briliantblue.seesaa.net/article/391363688.html
TPP関連日米交渉に対する懸念 日本は関税合意だけを食い逃げされる(街の弁護士日記)
http://moriyama-law.cocolog-nifty.com/machiben/2014/01/post-0292.html
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