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2014/03/04 12:09
菅官房長官は、先般、従軍慰安婦問題について謝罪を表明した河野談話について、「検証」することを明言しました。
しかし、本来的にこの河野談話の「検証」など全く必要のなかったものです。
石原信雄元官房副長官の国会での証言(慰安婦の供述の裏付けを取らなかった、談話内容を事前に韓国側と擦り合わせた)によっても、全く「検証」の必要性があろうはずがありません。
「安倍政権が河野談話の検証だって? 見直しを目的とした「検証」など全く必要なし!」
http://inotoru.blog.fc2.com/blog-entry-997.html
菅官房長官の「検証」発言に小躍りしたのが産経新聞、維新の会などの保守・反動層、そしてネットウヨクたちです。
当然、彼らの頭の中にあるのは、「検証」ではなく「見直し」です。
「検証」とは名ばかりの「見直し」のための通過する儀式だと思っているのです。
さて、その菅官房長官は、「検証」は見直しに直結しないと言い出し始めました。
「河野談話の検証、見直しに直結せず…菅官房長官」(読売2014年3月3日)
http://www.yomiuri.co.jp/politics/news/20140303-OYT1T01018.htm?from=main2
「検証」などと聞けば、右翼勢力はさておき、中国、韓国でなくても、誰もが「見直し」を連想するのは当然です。
だからこそ「検証」に対して批判の声が大きくなるのですが、菅官房長官はいよいよ「菅氏は、「政府の基本的立場は河野談話を継承することだ」と明言。」と発言してしまいました。
これで「見直し」もあり得るなどと言ってしまったら、中韓のみならず欧米からの信用も失墜しますから、菅官房長官の発言は当然といえば当然なのですが、「検証」の結果、「見直し」など必要なく、河野談話を継承するということになれば、右翼勢力にとっては大打撃になることでしょう。
安倍右翼政権からの離反が予想されますが、それ故に菅氏は板挟み状態に陥ったということです。
もっとも安倍総理自身は板挟みとは考えていないでしょう。
根っからの見直し論者ですから。口は承継するなどと言いながらも本心は河野談話も村山談話も否定したくて仕方がないのは誰の目からみてもよくわかります。
安倍総理であれば「検証」の結果、「見直し」などと言い出しかねません。もっとも、その後はいつも通り、「撤回」をさせられるでしょうけれど。
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