http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/590.html
Tweet |
小泉の乱 残党狩りも始まった!安倍総理「政敵無慈悲大粛清プラン」 vol.01
http://taishu.jp/politics_detail950.php
週刊大衆03月10日号
師匠を倒して安心したのか、またも「お友達内閣」に回帰。7月の内閣改造&党人事では反乱分子が全員抹殺される!?
「政治の師匠・小泉さんを叩きのめし、もはや、安倍首相に敵なし。今後はさらなる安定政権の確立に向け、不穏分子を一掃するようです」(全国紙政治部デスク)
2月9日、自民・公明が支援する舛添要一氏が東京都知事選で勝利し、「原発ゼロ」を掲げる小泉純一郎・元首相が擁立した細川護煕・元首相は惨敗した。
「実は安倍首相は、都知事選に際し、舛添・細川両氏を含めた、独自の世論調査を命じていた。そこで、舛添氏の完全優位が判明したので、党を裏切ったはずの彼を支援することを決めたんです。どうしても小泉さんには負けたくなかったので、自民独自候補の擁立を諦めた。これが功を奏したんです」(前同)
とはいえ、それでも安倍首相は焦りを隠せなかった。
この都知事選期間中、舛添候補を応援しない反乱分子には徹底した"踏み絵"を強要していた。
「党所属の国会議員380人に、舛添氏支援者名簿の提出を要求し、応じなかったのは約10人でした。この10人は今後、安倍政権で要職に就くことはまずない。注目は、"応援する大義はない"と親父に肩入れしてしまった小泉進次郎。安倍首相も可愛がっていただけに、進次郎には相当、激怒したようです」(自民党選挙対策関係者)
自民党の萩生田光一筆頭副幹事長は、「応じなかった議員にはペナルティーを検討している」と明かしているが、これは安倍首相の本気の意向だという。
「今回の"小泉の乱"に与(くみ)した議員は容赦なく潰し、"安倍内閣の運営に文句のあるヤツは誰でも消す"と脅しをかけたんです。なんせ、これから重要課題が目白押しの安倍政権。党内の不協和音は、国民の反発を買う案件ばかりですから」(通信社政治部記者)
政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏が語る。
「すでに総理官邸周辺からは内閣改造の声が聞こえてきます。集団的自衛権の解釈変更、憲法改正など"これからが第2ステージだ"と首相は息巻いている。そのためにも、内閣改造と党人事は重要で、気心知れた信頼できる人物をますます重用するでしょうね」
こうなると、安倍首相に容赦はない。
「実は、進次郎は昨年9月の内閣改造で入閣する案もあった。でも、総理としては支持率が落ちたときの"サプライズ人事"として取っておきたかったから、進次郎を復興担当政務官に起用するのみに留めました。いずれは彼を大臣にするつもりだったのに、都知事選で反旗を翻したことにより、入閣の目はほぼ消えた。次の人事では、政務官を外される可能性もあります」(自民党中堅議員)
こうまで冷徹に事を進めるのは、首相が"第2の小泉の乱"に脅えているからでもあるという。
「小泉元首相はまだ"原発ゼロ"を諦めておらず、むしろ、これからが本番。3月には志賀原発のある石川県知事選、11月には福島第一原発のある福島県知事選があり、独自候補を立てると予想されています。そのため、総理官邸サイドは早くも党内の抵抗勢力にも釘を刺している。脱原発の急先鋒の河野太郎氏などにも、菅義偉官房長官が"余計なことは言うな"と目を光らせていますよ」(前同)
もちろん、原発再稼動の問題だけではなく、4月からは、難題が山積みの安倍政権。
政治評論家の浅川博忠氏は、こう分析する。
「注目は、4〜6月期の企業決算が出る夏です。これが対前年比を割り込めば、消費増税の影響で、アベノミクスの効果がなかったことが判明する。それに対する成長戦略をしっかり打ち出せないと、内閣支持率も下がるし、党内不満分子の声も間違いなく大きくなる。今国会の会期は6月22日までの予定なので、7月には内閣改造と党人事に着手すると言われています」
2012年に総理に返り咲いたときは、第1次安倍政権で"お友達内閣"と批判された反省を活かし、党内オールスターで組閣。
だが、結局、重大局面を前にして、大粛清を敢行。仲良し政権に逆戻りするかというのだ。
「まず危ないのが、岸田文雄外務大臣です。安倍首相の所属していたタカ派の派閥・清和会と、岸田氏が所属するハト派の宏池会は水と油。初当選の同期とはいえ、重要な外交問題のポジションから外す公算が高い。同じ宏池会の林芳正農水大臣も更迭が囁かれています。国民的関心の高いTPP問題を抱えているうえに、政策通と名高い林氏は若手のシンパも多く、ポスト安倍を着々と狙ってますからね」(前同)
ゴリゴリの改憲論者・安倍首相にとって、保守本流の宏池会系はいつ敵に回るかわからず、早めに摘んでおきたい芽というわけだ。
◇
小泉の乱残党狩りも始まった!安倍理総「政敵無慈悲大粛清プラン」 vol.02
http://taishu.jp/politics_detail951.php
週刊大衆03月10日号
石破幹事長は無力の存在に!?
もちろん、党人事も首相にとっては懸案事項の一つ。
前記の知事選のほか、7月の滋賀県知事選、来春の統一地方選などの陣頭指揮を執る幹事長職は、政権運営に大きく関わる。
「現政権は完全な官邸主導型で、石破茂幹事長は名誉職状態。幹事長の専権事項であるはずの"カネ(選挙資金の差配など)"と"党人事権"を奪われていることからわかるように、信頼はゼロに等しい。次の内閣改造で石破氏を農水大臣に押し込め、さらに力を奪うつもりでしょう」(官邸関係者)
特に統一地方選は、安倍政権にとって"絶対に負けられない戦い"で、「現在70万人の自民党員を120万人にまで増やす計画です。党所属国会議員に、1人当たり1000人以上の党員を獲得するよう課しています。しかも、目標未達成議員には、目標に足りない党員数×2000円を支払わせるとの厳命を出したほどです」(前同)と、本気度が窺える。
さらに、これらの地方選挙を前に、内閣の重要ポジションを司る"影の大物"の処遇まで絡んできた。
「永田町では、菅官房長官が閣僚を外れるという情報が飛び交っていますね」と、官邸情報に詳しい政治ジャーナリストが語り、こう続ける。
「"闇将軍"とまで言われ、首相から絶大の信頼を得ていた菅氏ですが、首相の靖国神社参拝をにわかに否定し、"秘密保護法案のせいで内閣支持率が下落した"と大失言。対応能力に疑問符がつき始めました。新藤義孝総務相や古谷圭司国家公安委員長などの"お友達閣僚"たちも、菅氏のやり方に不満を抱いているようですから、官房長官の交代はあり得ます」
とはいえ、菅氏は、いまや閣内随一の策士。首相は適任人事を思案中という。
「地方選の陣頭指揮、党内のカネ分配など、表も裏も仕切る大変な"汚れ役幹事長"に転換させるのでは? 菅氏は次期首相を狙う野心もないようだし、幹事長に収まってくれれば一番都合がいいんです」(前同)
もはや、安倍政権の長期安定プランはできているようだが、こうした大粛清には不安の声も。
「かつての自民党は、いろんな考え方の議員がいて、絶妙なバランスで成り立っていた。権力闘争は激しかったですが、人材が豊富でした。しかし、安倍政権では権力闘争の中でライバルを封じ込めている。これでは人材が育たず、自民党にとって、よいことではありません」(前出・鈴木氏)
消費増税を控え、世論の動向も気になるところ。ただ、その"風よけ"が"お友達"でいいのかどうか――。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK162掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。