http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/590.html
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http://31634308.at.webry.info/201402/article_16.html
2014/02/16 22:48
東京新聞が、経常収支が3年連続して減少し、輸出国ニッポンの構造が変わってきたと警告している。円安でも輸出は増えないと指摘している。メードインジャパンの貿易立国は、過去の話となったのか?と疑問符を付けているが、疑問符ではないことを他のメディアも指摘している。
変わる「輸出ニッポン」 経常黒字過去最少
http://www.tokyo-np.co.jp/article/kakushin/list/CK2014021102000128.html
日本が海外から稼ぐ力が変わりつつある。海外とのモノやサービス、投資などの取引状況を示す経常収支の黒字額は二〇一三年、三年連続で減少し過去最少を更新した。価格面で競争力が増す円安が進んでも、輸出が大きくは回復しなかったことが原因だ。自動車や電気製品など「メード・イン・ジャパン」が世界を席巻した「貿易立国」の時代は過去の話となってしまうのか。(石川智規)
この記事の裏付けとして、「現代ビジネス」に真壁 昭夫氏が、全く同じような記事を書いている。この記事にも、円安でも輸出が伸びないと書かれている。貿易収支の赤字は、原油、液化ガスの購入で4兆円も悪化させている。これが原子力ムラ、政府の言い分で、原発再稼働の理由である。原油の輸入は全て発電に使われている訳ではない。トラック輸送、営業用、自家用車にも使われている。しかも、円安によって赤字拡大となっている。貿易収支を減らすには、再生可能エネルキ゛ーを増やすことである。輸出が減るなら、自給自足、つまり内需の拡大を進めるしかないのである。また、日本の技術力の低下が指摘されている。
円安続くも輸出伸びず、減少し続ける経常黒字
http://gendai.ismedia.jp/articles/-/38377
本来、円安傾向が進む中で輸出が増加傾向を辿り、貿易収支の赤字が減少することは期待されたのだが、実際には輸出が思ったように伸びない。こうした状況が続くと、今後、経常収支が赤字化することも懸念される。それは、中長期的に円安要因となるはずだ。
貿易赤字が拡大する三つの理由
わが国の経常収支の黒字幅が減少している最も大きな要因は、貿易収支の赤字幅が拡大していることだ。
貿易収支が赤字基調になっている主な理由は三つある。一つは、原発休止による天然ガスの輸入急増だ。それだけで、貿易収支を4兆円余り悪化させている。二つ目は、日本企業が生産拠点を海外に移転したことだ。製品を海外工場で生産すると、当然、日本からの輸出は減少する。
三つ目は、わが国企業の製品の競争力が低下していることだ。特にスマホ等のIT関連機器に関して、この傾向が目立つ。IT以外にも高級衣料品や宝飾品、さらには掃除機などに至るまで、日本の消費者が海外製品を求める傾向が鮮明化している。
この技術力低下の指摘は、以下の記事にも記されている。この記事には、韓国はウォンが高いにも関わらず国際競争力を付けている。今やアップルのi-honeと互角に戦えるのはサムスン電子である。日本は今こそ、一石2鳥の再生可能エネルギー技術の開発に注力すべきである。この技術すら、いち早く脱原発に舵を切ったドイツに後れを取っている。バカな社長で会社が潰れるように、バカな宰相で国が亡びる。
「日本は韓国に学べ」と米紙 経済政策に苦言
http://www.chunichi.co.jp/s/article/2014021501000951.html
【ワシントン共同】14日付の米紙ウォールストリート・ジャーナルは、日本と韓国の経済政策を比較する社説を掲載、戦後の日本をモデルに成長を続けた韓国を高く評価した上で「先生が昔の教え子から学ぶときが来たようだ」と結論づけ、安倍晋三首相の経済政策に苦言を呈した。
「日本に対する韓国の教え」と題した社説は、安倍首相が円安誘導で輸出競争力を維持しようとしているのに対し、韓国企業はウォン高にもかかわらず国際市場で競争力を高めていると指摘。
「アップルの最も手ごわいライバルは(韓国の)サムスン電子であり、日本企業ではない」と日韓の対比を強調した。
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