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「集団的自衛権の憲法解釈で「閣議決定」で180度変更することは、憲法凍結に等しいこと:保坂展人氏」
http://sun.ap.teacup.com/souun/13536.html
2014/3/3 晴耕雨読
https://twitter.com/hosakanobuto
「集団的自衛権行使が出来る」と内閣が憲法判断が出来るいうのが安倍総理で、「最高の責任者は私です」と安倍総理は国会で答弁した。
「集団的自衛権を行使することは憲法上出来ない」との内閣法制局見解を病床から復帰した小松長官で変更しようとしている。
テレ朝で「そもそも総研」が取り上げている。
「集団的自衛権の行使」とは、簡単な問題ではない。
ベトナム戦争で韓国軍は、集団的自衛権行使で参戦、数万人の死者を出した。
イラク戦争でも、集団的自衛権行使が可能なら、自衛隊が当初から戦争参加することを求められる可能性があった。
憲法上の制約があったから「サマワの復興支援」に止まった。
50年前のベトナムで、米艦船が攻撃を受けたという「トンキン湾」事件が、アメリカがベトナム戦争に軍事介入の契機になった。
後に、アメリカのジャーナリズムの検証報道で自作自演であると指摘された。
戦争は見切り発車したが「イラクの大量破壊兵器」は存在しなかったことは、よく知られている。
阪田雅裕元内閣法制局長官は、「憲法解釈変更によって何でも出来るようになる。憲法9条があっても、戦争に参加することになる」と証言。
だから、憲法を変えずに解釈変更すると、国民にも覚悟がいることになる。
戦争に出かけることになって、「こんなはずじゃなかったと後から言っても遅い」。
テレ朝「そもそも総研」は、NHKが放送で掘り下げなくなっている「集団的自衛権の行使」について、第一次政権の官邸周辺にいた柳澤協二内閣官房副長官補 は、「つまりしたいってことですね」と指摘。
アメリカの艦船が攻撃を受けた時にという事態なら個別的自衛権の範囲で出来ますよとも言ってきた。
ワイマール憲法下のドイツで、ナチス・ヒトラーが政権を掌握すると、対立政党を非合法化し、全権委任法で「何でもあり」状態を実現、侵略と虐殺の「第三帝国」構築へと突っ走る。
集団的自衛権の憲法解釈で「閣議決定」で180度変更することは、憲法凍結に等しいことだということを強く感じる。
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