http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/582.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52064162.html
2014年03月09日 「ジャーナリスト同盟」通信
<9条は日本と人類の宝物>
日本敗戦の最大の価値は平和憲法を手にしたことである。極右の面々がいかなる口実、たとえば「日本弱体化政策」などとわめいても、多くの日本人は信じない。9条の戦争放棄は日本人と人類の宝である。日本人は声を大にして、これを訴えるのである。世界から信頼と尊敬を勝ち取ることができる。9条で恩恵を受けているのは自衛隊員とその家族らだ。自衛隊は救助隊員に衣替えすると、アジアの人たちも納得するだろう。集団的自衛権行使の被害者は、米軍の先兵にさせられる自衛隊員なのだから、現在は主権者として声を上げる必要があろう。
<戦争放棄>
9条は戦争を放棄している。自衛戦争などというまやかしは許されない。ロシアのプーチンは、目下、これを連発している。「自国民保護」という口実を用いている。戦前の日本と同じ口実である。もしも、強行すればロシアのウクライナへの侵略になる。
国際社会はこれを拒絶している。安倍首相は9条の意味する価値を発揮できる好機を手にしているが、オバマにせかせられても、そうしていない。安倍分身の谷内とかいう極右の元外交官をロシアに派遣したが、何よりも9条を教えてやればいい。21世紀を戦争放棄の世紀にするチャンスであろう。国家主義者には、この点が理解できない。
<話し合い・友好>
戦争放棄原則の下では、唯一の手段は話し合いで解決する。外交優先である。相手を武器弾薬で威嚇することは禁じられる。今のロシアの手口に大義はない。結局のところ、プーチンは振り上げたこぶしを降ろすしかない。その方法を話し合いで見つけるのである。
それは日本が問題にしている尖閣や竹島問題も同様である。
友好が国際関係を律する鉄則である。日頃の友好が、平和に生きようとする国際社会では何よりも最高の方法である。その点で、国家主義は最悪のもので、平和憲法が否定してことでもわかろう。国家主義者の政府は、これまで岸・中曽根と存在したが、国民がその開花を封じ込めた。安倍内閣は3度目の正直にかけているが、成功することはない。
その理由はアジア・国際社会がそれを容認しないからである。
<ウクライナ問題は解決>
ウクライナ問題がプーチンの期待するような形で終息することはない。国際社会の合意が必要なのだから。多少の時間が解決するだろう。
楽観的すぎるだろうか。もはやウクライナ暫定政権も、ロシア軍も暴走できないだろう。彼らの行動は、瞬時に世界に報じられるからだ。地球は小さくなってしまった。1国の暴走には常に国際社会からの抑制が働く。21世紀がまさにそうなのだ。
<戦争神社はいらない>
これを日本に当てはめると、安倍首相の靖国神社参拝の継続はない。出来ない。戦争神社参拝は、歴史の教訓を放棄することなのだから、ワシントンでさえもNOである。
すでにアジアと世界が、70年前の時代への回帰を許さない。したがって国家主義者の日本政府は、悔悛して辞めるか、辞めなければ外圧によって封じ込められるだろう。戦争放棄の原則は重い。これを放棄する日本国民はほとんどいない。
<神道過激派もいらない>
安倍家は国家神道の影響を極端に継承してきている、と分析可能である。土地柄・家系・人脈どれ一つとってみても国家神道を五体に引きずっている。靖国参拝実現のために2度目の政権についたことでも理解できる。
筆者がイスラム過激派をまねて神道過激派と称する理由である。祝詞とお祓いの儀式の何たることも理解できない現代人は多いだろう。これに国家・民族の運命をゆだねた大失敗を日本国民と世界の人々は知っている。
<死の商人が推進する集団的自衛権行使NO>
日本単独で軍国主義の復活はできない。それゆえに同盟国を悪用する。それが集団的自衛権の行使である。この一大憲法違反を、内閣で決める、と国粋主義者はわめいている。これに公明党大臣は「同意できる」と国会答弁しているが、米紙NYタイムズも反対している。
米産軍複合体・死の商人は賛成しているが、アジアはNOである。推進勢力は日本の死の商人も、である。財閥である。これは民意ではない。戦後70年である。いかに健忘症の日本人でも70年前の史実を忘却することはない。
内外の言論の力で安倍内閣の暴走を止めなければならない。
2014年3月9日10時55分記
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK162掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。