http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/687.html
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「いまだに自らの家に帰還する見通しが立っていない人々が多いことを思うと心が痛みます」と静かに語る天皇の前で、「被災地に足を運ぶたび、復興が一歩一歩前に進んでいることを実感します」(安倍晋三)と強弁する下衆な世襲政治屋。
http://kuronekonotango.cocolog-nifty.com/blog/2014/03/post-e4be.html
2014年3月12日 くろねこの短語
早朝のひと揺れには、久しぶりにドキッ! 余震活動が依然として活発で、いつ大地震が起きたって不思議ではない、なんて地震調査会の発表があっただけに、なんとも不気味な朝である。
・余震活動は依然活発=「防災の備えを」と調査委員長
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140311-00000146-jij-soci
で、昨日は東日本大震災三周年ということで、TV各局は特番で大童。どの局から流れる映像を観ても、被災地の現状というのはいまだに被害の爪痕も生々しく、市街地であったであろう地域も更地になったままで、まるで荒野です。レレレのシンゾーは、10日の記者会見で、「今や高台移転や災害公営住宅の建設は、その7割で事業をスタートしてます」ってほざいていたが、それが与太だってことはあの映像観れば一目瞭然です。口から出まかせも極まれりってところだが、文芸評論家の斎藤美奈子さんが新聞のコラムで「口先のコントロールができなくなっているのだろう」って書いていたのもむべなるかななのだ。
TVも勝手なもので、放射能に汚染されて、おそらく永久的に故郷に帰れないであろう地域の映像を垂れ流しながら、「福島から電気がきていたことを忘れてはいけない」なんてお涙ちょうだいのコメントしてたっけ。ちょいと待てだね。だったら都知事選で脱原発が大きな争点となろうとした時に、福祉はどうする、雇用はどうする、原発だけが争点じゃない、ってさんざん喚いて水差したのはどこのどいつだったっけね。ご都合主義もいい加減しろです。ようするに、TV局にとって、3.11は視聴率が取れる優秀なコンテンツ、それだけのことなんでしょう。
東日本大震災三周年追悼式典におけるレレレのシンゾーの挨拶も、クズみたいになもんでした。ここでも性懲りもなく、「被災地に足を運ぶたび、復興が一歩一歩前に進んでいることを実感します」だもんね。こんなたわけたこと、いまだに仮設住宅に住まざるを得ないひとたちに思いを馳せたら、とてもじゃないけど口には出せません。
原発事故に言及し、「いまだに自らの家に帰還する見通しが立っていない人々が多いことを思うと心が痛みます」という天皇の言葉に心が動かされるのは、シビアな現状認識がその底流にあるからなんだね。追悼式典の、これが唯一の慰めだなんて、いったい誰のための式典だったんだろうと、つくづく感じた3.11なのであった。
・東日本大震災三周年追悼式、天皇陛下のおことば
http://blogos.com/article/82125/
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