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2014.2.18 01:14
http://sankei.jp.msn.com/politics/news/140218/stt14021801150000-n1.htm
民主党は来春の統一地方選に擁立する新人候補者の発掘に向け、政治スクール「民主党大学」を党本部に創設することを決めた。東京から地方への「Uターン出馬」の支援に党本部が積極的に関与することで、地方組織との連携を強化する狙いがある。ただ、党の信頼回復は道半ば。果たして有望な人材は集まるか−。
民主党大学の創設は先の党大会で了承されており、平成26年度の活動方針に「次期統一地方選を見据え、青年候補の活動支援を展開し、故郷での里帰り立候補を促すために創設する」と明記している。党青年委員会が中心となって企画。海江田万里代表ら執行部との交流や、地方議員の講義などを検討している。
これまで都連が「民主党大学東京」を開校し、活動してきた。だが、学長の鈴木寛前参院議員が昨年7月の参院選で落選し、離党したことなどから“休校”中だという。そのため、執行部は民主党大学東京を発展的に解消し、全国版を創設することにした。
海江田氏は来春の統一地方選に向け、地方組織の強化を党再建の柱に位置づけており、党内に「民主党政権が失敗した原因の一つは地方組織が弱かったことだ。厚みを増していかなければ、政権を奪取できない」(津村啓介青年委員長)との危機感は強い。
ただ、党勢は低迷したままとあって、何人の“候補者の卵”が集まるかは公募してみないと分からないのが実態。かけ声倒れで終わる可能性は捨てきれない。
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