http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/725.html
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http://31634308.at.webry.info/201402/article_19.html
2014/02/19 22:39
安倍首相が靖国神社参拝に対して、米国に「失望した」と言われたことに対して、衛藤補佐官が、それを不満として、こっちこそ「(米国に対して)失望した」とと述べた。その発言を周知するためにYoutubeに動画をアップした。しかし、菅官房長官に叱られ、発言を撤回し、しかも動画まで削除したという。全く持って情けない。こんなことになることは、素人にもわかるはずであるが、それがわからない状態になっているのが今の安倍政権である。
官房長官は衛藤氏の発言は政府見解と違うと述べたので、政府は「失望した」ことを認めたと思ったら違うらしい。政府は米国に「靖国に行ったことを丁寧に説明していく」と言う。
この「丁寧に説明する」という言葉も全くわからない表現である。米国の立場は、靖国に行ったという行動自体を問題視している訳で、いくら丁寧に弁解しても、却って逆効果であることはわかるはずである。なぜなら、副大統領が安倍首相に靖国には行かないでほしいと言ったのに無視して参拝に行ったからだ。
政府が確信犯でありながら、反省もなく弁解をしているから、衛藤補佐官のような発言が出て来るのだ。衛藤氏も個人的な意見というなら、自分の信念を貫けばいいが、それをすごすごと撤回し、動画まで削除するとは情けない。これは、全くNHK会長の籾井氏の場合と全く同じパターンである。これらの発端は、全て安倍氏の思想、思いに繋がる。
「米国に失望」発言を撤回 衛藤補佐官、動画も削除へ
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140219/plc14021916060007-n1.htm
衛藤晟一首相補佐官は19日、動画サイト「ユーチューブ」に投稿した国政報告で、昨年末の安倍晋三首相による靖国神社参拝に関し、失望声明を発表した米国の対応を批判した自身の発言を撤回する意向を表明した。投稿も削除する。国会内で記者団から発言を取り下げるのかと問われ「そうだ」と答えた。
今の自民党では、誰も安倍氏を批判しない。昔の自民党には、ハト派、タカ派、中間派などの派閥があり、それぞれの派閥が党内野党的に互いに牽制をし合って、安倍氏のような暴走は起こらなかった。
こんな自民党にOBの野中氏が苦言を呈している。野中氏は、今の政府の問題点を、言い当てている。野中氏は、今の政治を「ブレーン諮問内閣制」と言い当てている。安倍首相は、ことごとく自分の思想に合った人物を選んで「諮問会議」を作っている。その会議の答申を受けて、自分のやりたいように進めている。
首相の政権運営を批判=野中氏
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014021900769
参院の統治機構調査会は19日、野中広務元官房長官を招き、参考人質疑を行った。野中氏は、安倍晋三首相による官邸主導の政権運営について「ブレーン諮問内閣制で、議会制民主政治は機能不全となり、相当危険な事態になっている」と批判した。
中国や韓国が反発した首相の靖国神社参拝に関しては「誠に残念だ」と指摘。「中国の対立国を積極的に回り、(対話の)門戸を開いていると言いながらハードルを高くする姿は、一体何を目指しているのか」と、首相の外交姿勢への疑問も呈した。
それにも飽き足らず、公平性が最も要求されるNHKも諮問会議化してしまった。その諮問会議委員の筆頭がNHK会長の籾井氏である。籾井氏は、衛藤氏と同じように、発言を撤回しているが、いくら撤回しようがその本心は変わらない。
安倍首相の一丁目一番地の安全安保の思いは、明らかに米国の不興を買っている。安倍政権が落ち目になるとしたら、独善的国家主義である。
その独善に国民は大迷惑している。
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