先進工業国は、排ガスをゼロにする車の実用化の目標を、2020年前後に設定しています。そして第二次産業革命を2040までに水素発電＆電磁波起電力に移行させたいとしています。(Ｇ20)　そのため、CO2を発生させる動力は一掃され、乗用車はエンジンレスとなる。

先進工業国は、排ガスゼロにする「水素発電と電磁波起電力」の原理の解明に苦労しましたが，日本で本命の燃料電池やコンデンサー電子半導体電池などに成功しています。

ところが2006年に、経団連会長兼トヨタ会長だった奥田碩が、エンジン生産は広い裾野の上にそびえている技術だから、エンジンレスの車は採用できないと、正直に発言しているように、既存のエンジンの排ガス減少をハイブリッドに固執し，実用化は遅延されたのです。

「新発明が既存の既得権やシステムを否定する時、新発見は握りつぶされる」という寓話は、資本主義のの欠点だけを糾弾する人間の幻覚だと思われてきた。しかし、2013年にホンダ・トヨタ・パナソニックなどの大手が燃料電池に成功しました。第二次産業革命がスタートしたのです。2040年の第二次産業革命を発生させる革命的テクノロジーの発明は、肥大化した企業によって拒絶され遅延される。その結果として、肥大化した企業の凋落を加速させ、産業の旗手が交代するのを、人類は体現することができると予告できる。第二次産業革命は原発ベースで遅延させるか，10年前倒しして素晴らしい世の中を満喫するか，今その分岐点なのです。

「ＣＯ２を発生させない動力」への転換革命(第二次産業革命)です。すでに実用化されていますが、大企業は既得権益（設備・技術）を失うため、国家から補助金をもらいながら、ゆっくりと進行させたいと考え抵抗しています。そしてマスコミを総動員して抵抗しています。

先進工業国の基幹産業は、自動車とエレクトロニクスと住宅です。この基幹産業の好不調が、約３年半ごとの景気の上昇下降を決定しています。だから、三大基幹産業の製造は上昇すると、全産業に第二次産業革命は拡大し、景気は上昇します。

すると、企業レベルの世界信用恐慌は、三年に短縮し脱出することができます。通貨の危機・新興国の不安定も解消します。ところが大企業の抵抗が脱出を遅らせます。しかし日本は燃料電池に成功したので，世界に先駆けてＣＯ２の低排出で世界をリードすることができるのです。

10年前倒しすると20年もすれば家庭も工場も乗り物も、電子電池電源で動く時代になるので、都市も農業も漁業も本当にかわり、人類は第二次産業革命を謳歌することになる。この10年は科学の常識を変えるのに10年かかるからです。もし政府がやると決めたなら10年で人類は第二次産業革命を謳歌することになる。そしてコンデンサー電子半導体電池は、農業・電子機器から家庭と工業電力、そして、車は飛ぶこともビルを昇り降り，建設機械・電車・船・自動車・飛行機・ロケット噴射にも使われ普及するために、第二次産業革命の中心になる。