http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/525.html
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「渡辺氏が女性店長の手紙を公開 特攻や靖国と同様の「二重の外道性」を見る思いがする:山崎 雅弘氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13578.html
2014/3/8 晴耕雨読
https://twitter.com/mas__yamazaki
内田樹「会社経営の失敗はせいぜい倒産で済むが、国家の失政は国土を失い、国民が死ぬことさえある。その違いを理解していないのだと思う。そのような『楽観的』政権運営を可能にしているのは国民的規模での反知性主義の広がりがある」(内田樹の研究室)http://bit.ly/1doyHH9
首相批判の米紙に抗議 菅長官「著しい誤認」(産経)http://on-msn.com/NStH40
NYTは別に間違ったことは書いていないと思う。
「『あれは百田氏の個人的な意見で首相は関係ありません』などという、相手を小馬鹿にするような屁理屈は我々には通用しないよ」と通告されている。
カレル・ヴァン・ウォルフレン『日本/権力構造の謎』(1990)を初めて読んだ時、何度も「目から鱗が落ちる」思いだった。
知らなかった事実を知る以前に「(この国では)……ということになっている」という、カミソリで表層を剥いで深層を見せる手法に感銘を受けた。
「本音と建前」とは少し違う。
「あれは彼/彼女の個人的意見ですから」という弁明は、典型的な「……ということになっている」という「形式尊重のお約束」であり、国内の新聞やテレビの記者は習慣的にそれに順応してしまう。
子供の頃から「形式尊重のお約束」を尊重するよう教育を受け、学習力の高い「秀才」ほど、その能力が高い。
一方、欧米のメディアは「実体や実像」を報じることに熱意を注いでおり、南京虐殺を否定した百田氏を「内閣同意人事で自分が任命したNHK経営委員から罷免しない」「親友の彼を今もプレーンの一人として身近に置いている」という首相の「反応」を見て、百田氏が首相の代弁者であると結論づけている。
日本の組織では「ということになっている」という「形式尊重のお約束」を守らず、勝手に一線を越えて踏み込む人間は評価されず、冷遇される傾向が高いように思える。
だがジャーナリズムの世界では、そんな順応的態度は職務怠慢を意味する。
表現の自由ランキング低下は記者の責任でもあるかもしれない。
海外でロシア政府の声を代弁することで知られるテレビ局「ロシア・トゥデイ(RT)」番組の最後でキャスターが異例の政府批判(TBS)http://bit.ly/1ibiDgh
「ここで働いているからといって、編集権の独立がないわけではありません。私はいかなる国の主権への介入にも強く反対します。ロシアがやったことは間違いです。軍事介入は決して解決にはなりません」
「私たちに今できることは、平和的な解決を願い、大国間の本格的な冷戦を防ぐことです。その時まで私は真実を伝えます。お休みなさい。また明日…」
彼女の名はアビー・マーティン。
『ロシア・トゥデイ』はロシア政府の資金で運営され、世界100か国以上で放送されている外国語チャンネルで、プーチン政権寄りの放送をすることで知られている。
自分の専門的職務への誠実さという面で、彼女の行動に「プロフェッショナリズム」を感じ、尊敬する。
発言の模様を収めたインターネット上の映像は20時間余りで80万回以上再生され「真のジャーナリストだ」などと称賛するコメントが多数付けられている。
英BBC放送によると、RTはマーティン氏の見解を尊重し、懲戒処分は行わないとしている(日経)http://s.nikkei.com/1kX8i4T
「ワタミで成長させていただいて感謝」渡辺氏が女性店長の手紙を公開(J-Cast)http://bit.ly/1fZkC3V
「彼女は今、幸せだと言っています」と社員の声を盾に、渡辺氏はこう問いかける。
「企業イメージを叩いて彼女や彼女の両親を悲しませることは悪ではないのですか?」
指導部の組織運営が「非人道的だ」と批判された時「我々を攻撃するのは、わが組織で頑張っている人間を攻撃することだ」という詭弁で、批判から指導部を守る「盾」として、その非人道的な組織運営に従う人間や最後まで従った人間を利用している。
特攻や靖国と同様の「二重の外道性」を見る思いがする。
- ロシア政府系TVのキャスターが辞職、ウクライナ報道に抗議 あっしら 2014/3/08 03:51:56
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