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2014年02月24日 「ジャーナリスト同盟」通信
<岸・安倍家の黒い斑点>
日本の政治は前進どころか、後退著しく後退している。そのことを新聞テ
レビは評論できない。「昭和の妖怪」の孫が政権を担当しているだけでも、立派に証明している。世襲政治そのものである。当然、表と反対の裏側には悪魔のような影がこびりついている。黒い斑点である。
ソチの冬季五輪が終わった。お陰で東京における五輪狂騒劇も幕を閉じた。ほっとする市民も多いだろう。これに助けられた指導者はプーチン・安倍・舛添らであろう。最大の功労者は浅田真央である。
しかし、全てが由とはならない。プーチンはウクライナの親ロ政権を失った。安倍は知られたくない「おむつする首相」を内外に公表されてしまった。健康との勝負は今も続いている。
<石油利権の親玉>
筆者の手元に届けられた週刊誌記事の中に、昔を思い出させてくれる事柄があった。岸の晩年を過ごした、御殿場の広大な屋敷での生活のことである。
「美女がかしずいて、岸の一切の面倒をみている」という自民党関係者の話を今も記憶している。
岸との出会いは72年の秋が過ぎたころだ。田中内閣が発足、日本と中国が歴史的な国交を正常化した後である。岸が珍しく記者懇談をするという内容が、平河町の自民党本部の平河クラブの黒板に貼りだされた。
岸事務所は、新橋駅前の日石ビルにあった。彼が、軍事だけでなく、石油エネルギー利権の親玉である証しだった。そこでの岸発言を覚えている。台湾の蒋介石の意向を受けて田中―大平連合の外交政策に強く反発した岸だったが、それゆえであろうか「福田君を総理にするまでは、議員バッジをはずせない」というものだった。
昭和の妖怪健在を内外に披歴したものだった。
<蒋介石と李登輝と文鮮明>
残念ながら岸とのインタビューをしていない。岸のことを「岸君」と呼んでいた千葉三郎と親しかった筆者である。その気さえあれば、千葉の紹介で出来たはずだったが、A級戦犯容疑者とのそれは記者の品位を下げるものと思っていたのだろう。この岸の崇拝者が安倍後見人を任じている森喜朗である。
森は台湾独立派の李登輝と親しい。李登輝は安倍を息子のように可愛がって来ている。
千葉との関係で、岸の実弟の佐藤栄作とは、首相退陣後、最初のインタビュー記者になった。彼の中国認識と田中内閣への評価を聞くためだった。これは当時、東京タイムズの山口朝男政治部長が「よくやった」と誉めてくれた。
<昭和・平成の妖怪は、9条解体狙い>
岸が悲願とした福田内閣のころ、首相官邸内のパーティー会場で宴会が行われた時に岸と立ち話をしたが、彼は福田に対して不機嫌だった。日中平和友好条約を締結した後だったのかもしれない。彼は生涯、平和憲法第9条の解体に執念をたぎらせていたのだが、私生活は実に恵まれていた。余談だが、中曽根康弘を「平成の妖怪」と命名したのは筆者である。
宇都宮徳馬は生涯、岸批判に徹した。「平成の妖怪」本は宇都宮に捧げたものである。国家主義NOという意思表示なのだ。
<御殿場の美女>
話を戻すと、岸にはべる美女が「統一教会派遣女性」というもので、これが自民党秘書の指摘だった。韓国の文鮮明は、教団と政治部門の勝共連合を組織、岸と親しかった。この人脈が岸・安倍家に連綿と継承されている。
週刊誌によると、この岸の面倒を見た美女が、今も安倍家の岸の娘・洋子に使えて、彼女の料理を息子・晋三と食べている?ということのようなのだ。
<政治と宗教>
改めて政治と宗教のことを考えさせられる。教団と豊富な資金に政治屋はまとわりつくものだ。神社・神道は祭礼や神社再建と称して、住民から半強制的に金集めをしている。
侵略戦争の原動力となった神社・神棚に手を合わせる日本人がいる。不思議なのだ。
チベット仏教も貧しい信者からカネを吸い上げて、寺院を金ぴかに飾り付けている。なにもオウム真理教だけではない。宗教を語る商売といってもいい。それは統一教会も同様で、何度も事件を引き起こしている。
<財閥から政治を取り戻す時>
政治の不安定が宗教を広める、という矛盾を印象付けている。人間の弱みでもあるのだが。財政危機の日本では、教団から政府に寄付を求めてはどうか。その前に、300兆円をため込んでいる財閥から絞り取るべきであろう。
財閥から国家主義政権を奪うことに、人々は真剣に考える時でもあろう。
2014年2月24日8時45分記
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