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町村派の婦人会分裂で騒然…水面下で始まった「安倍降ろし」
http://gendai.net/articles/view/news/148601
2014年3月11日 日刊ゲンダイ
財務省が推す谷垣法相も“反旗”
ポスト安倍を狙う/(C)日刊ゲンダイ
ウクライナ問題ではロシアと米国の間で股裂き状態の安倍首相。内政も問題山積で、来月の消費税増税で景気が悪化すれば、いつコケてもおかしくない。案の定、自民党内がザワザワし始めた。
「安倍総理の出身派閥である町村派(清和会)には、アッキーを中心とした婦人会があるのですが、最近、その会から町村元官房長官の夫人が抜けたのです。総裁選をにらんで、町村さんが“安倍切り”に動いたともっぱら。党内はこの話題で持ちきりです。町村派は完全に真っ二つになるかもしれません」(自民党関係者)
いよいよ安倍降ろしが始まるのか? ポスト安倍を狙っているのは町村だけではない。谷垣法相は5日、自身の勉強会「有隣会」の会合で、安倍が前のめりになっている解釈改憲による集団的自衛権の行使容認について「憲法解釈は安定性がなければならない。手順や段取りなどプロセスの議論を欠くことはできない」と疑義を呈した。
特定秘密保護法の時にはダンマリを決め込んでいたのに、珍しく、安倍に盾突いてみせたのだ。党内では「安倍路線に批判的な古賀(誠元幹事長)に言わされているんだろう」とみられているが、実は財務省も谷垣を後押ししている。
「谷垣さんは民主党政権時代、民自公の“3党合意”で消費税増税を決めた立役者です。答弁は安定しているし、財務相経験者で財政のこともよく分かっている。消費税10%へのアップをやめるなんてことを言い出す危険性もなく、手堅い政権運営が期待できます」(財務省幹部)
安倍が人気取りで来年の消費税10%を凍結しかねないことが心配なのだろうが、財務省には“麻生推し”のグループもあるという。
■麻生財務相も色気たっぷり
「麻生財務相は完全に主計局に乗っかっていて、法人税減税などで安倍首相と対立することもしばしば。あえて強く出ることで、『ポスト安倍はオレだ』と存在感を示す意味もあるのでしょう。麻生さんは最近、やけに党内の情報収集に力を入れています」(自民党中堅議員)
そこかしこで怪しい動きが始まったのは、来年9月の任期満了を待たずに総裁選があると見ているからなのか。政治評論家の有馬晴海氏が言う。
「自民党の中には、安倍首相の政権運営に不満を持っている人もいる。これまでは高い支持率を背景にした恐怖政治で、反対意見は言えない雰囲気でしたが、総裁任期ちょうど半分の1年半が経った今、外交は手詰まり、4月からの景気もどうなるか分からない。そんな中で、安倍首相は集団的自衛権を持ち出してきた。右傾化に嫌気がさしている党内勢力が文句を言いやすい状況になっています。何かの拍子に支持率が落ちれば、一気に安倍降ろしになる可能性があります」
それにしても、ポスト安倍が町村、谷垣、麻生じゃあ、どうしようもない。もっとマシなのはいないのか。
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