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三一節:朴大統領、村山・河野談話の継承求める[朝鮮日報]
朴大統領の三一節記念式典式辞
「南北が小さな約束から守り、統一の階段を一つずつ踏んでいくことに期待」
断固とした対日メッセージ
「過去の歴史を否定すれば、自ら孤立を招く」
国連で慰安婦について問題提起する方針
朴槿恵(パク・クネ)大統領は1日、就任後2回目となる三一節(独立運動記念日)記念式典の式辞で「私は経済的な礎(いしずえ)を固め、先進的な韓国を築いていく上で、韓半島(朝鮮半島)の平和と統一の基盤を構築することが何よりも重要だと考える。平和と協力の新たな時代に向かう要所において、北朝鮮が核を放棄し、南北の共同発展や平和の道を選択することを追求する」と述べた。一方、日本に対しては「歴史を直視しなければ窮地に陥り、自ら孤立を招くだけだ」と警告した。
■北朝鮮には離散家族再会行事の定例化を提案
朴大統領は「私は大統領直属の『統一準備委員会』を設置し、平和統一に向けた準備を始めたい。先日行われた離散家族再会行事は、分断の苦痛を全国民があらためて実感する場だった。一日でも早く、離散による恨(ハン=晴らせない無念の思い)を解くため、離散家族再会行事を定例化することを、北朝鮮当局に提案する。今後、南北が小さな約束から守り、信頼を築き上げ、統一の階段を一つずつ踏んでいくことを期待する」と述べた。
その上で「一つになった民族、統一された韓半島は、民族の独立と自尊を叫んだ3・1運動の精神を完成させるものだ。統一された韓半島は、ユーラシアと北東アジアを連結する『平和の心臓』になり得るものであり、北東アジア諸国もまた、平和裏に統一された韓半島で新たな発展の機会を得ることになるだろう」と主張した。
■村山・河野談話に直接言及
一方、朴大統領の日本に対するメッセージは「断固としながらも品位のあるものに」という側近たちのアドバイスを受け、感情をあらわにする単語を用いず、真剣に歴史を直視するよう説得する表現を用いた。
朴大統領は「過去のつらい歴史があるにもかかわらず、(韓日)両国が(協力)関係を進展させてこられたのは、平和憲法に基づき、周辺国と善隣友好関係を構築し、村山談話や河野談話を通じて植民地支配や侵略を反省しつつ、未来に進もうとした歴史認識があったためだ」と述べた。村山談話や河野談話の継承を求めたというわけだ。また「悔しさと悲痛さの中で一生を送ってきた、今や55人しか残っていない旧日本軍の元慰安婦たちの傷は当然癒されるべきだ」と訴えた。
その上で「歴史の真実は生きている方々の証言だ。生きている(方々の)証言や、証人の声を聞こうとせず、政治的な利害だけのためにそれを認めようとしないなら、自ら孤立を招くだけだ」と主張した。
■国連で慰安婦について問題提起する方針
朴大統領の三一節記念式典での発言に合わせるかのように、外交部(省に相当)は3日から、スイス・ジュネーブで行われる国連人権理事会に、シン・ドンイク多国間外交調整官を首席代表とする代表団を派遣し、旧日本軍の慰安婦に関する人権問題などについて、あらためて問題提起する方針だ。当初、尹炳世(ユン・ビョンセ)外交部長官が出席する案が検討されたが、米国が韓日関係の改善を求めている点などを考慮し、例年と同じように多国間外交調整官を派遣することとした。
一方、中国メディアも朴大統領の三一節記念式典での発言を重点的に報じた。中国外務省は、日本の菅義偉官房長官が、河野談話の土台となった元慰安婦の証言を再検証するグループを設置すると表明した先月28日、すでに秦剛報道官の名で「慰安婦の強制動員は、第2次大戦中、日本の軍国主義が引き起こした重大な反人道的犯罪だ」とコメントしている。
金真明(キム・ジンミョン)記者
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版
http://www.chosunonline.com/site/data/html_dir/2014/03/03/2014030300582.html
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