http://www.asyura2.com/14/senkyo162/msg/115.html
Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/itagaki-eiken/e/c7c544a3d37d199adece8427f611fd37
2014年02月25日 板垣 英憲(いたがき えいけん)「マスコミに出ない政治経済の裏話」
◆小沢一郎代表が、ようやく本格的に「蠢動」を開始している。2016年7月の衆参同日(ダブル)選挙での「政権交代⇒小沢一郎政権樹立」を大目標にして、安倍晋三首相による「1党多弱」の政治情勢を打破する運動の全国展開に立ち上がっているのだ。その具体的な最近の動きを整理しておこう。
小沢一郎代表は、「政界再編」に向けて、「多弱」の野党各党に手を伸ばし始めている。1月18日の「結いの党」の結党大会にも出席した際、江田憲司代表に「生活の党を解党して合流してもいい」とやんわりと打診したという。もちろん、「結いの党」は、その党名の通り、「多党との連携」に意欲的である。だが、結党したばかりなので、「多党との連携」を本格始動させるには、まだ態勢が整っていない。「これからの話」である。小沢一郎代表は、そのことを百も承知で、江田憲司代表に逸早くツバをつけて、「先物買い」しているのだ。要するに「小さく生んで、大きく育てる」構えである。
◆小沢一郎代表は2月3日の記者会見で、安倍晋三首相が施政方針演説での「責任野党とは政策協議を行っていく」と発言したことに対して、「自民党が大きな数を得て、なおかつ野党が与党と一緒にネゴ(交渉)するという発想は、大政翼賛会的なイメージを抱いているのかなと疑念を持つくらいおかしな話だ」と厳しく批判した。
こうした疑問をベースに小沢一郎代表は2月22日、「特定秘密保護法を成立させたのは国会の自殺行為だ」として、高知市の自由民権記念館で「違憲国会の葬式」と題する集会を開き、高知県出身の元国会議員ら約150人が参加した。
共同通信デジタルが2月22日午後7時38分、「小沢氏ら『国会の葬式』集会開く 秘密保護法成立に抗議」という見出しをつけて、以下のように配信した。
「特定秘密保護法を成立させたのは国会の自殺行為だとして、小沢一郎生活の党代表や高知県出身の元国会議員らが22日、高知市の自由民権記念館で『違憲国会の葬式』と題する集会を開いた。1882年に明治政府による言論弾圧で、高知新聞と同名の新聞が発行禁止処分を受け、抵抗運動として『新聞の葬式』が開かれたのを模した試み。平野貞夫元参院議員が『秘密保護法成立は議会政治の自殺だ。行政権力が拡大解釈して運用でき、人間の生存権に干渉する』と『弔辞』を読み上げ、県内外から駆け付けた約150人が国会議事堂の写真を飾った祭壇に献花した」
◆東京都知事選挙(2月9日投開票)の結果、「原発ゼロ」を掲げた細川護熙元首相が敗北した後、小泉純一郎元首相と小沢一郎代表は、この「原発ゼロ」問題を軸に何をしているのかという思いでいる国民有権者、そのなかでも小泉純一郎元首相と小沢一郎代表の「熱烈支持者」は少なくない。
そんな折に、「小沢一郎代表が、小泉純一郎元首相と会ったと側近に話している」という情報が流布されている。
小沢一郎代表は2012年夏、小泉純一郎元首相と密会、当時自民党の小泉進次郎青年局長(現在、安倍晋三政権の復興担当相)の将来について話し合い、小泉純一郎元首相が「私の目の黒いうちに是非、総理大臣にしてもらいたい」と頼んだのに対して、小沢一郎代表は、「わかった」と快諾したという。
東京都知事選挙後も、小沢一郎代表は、小泉純一郎元首相、細川護熙元首相と「原発ゼロ」の旗の下で共闘していくつもりだ。
小泉進次郎復興担当相には、「2014年11月11日執行の福島県知事に立候補」という声が上がっている。しかし、総理大臣を目指すとなれば、「首長選挙」に時間を費やしている暇はない。
さらに、「年功序列」意識が強い自民党では、「40歳代で総理大臣」というのは、難しい。それならば、2大政党政治下、自民党に対して政権交代できる巨大政党に属して、総理大臣を目指す方が、得策である。小沢一郎代表と小泉純一郎元首相が、「近い将来の総理大臣づくり」のために、民主党中心の政界編成あるいは新党結成に向けて、間もなく大がかりな仕掛けを仕組んでくるのは、何よりも明らかである。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK162掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。