http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/821.html
Tweet |
以下は (新版)お魚と山と琵琶湖オオナマズの日々 からの転載。
==============================================
フランスにいる、年上の友人からのメール 4通目をご紹介いたします。
件名:衛藤首相補佐官の情けない発言
衛藤補佐官が、アメリカが安倍首相の靖国参拝に「失望した」との声明を発表したことについて、「われわれの方が失望した」と言ったとのことです。彼は「アメリカは同盟関係の日本を何でこんなに大事にしないのか」とか、「アメリカはちゃんと中国にものが言えないようになりつつある」などともいったとのことです。
#akahata 衛藤首相補佐官 靖国参拝批判に挑戦/「米国は中国にものも言えない」・・・今日の赤旗 http://blog.goo.ne.jp/uo4/e/6645d60fdf1f92efed27095fe84080fa
日ごろ口を開けば、「価値観が同じ国と仲良くする」などと彼らは言いますが、戦前の日本の侵略を美化するような価値観は、アメリカはもとより世界の国が持っていないということが分かっていないのでしょうね。
フランスに来て、ナチズムに対する批判が徹底して日常的にやられていることを感じています。
今日21日も、近所の子ども公園に散歩に行ったら、いつもかかっている看板に花束がたくさん掲げられています。この看板は今までも見ていたのですが、地味な看板でしたし、フランス語が読めないものですからそのまま見過ごしていました。花束を見てあらためてじっくりと見てみると「NAZI」(ナチのこと)という文字があります。そこには、多くの子どもの名前とその年齢(10ヶ月から10歳までぐらいの)が、100名分ほど書かれています。主な文字を拾って記録し、アパートに帰って娘になにが書いてあるのかと聞くと、ナチに犠牲になった子どもたちを悼んでいるものだということが分かりました。ここが子ども公園だから、それにあわせて建ててあるのだろうと思われます。花束は今日ささげられたのか、ここ数日前にささげられたのか分かりませんが、何か記念する日であったのでしょう、5束ぐらいの花束でした。
その公園を出て、幅広い歩道にフランスではよく見かける動く広告搭がありました。中に4枚ほどのポスターがあり、それが電気仕掛けで、交互に出てくるものです。そのうちの1枚が、これまたナチが作ったユダヤ人囲い込みのゲットーについての展示会をするというものでした。
娘に聞くと、日常的に繰り返される反ナチの立場を鮮明にした催し物や各種報道に対して、フランス人の間でも「うんざりしている」「やりすぎだ」という声も出るほど、徹底しているようです。
今日、私が見た催し物の案内もその一つでしょうし、子どもの犠牲者の名前を刻んだ看板に供えられていた花束は、ナチズムを許さないという人の思いが込められているのでしょう。
しかし、われわれ日本人から見れば、連日、戦前の亡霊のような「価値観」を、安倍首相先頭に、NHK経営委員などという輩が、繰り返すのを見聞きすると、よほどこれの方がうんざりするではありませんか。一日も早くこうした人を国民の世論と運動で退陣させなければならないと思います。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK161掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。