http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/207.html
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2月27日 裁判長も"森側が主張する事実摘示の主張は失当"と認める(森ゆうこ訴訟第3回口頭弁論)
http://civilopinions.main.jp/2014/02/2273.html
2014年2月27日 一市民が斬る!! [Civil Opinions Blog]
<2月25日、第3回口頭弁論開かれる>
1月8日志岐側が被告準備書面(2)http://civilopinions.main.jp/items/%E8%A2%AB%E5%91%8A%E6%BA%96%E5%82%99%E6%9B%B8%E9%9D%A2%EF%BC%88%EF%BC%92%EF%BC%89.pdfと
証拠資料(乙号証一覧)http://civilopinions.main.jp/2014/01/129.htmlを提出し、1月14日第2回口頭弁論が開かれた。
2月24日午後、森側代理人小倉秀夫弁護士から準備書面が志岐側代理人山下幸夫弁護士にファックスにて届いた。
そして、2月25日、東京地裁526号法廷にて第3回口頭弁論が開かれた。
口頭弁論での裁判官と弁護人のやりとりを記憶をたどり以下に記す。
<裁判長が、"森側が主張する事実摘示の主張が失当であること"を認めた発言>
冒頭、裁判長が原告側弁護士に対し、原告の主張に対し以下の指摘をした。
「別々の日に作成したブログから特定の表現を抜出し、それをまとめた主張は事実摘示とはいえない。そもそもブログは一個一個独立しているもの。原告の主張の根拠は?」
これに対し小倉弁護士は
「近接したブログであり、被告のブログはテーマ性が強く、一つのテーマに集中しているから」などと抗弁。
これに対し裁判長は
「近接しているといっても、書いた時期が違えば考えも変わる。ブログを書いているときに、先のブログのことを考えて書くことはしない」とたしなめる。
小倉弁護士は
「過去の裁判でそのようなことが認められた」などと苦しい抗弁をした。
志岐側は"別ブログから特定の表現を抜出し新たな主張を作りあげその主張を事実摘示とする主張は失当"と被告準備書面で主張していた。裁判長は、被告主張に対する反論である今回の森側準備書面を読んだうえで、森側主張を退けた。即ち志岐側の主張が正当であるとの見解を出した。
<裁判長「ブログに書かれたことで要求するような損害があるのですか?」>
小倉弁護士は
「分かってもらえると思いますが、分かってもらえないようでしたら改めてそのことを次回提出します」
<裁判長は原告に対し、「判決までやりますか?」「どのような決着を望みますか」と問う>
小倉弁護士
「デタラメなことをブログに書いたのだから謝ってもらわなければ困る」
・山下弁護士
「こちらは和解するつもりはありません」
<山下弁護士「場合によっては、小沢一郎氏と彼の主任弁護士に対し証人調べを求める」と表明>
裁判長が「これから双方どのようなことを主張するか」と問う。
・小倉弁護士は
「]氏の陳述書を提出しようと考えている」
・山下弁護士は
「場合によっては、小沢一郎氏と彼の主任弁護士に対し証人調べを求める」
(検察作成の捏造捜査報告書がどのルートから流出したかを確認するため)
「今回提出された原告準備書面に反論する」
<次回口頭弁論予定>
4月18日(金) 10:00 〜 530号法廷
関連記事
森ゆうこVS志岐武彦の裁判 訴状に匿名「X氏」で登場する人物がキーパーソンに
http://www.kokusyo.jp/?p=5233
2014年02月27日 MEDIA KOKUSYO
この裁判で最も重要な解明点のひとつに、検察が作成した小沢事件の捏造報告書を、だれロシアのサーバーを使い、発信元を隠して、歌手で検察の「闇」を告発してきた八木啓代氏に流したのかという点である。この謎の中心にいるのがエンジニアで情報通のX氏という人物である。訴状にも実名を隠し、「X氏」で登場する。
とはいえ、いきなりX氏について述べても、初めてこの記事を読む読者には、事件の全体像が読み取れないはずだ。順を追って説明しよう。そもそもX氏とは何者で、どのような理由で、裁判のキーパーソンとして浮上したのだろうか?
◇すべては小沢起訴から始まった
事件の発端は、小沢一郎氏が2010年に東京第5検察審査会(以下、第5検審)の議決で起訴され、最終的には無罪になった件である。メディアでも大きく報道され、喜びを露呈した小沢氏の映像はわれわれの記憶に新しい。冒頭の画像は、小沢弁護団による会見である。
ところが第5検審の起訴議決には、当初から不可解な点があった。起訴議決を行った日が、小沢氏が立候補していた民主党代表選の投票日と重複したのだ。故意なのか、偶然なのか、いずれにしても不自然さを払拭できない。そのために、何者かが「小沢排除」をたくらみ、なんらかの裏工作を行ったのではないか、という噂が広がったのだ。特に小沢氏の支持者の間で、第5検審に対する漠然とした不信感が広がった。
ちなみに検察審査会は、「検察」という名前を付しているが、検察の組織ではなく、文字通り「検察」を「審査」する最高裁事務総局の機関である。
従って小沢氏の支援者らが抱いた不信感は、最高裁事務総局に向けられたものだった。
◇最強の調査チームが暴いた最高裁の「闇」
こうした状況の中で、最高裁事務総局の闇、具体的には第5検審による小沢起訴の舞台裏をさぐる動きが生まれた。その先頭に立ったのが、森ゆうこ参議院議員と志岐武彦氏だった。この2人に市民オンブズマンいばらきの石川克子事務局長が加わった。
結論を先に言えば、3人は綿密な調査と、チームワークより、第5検審についての恐るべき事実を次々と浮かび上がらせていく。その辣腕ぶりは、ジャーナリストの比ではなかった。森氏は、情報公開制度で石川氏らが入手した資料を使い、国会で最高裁事務総局の責任を追及した。
3人の調査により浮上した重大疑惑は、第5検審はもともと架空の審査会だったのではないか、という驚くべきものだった。架空の審査会で、最高裁事務総局が小沢起訴を「議決」したのではないか、という疑惑が浮上したのだ。
その根拠として、志岐氏と石川氏は、次にリンクする8つの根拠を示している。
■“小沢検察審査会“架空議決8つの根拠 証拠資料
http://civilopinions.main.jp/items/%E2%80%9C%E5%B0%8F%E6%B2%A2%E6%A4%9C%E5%AF%9F%E5%AF%A9%E6%9F%BB%E4%BC%9A%E2%80%9D%E6%9E%B6%E7%A9%BA%E8%AD%B0%E6%B1%BA%EF%BC%98%E3%81%A4%E3%81%AE%E6%A0%B9%E6%8B%A03.pdf
◇ 日本の権力構造にかかわる大問題
かりに最高裁が検察審査会を舞台として、偽りの起訴「議決」を行い、「狙い撃ち」にする人物を法廷に立たせ、みずから被告に有罪判決を確定する策略が水面下で行われたとすれば、日本の戦後民主主義そのものもが仮面に過ぎなかったことになる。軍事政権の国とあまり変わらないという評価にもなりかねない。それゆえに、森、志岐、石川の3氏による調査は、日本の権力構造の一側面を暴いたに等しい価値があるのだ。
ジャーナリズムのテーマとしても超一級である。
が、その後、3人は方針の対立を露わにする。そしてネット上での応戦が始まり、森氏が志岐氏のブログにより名誉を毀損されたとして提訴する事態に発展したのである。
決別の発端となったのは、次の言及する「ある事件」である。
◇誰が捏造報告書を流失させたのか?
「ある事件」とは、『週刊朝日』(2012年5月4日、11日合併号)によるスクープである。同誌は、検察が「小沢は黒」と印象づける捏造報告書を第5検審に送っていたことをスクープしたのだ。これにより検察=悪の世論が広がる。それから数日後、東京地裁は、小沢氏に無罪の判決を下す。
さらに捏造報告書はロシアのサーバーを通じて、検察批判の先鋒に立つ歌手の八木啓代氏に送付された。八木氏はこれをネットで公開。その後、森氏と一緒に「司法改革を実現する国民会議」を立ち上げる。
こうした一連の動きが志岐氏の不信感をかったのである。舞台裏の巨大な力で、最高裁事務総局の第5検審にまつわる謀略が隠蔽され、それに代わって第5検審に捏造報告書を送った検察の「悪」がクローズアップされ、世論もこれに踊らされ始めたと感じたのである。森氏が、最高裁の追及から逃げたとも感じ、その思いがプログに反映された。
一方、森氏としては、志岐氏のブログが事実無根に感じられたのである。それゆえに提訴に踏み切ったのである。
志岐氏は、小沢氏が無罪になったことはよかったが、それとは別に第5検審の疑惑解明は続ける決意のようだ。
改めていうまでもなく、検察の謀略をPRするためには、検察追及の第一人者である八木氏のサイトはもってつけだった。何者かが、発信元を隠して意図的に八木氏に捏造報告書を送付したとすれば、検察の謀略をPRするのが目的だった可能性が高い。
このあたりの経緯を裁判で正確に検証するためには、誰が何の目的で捏造報告書を八木氏に流したのかを調査しなければならない。その疑惑がかかっているのが、X氏という人物なのだ。森側の弁護士は、4月にX氏の陳述書を提出するという。
一方、志岐側の弁護士は、捏造報告書がたどった経路を調べるために、小沢一郎氏と、彼の主任弁護人の証人調べを申請する構えをみせている。
裁判の行方に注目したい。
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