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2014年02月28日 「ジャーナリスト同盟」通信
<財閥・三菱が牛耳る日中友好会館>
世の中は狭いようで広い。知らないことだらけだ。「まさか」というようなことが、公然とまかり通っている。その一つが日中友好会館人事である。事情通に指摘されて、目下、あきれて開いた口がふさがらないのだ。小さな利権を手離さない三菱財閥の横暴な人事に、関係者はずっと頭を痛めているらしい。三菱と岸・安倍家の関係は戦前からである。いまも安倍の実兄は三菱で働き、安倍内閣が誕生すると、安倍は内閣の外交権を乱用してトルコに三菱の原子炉を売り込んでしまった。福島の原発では、現在ももうもうと煙が立ち込め、汚染水が垂れ流され、廃炉の見通しも立っていない。いわんや核のゴミ処理の目途は永遠に不可能だ。それでいて三菱の危険なビジネスにのめり込んでいる日本政府である。安倍を支える三菱がまともな企業であれば、安倍の中国対決政策に反対するだろうが、それは夢のような話しなのだ。
<北京では強制連行で訴えられている財閥>
元自民党ベテラン秘書は、同じく原発メーカーの三井傘下の東芝を「ブラック企業」と断罪している。確かに、三菱を含めて財閥の犯罪が捜査の対象になることはない。彼は「水増し請求を政府にして、それが発覚しても制裁を課すことはしない。財閥はやりたい放題。法治が機能しない。政治献金は全て裏金。検察は最初から手を出さない」と真相を明かしてくれた。こんな民主主義国も異様そのものであろう。
そんな財閥が、北京の裁判所に初めて訴えられた。強制連行の罪である。究極の人権侵害だ。侵略戦争の元凶が、遂に安倍内閣の暴走外交によって裁かれることになる。これはナチス裁判よりも注目を集めることになる。公正な審判を期待したい。
問題は戦後70年を経ても、こうしたことが1行たりとも国民に明かされていない日本ということであろう。議会も言論も無責任の極みといっていい。
<安倍の対決外交に無力・無能の日中友好団体>
日本国内の日中友好を願う市民、平和を欲する民衆の不満は、安倍外交に対して友好団体が全く行動を起こしていない点にある。何のための友好団体なのか。単なる名誉・利権団体に過ぎないのか、という怒りである。
筆者の知る友好団体というと、日中友好議員連盟や日中友好協会などだが、現在はその存在価値を失ってしまっている。右翼を恐れているのだろうが、それにしても不甲斐ない。泉下の宇都宮徳馬や後藤田正晴らは「何を寝ぼけているのか」と怒り狂っているだろう。
安倍は正真正銘の国家主義者・国粋主義者である。改憲軍拡に向けた安倍政治路線を見れば、誰でもわかる。アメリカの連邦議会調査局の指摘を待つまでもない。いかに財閥が支援したといえども、自民党員や議会は反撃して安倍内閣を阻止すべき責任があった。
戦後の国家主義者の政権というと、岸信介・中曽根康弘と今の安倍の3人である。昨日は運動をしながら国会での安倍の様子を見てしまった。疲れ切っていた。その様子は痛々しいものだった。その瞬間、席を立って便所に駆け込んだ。NHKはこの場面を撮影しないことになっているらしいが、昨日は違った。NHKの極右会長に対する現場の抵抗かもしれない。
<小さな利権にしがみつく三菱>
話を元に戻すと、日中友好団体の中でも小さな利権が眠る日中友好会館に関与し続ける三菱の狙いは何だろうか。事情通も首をかしげている。
「満州国皇帝の時代、留学生会館として誕生、当時は善隣学生会館と呼んでいた。それが敗戦で、土地の所有権はどこか、でいつも理事会はもめていた。王コウ賢参事官の時、大平首相と華国鋒主席の意向で、所有権問題は棚上げして、一番大事なことに使用しよう、ということになった。結局、留学生のための後楽寮として実現した」との経緯があったようだ。
王コウ賢というと、周恩来の通訳として有名だ。筆者も北京での会議の席上、声を掛けられて驚いたことがある。一度、中日友好協会で会見、それを記事にしたものだ。彼女の日本語は日本人と変わらない。
<三菱銀行から三菱商事へ>
安倍・国家主義を支援する三菱が君臨する日中友好会館?この謎は素人には解けそうもない。
「理事長はずっと三菱銀行が抑えていた。今は三菱商事だ」という。「三菱が理事長ポストを手離そうとしない。カネの力で理事会を掌握している。しかし、何のためか」と周辺は首をかしげている。議会でも問題になっていない。というよりも、外には秘事扱いというのだ。
<中国は困惑>
外から眺めると、さしずめ「コップの中の争い」のようだが、財閥がこれに深く介在してポストを手離さない、ということだと、何かある、と勘ぐるのがまともだろう。
「中国は困惑している」というのだ。「独裁は困る」と悲鳴を上げている。この組織は「財団法人」。運営は多数決とされ、三菱はその資金・組織力で委任状をかき集めて、暴走人事を続けているという。
<留学生を操作・秘密工作人?>
筆者は次のような分析が可能だとみたい。相手は中国人留学生だ。中国のエリートの卵たちだ。彼ら彼女らとの結びつきを強化させることによる利益は大きい。違うだろうか。
留学生は、勉学中のあれこれの便宜に恩義を感じることになる。ワシントンでもやっていることだが、留学生をCIAの支援者にして日本に戻すことに熱心と聞く。同じことを三菱が?そこに外務省も関与している?うがちすぎだろうか。
三菱は中国への原発売り込みにも、元留学生人脈を悪用しているのであろうか?
財閥の野望は尽きない。政界・官界を抑えているだけではない。海外人脈、とりわけ中国人脈はおいしい。何かあるだろう。次なる情報提供に期待したい。
これの初公開は外務省にも衝撃を与えると言うのだが。
2014年2月28日8時00分記
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