http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/174.html
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安倍首相(右)は26日午前、東京都の舛添要一知事と官邸で会談、2020年東京五輪の成功に向けて連携を強化する方針を確認した
http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140226/plt1402261535001-n1.htm
2014.02.26
安倍晋三首相が通常国会閉会後の今年夏に内閣改造を行う−との報道が相次いでいる。内閣発足から1年半を過ぎたあたりで、人心一新を図ろうというものだが、なぜ、この時期に改造論が浮上したのか。自民党内には、政府・与党の気の緩みを引き締め、党内批判を封じ込めるための牽制球という見方もある。
「そうしたことを考える余力は全くない」
菅義偉官房長官は25日の記者会見で「夏に内閣改造」とする一部報道を打ち消した。
だが、複数の政府関係者が今年夏の改造の可能性に言及している。安倍首相が昨年9月、内閣改造・党役員人事を見送った際の「2014年の通常国会が終わったら人事」という既定路線を踏襲した形だ。
自民党には3年3カ月の野党暮らしで入閣適齢期とされる衆院当選5回以上の議員のうち、入閣未経験者が40人以上もいる。また、4月の消費税増税で予想される内閣支持率の低下を、改造で挽回するとの思惑も絡む。
問題は、改造情報が浮上したのが、なぜ今なのか、という点だ。
政治評論家の浅川博忠氏は「14年度予算案は週内にも衆院を通過する見通しで、今後、党内の不満分子が安倍首相に対する批判を強めかねない。ポストという“ニンジン”をぶら下げて、これを未然に防ぎ、(失言が目立ち始めた)政府・与党内の気の緩みを締め直す意図があるのではないか」と話す。
党内には安倍首相が目指す集団的自衛権の行使容認を疑問視する声が出始めたほか、衛藤晟一首相補佐官が首相の靖国神社参拝をめぐって米国に「失望」を表明したことも批判を受けた。
今回の改造情報は、政府と党の不安要因を同時に押さえ込む“妙手”となるのか。
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