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「米国に失望」「中国に対峙」…舌禍続く安倍政権の知的レベル(日刊ゲンダイ)
http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/803.html
投稿者 赤かぶ 日時 2014 年 2 月 22 日 07:18:00: igsppGRN/E9PQ
 

「米国に失望」「中国に対峙」…舌禍続く安倍政権の知的レベル
http://gendai.net/articles/view/news/148155
2014年2月21日 日刊ゲンダイ



衛藤首相補佐官、本田官房参与/(C)日刊ゲンダイ


 もう少しマトモな側近はいないのか。安倍首相の“身内”の言動が、立て続けに物議を醸している。


 衛藤晟一首相補佐官が、安倍の靖国参拝をめぐる米国の反応に「むしろわれわれのほうが失望だ」とケンカを売った動画が問題になったが、今度は安倍政権の経済政策ブレーンを務める本田悦朗内閣官房参与の発言が、国際社会に波紋を広げている。


 19日付の米紙ウォールストリート・ジャーナル(WSJ)電子版が「戦時中の話を熱く語るナショナリスト」として、本田氏のインタビュー記事を掲載したが、その中身たるや、日本人ものけぞるものなのだ。


<本田氏は、「アベノミクス」の背後にナショナリスト的な目標があることを隠そうとしない。日本が力強い経済を必要としているのは、賃金上昇と生活向上のほかに、より強力な軍隊を持って中国に対峙できるようにするためだと語った>
<神風特攻隊が米空母に体当たりするさまを頭の高さに上げた左手を落として表現した。「日本の平和と繁栄は彼らの犠牲の上にある」と、目を真っ赤にさせながら言い、「だから安倍首相は靖国へ行かなければならなかったのだ」と語った>


 経済担当のブレーンが、「中国と対峙するため」とはブッタマゲだ。NHKの籾井勝人会長といい、経営委員の百田尚樹氏や長谷川三千子氏といい、安倍の周りは、そろいもそろって、こんな連中ばかりなのだ。


「これでは日本が極右の国と思われてしまう。世界中が驚き、眉をひそめていると思います。欧米先進国から危険視され、価値観を共有できない国だと遠ざけられることは外交上の大きなマイナスです」(元外交官の天木直人氏)


 本田氏は「発言趣旨と違う」「アベノミクスが軍事目的とは言っていない」と反論しているが、一方で、「<靖国神社とはそういうものだ>ということをオフレコでざっくばらんに説明しようと思った」とも話している。ここに、この問題の核心がある。


■今や全世界からこの国の知的程度が笑われている


「どんな思想信条を持とうと自由ですが、国際社会は安倍首相が戦後レジームをひっくり返すつもりなのかと危惧している。ナチス・ヒトラーと同類と見ているのです。そこに側近の物騒な発言が続けば、<やっぱりそうか>と思われる。衛藤氏も籾井会長も発言を撤回しましたが、立場のある人間が好き勝手に発言しておいて、それが問題になると<個人的見解だ>というのは国際社会に通用しません。ましてや、<偏向報道だ>とメディアに責任転嫁するのは大間違いです。発言が個人的な見解であろうと、こういう歴史観の持ち主が集まった政権だということ自体を世界は不安視しているのです」(政治評論家・森田実氏)


 事実、WSJも<安倍首相は周囲に率直な物言いの側近を集めており、その多くは日本政治の右派だ。彼らは重要な問題について首相の考えを知る手がかりを提供している>と書いていた。側近の発言は、そのまま安倍の考えと受け取られる。当然のことだ。


 元外務省主任分析官で作家の佐藤優氏は19日の朝日新聞で、安倍側近の問題発言の背景にあるのは「反知性主義」だと言っていた。自分の主義信条というか、狂信的とも思える極右思想にコリ固まり、異なる考えを排除し、物事を客観的に見ることができない。佐藤氏は<自分が理解したいように世界を理解する「反知性主義のプリズム」が働いているせいで、「不適切な発言をした」という自覚ができず、聞く側の受け止め方に問題があるとしか認識できない>と分析する。正鵠を射た指摘だろう。


 取り巻きがこれだから、トップのオツムの程度も知れる。というか、首相がバカだから同じレベルの人間を集めてしまう。かくて、知性のカケラもなく、合理的な判断能力もない連中が、国の舵取りを担うことになる。ゾッとすると同時に、国民として情けなくなる。


 

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コメント
 
01. 日高見連邦共和国 2014年2月22日 07:48:39 : ZtjAE5Qu8buIw : l4hzFDsOaY

民主党政権の外交をあれだけ攻撃しといて、自民党政権がこれか???

民主党がケチつけたらしいアメリカとの関係を、どれだけ“よりを戻せた”んだよ!!!

・・・っていうか、現在のアメリカと日本の醜い“言い争い”を見るにつけ、
これ、『離婚直前の、旦那が定年間際の夫婦』だろ〜、って思っちゃう!!!
(笑)


02. 2014年2月22日 07:52:10 : n3033znHdY

戦後イデオロギーに反する主張は封殺、圧殺される、そんなファッショ体制が
出来上がりつつある。

「笑顔のファシズム」ってやつだ。



03. 2014年2月22日 08:01:20 : W2KODMxWXk

戦前イデオロギーに組する主張はコピペ、拡散される、そんなヨイショ体制が
出来上がりつつある。
「笑顔のバンザイ突撃」ってやつだ。



04. 2014年2月22日 10:05:32 : esmsVHFkrM

>>02

何をまたデタラメを言っているんだ右翼保守ネトウヨは。

言論が批判されたからと言って「封殺だ」、「圧殺だ」、「ファッショだ」と大騒ぎだが、その「戦後イデオロギーに反する主張」なるものは戦前ファシズム体制の肯定とそれへの復帰だ。言論の自由なんか認めない体制が正しいからそれに戻せと言う主張だ。

言論の自由を否定する主張への批判を忌避するために戦後民主主義の言論の自由の曲解を持ち出して恥じないとは、どこまで右翼保守ネトウヨは卑劣なのか。

そもそも言論の自由とは、相互の批判を当然の前提としそのような相互批判の中から主張の成否とさらにそれを超える新たな議論を創出することを目指すものでありそれ故に民主主義の重要な基盤だ。したがって言論の自由の侵害とは、そのような当然の言論相互の批判ではなく、言論そのものを暴力や権力等によって「圧殺」、「封殺」することを言う。だからこそ、そのような行為を国家に対して禁止するとともに社会においてそれが起こらないように国家が保障することを国家に義務付ける。日本の平和憲法のような民主主義憲法に言論の自由が明記されるのはこのためだ。

このような言論の自由と民主主義の思想のない国家の「なんちゃって憲法」には当然このようなことは書かれない。戦前ファシズム体制の明治憲法に言論の自由規定がなくその社会に言論の自由がなかったのは当然だ。

それを、そんな戦前ファシズム体制への復帰を主張する言論がちょっと批判されたからと言ってぬけぬけと自分自身が否定する言論の自由を持ち出すとはまさに卑怯ものの言論だ。

恥を知れ、右翼保守ネトウヨ。


05. 2014年2月22日 12:20:51 : 1b1clueKfE
02は隔離病棟に戻らないとねー。

06. 2014年2月22日 13:26:47 : SYBnefOvOA
自身の推し進める歴史認識の見直しを露骨にすることで、あえて米国を怒らせる体を取り、
その相対としてTPP・辺野古を進めなくてはいけない空気にする
だとしたら筋の悪すぎる米ポチだ
まさに国賊

[12削除理由]:アラシ

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