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『耳をすませ、ばか』一字違いで大違い
だます阿呆に、だまされる阿呆。『耳をすませば』ならアニメの巨匠宮崎駿の有名な作品なのだが、今回は一字違いで大違い。
ベートーベンの有名な逸話は、数々の名曲を残した大作曲家の耳が晩年になって聞こえなくなった話である。
似ているようで、日本国のマスコミが総がかりで擬装した和製ベートーベンこと佐村河内守は、耳か聞こえない聾唖者なのに大作曲家になった馬鹿話である。(最初お笑いタレントの越前屋俵太がサングラスをした姿なので、同じ種類の『さむら かわちのかみ』だと思っていた)
普通の判断力なら聾唖が擬装なのか、曲が誰かの代作なのかの二者択一。それ以外の選択肢は無い。
専門的な知識や経験、注意力以前の基本的な常識の根本的欠場であろう。
『聾』とは耳の聞こえないことで、『唖』とは言葉を話せないこと。
聾唖者ですが、『耳が聞こえない』(音が分からない)から『普通には喋れない』のである。普通に正しく喋れる佐村 河内守のような場合は、通常なら正しく『耳が聞こえている』のですよ。
純真無垢の白雪姫やシンデレラなどの、無邪気なおとぎ話を信じる小さな子供でもあるまいし。
NHKを筆頭に幼稚で低級な河内の守の詐欺に騙された専門家連中ですが、普通の大人なら御伽噺には誰も騙されないのですよ。
悪いのは河内の守一人ではなくて、『耳をすませ、馬鹿』としか言いようが無い浅ましい話である。
彼等は『騙されていた』のではなくて、『騙されたかった』。悪賢いペテン師と善良な被害者の、いわば暗黙の共犯関係(共同正犯)なのである。
自分が善良だと思いたい(人助けなど、慈善活動がしたい)愚か者の弱みに付込んだ『特殊詐欺』の一種ですね。
『「人間のくずと報道されても気にしない」安倍晋三首相 』
共同通信によると2月12日の衆院予算委で、NHK経営委員の百田尚樹氏が東京都知事選の多母神候補の応援演説で他候補を『人間のくず』と発言したことについて、『任命した首相として何らかの責任を感じないのか』との質問に対して、安倍晋三首相は、『ある夕刊紙は私のことをほぼ毎日のように「人間のくず」と報道しておりますが、私は別に気にしませんけどね』と前置きして『経営委員が個人的に行ったものについて、政府としてコメントすべきではないと考えている』と笑いながら答弁した。これには閣僚の一部からも笑いがもれたという。
一字違いで大違い
ネットなど権威も責任も無いミニコミが、安倍晋三のことをほぼ毎日のように『人間のくず』と書いているは事実であるが、責任ある立場のマスメディアではゼロなのである。
ましてや天下の公共放送であるNHK経営委員が『人間のくず』と公開の場で発言しておれば大問題である。
笑っている場合ではない。
日刊ゲンダイは、安倍総理に名指しされた『ある夕刊紙』とは『自分である』と翌13日付け記事で名乗り出た。
『権力批判や監視が命題のジャーナリズムとは違い、公人である百田氏の「くず」発言を笑いでゴマカすのには疑問が残る。
もっとも、本紙は首相のことを「ボンクラ」「嘘つき」とは表現したが、一度も「くず」とは報じていない。』と反論、『細心の注意で熟読してもらいたい。』と注文をつける。
ボンクラな嘘つきの安倍晋三を『人間のくず扱い』した事実はあるようだが、『一字違いで大違い』、日本で一番権威や権限がある衆院予算委員会での首相答弁の『人間のくず』と報道した事実は無いらしい。
『不真面目な脱原発手品に騙されて、毒饅頭を自分から食った進歩派知識人』
日本人を10年前に騙したペテン師の小泉元首相と20年前に騙した詐欺師の細川元首相の禍々しすぎる究極の後出しジャンケンに狂喜した日本の進歩派知識人、文化人とは、・・・呆れ果てた話である。
小泉や細川の『特殊詐欺』の被害が始まったのが10年前や20年前であるが、今も継続中どころか益々強まっているので到底『終わった歴史』とは言えない。
彼等は現実が見えていない。
あるいは若年性アルツハイマーで終わった端から『現実』を忘れて記憶に残らないのである。
善良ではあるかも知れないが愚か過ぎるし注意力が無さ過ぎる。
わずか前の『厳しき現実』を完璧に忘れ果てていて、『無かったこと』にしているのである。
罪の無い(被害者が誰もいない)和製ベートーベンの馬鹿話は笑える話である。
ところが歴史にもなっていない、少し前の特殊詐欺(今も続く現実)を忘れた腹立たしく迷惑な、これ等の罪深い知識なき知識人などは笑って済む話では無い。
細川元首相は、告示日の前日の夕刻になってやっと出馬会見を開いている。それまでは一切の討論を拒否していたのですよ。
脱原発の立場から出馬を既に表明していた宇都宮に対して『脱原発での候補一本化』が、これ等進歩派文化人を名乗る人々が呼びかけている。
一字違いで大違い。一本化ではなくて、これは単なる『宇都宮下ろし』に過ぎない。
自民公明の推す枡添も一切『原発推進』とも『原発は安全』とも『一言』も言っていないのですよ。(4候補中で原発推進を公言していたのは石原慎太郎元東京都知事が支持したタモ神だけ)
枡添は、自然エネルギーの活用だとか環境保護などと誤魔化して、自分も『脱原発』(原発の漸進的廃止)であるかのごとく装っていたのです。
交通標語の『車は急に止まら無い』では無いが、超巨大なシステムである原発は自動車以上に急に止まらない。
良識ある『脱原発』派でも、『原発の漸進的廃止』を主張している層は決して少なくないのである。
『常識の罠(馬鹿の壁)』
原発が稼動していた去年9月までなら、細川の『即廃止』と枡添の『漸進的廃止』とは、意味が天と地ほど180度違っている。
ところが、日本国内で1基も稼動していない今の状態なら、細川と枡添の違いは『セロ』なのである。
正常な大人の常識とか経験を逆利用した悪質な詐欺師の手品ですね。こんな簡単な見え透いた手口に日本の代表的な進歩派知識人が騙されるとは恥ずかしい。
何とも腹立たしい話である。
自民公明が推した枡添ですが、一回も(今まで自公が支えていた)『石原都政の継続』とは言わなかったのですよ。何故か完全に沈黙していた。
小泉が推した細川の方も『石原都政の是非』(継承か、刷新か)の部分では全く同じ態度であった。
細川は、一回も『石原都政の刷新』とも『今までの石原都政からの脱却』とも言わなかったのである。
『大震災は天罰』とか『脱原発はサルになる』などの数々の暴言で知られる極右の石原慎太郎都政を丸ごと居抜きで継承したのが猪瀬だった。
4期続いた石原都政(1年間の猪瀬を入れれば5期)の石原都政の是非(継承するのか、それとも刷新するのか)は、今回の選挙の最大の争点だった筈なのです。
ところが今回の枡添と細川、両方とも沈黙を守ったので、どちらがより石原都政を継承する気なのかが不明なのである。
それどころか細川元首相の主張は『脱原発』一本であり、他の『福祉など誰がやっても一緒』である。(実質的に今までの『石原都政の継承』との意味)
事実、自公が推した枡添の公約と小泉純一郎が推した細川の公約は、『脱原発』の部分以外には寸分の違いの無い『同一公約』だったのである。
それなら『候補の一本化』なら、『細川と宇都宮の一本化』ではなくて、『細川と枡添の一本化』(保・保連合)こそが本道である。
心優しい進歩派文化人にとって美味しそう見えた小泉細川の脱原発のスローガンですが、これこそ東京都民を騙す『疑似餌』(毒饅頭)であった。
悪党連中の本当の狙いですが、日本国の絶望的な放射能汚染の深刻化を隠したかったのである。
『亀井静香の大予言が丸々当たる 』
『目に見えぬ 魔物に大地は 閉ざされし
ものみな失せて 雪のみぞ降る』
亀井静香
投票の1週間前の『亀井静香公式Webサイト』2014.1.28に書かれている最後の言葉が余りにも予言的である。
おそろしや、亀井静香の洞察力。
記事は注意力が無いうっかりものが読むと『脱原発』のスローガンの細川小泉連合を亀井静香が支持しているとも読めるのですが、熟読すると意味が正反対であることが分かる。
亀井静香ですが、日本を新自由主義でボロボロにした極悪非道な大悪人の小泉純一朗でも、今では『脱原発』を主張している我が日本国の、『崩壊直前の断末魔』の本当の姿を憂いているのですから恐ろしい。
日本の破滅が見えて仕舞った亀井静香の悲劇とは、いち早くトロイア滅亡を知ったカッサンドラとかラオコーンと同じ種類の悲劇である。
ギリシャ軍の木馬がトロイア滅亡の罠だと知っているポセイドンの神官ラオコーンは2人の子供達と共にアテナの放った海蛇に絞め殺されてしまう。
知性と美貌を兼ね備えたトロイアの王女カッサンドラは太陽神アポロンに求婚されるが、予知能力の為に浮気なアポロンが自分を裏切る未来が見えるので拒絶する。
木馬が滅亡の罠であることを知っていのだが『人々は誰も予言を信じない』とのアポロンの恐ろしい呪いによりトロイアの破滅を阻むことが出来ない。みすみす最後の恐ろしい滅亡劇の一部始終を目撃することになる。
ラオコーンやカッサンドラ、亀井静香のように『未来が正しく見える』とは、神ならぬ生身の人間にとっては最大の不幸なのかもしれません。
『去年から、「脱原発」(原子力発電ゼロ)が続いている日本』
『特殊詐欺』とは、オレオレ詐欺、架空請求詐欺、融資保証金詐欺、還付金等詐欺等の『振り込め詐欺』とか、金融商品等取引名目の詐欺、ギャンブ必勝法情報提供名目の詐欺、異性との交際あっせん名目の詐欺を総称しているが、それ以外の8番目の特殊詐欺として今回は小泉純一郎による『脱原発詐欺』が発生した。
特殊詐欺の特徴とは、何らかの利益が有るかのように装って被害者を騙すのであるが、10年前に郵政民営化詐欺で日本人を騙した小泉元首相が、去年中頃にフィンランドのオンカロを訪問して、唐突に我が日本国には使用済み核燃料の保管場所が何処にも無いことに気が付いたと言う。(その程度はオンカロを見に行かなくとも誰でも知っている)
都知事選で『脱原発』をスローガンに20年前に引退していた元首相の細川護煕(76)を担ぎ出した小泉純一郎(72)。(これも任期満了すると80歳の細川より順番としては4歳も若い自分自身が出馬するのが筋であろう)
我が日本国では唯一稼働していた福井県おおい町の関西電力大飯原発4号基が去年の9月5日に停止してから、国内で稼働する原発はゼロなのである。
『脱原発』で停止させる原発が東京都内には無いが、そもそも現在の日本は全ての原発が停止している『脱原発』状態なのである。
今更『脱原発』のシングルイシューで東京都知事を選ぶ意味が最初から欠如していた。
ちなみに、舛添は都知事に当選後には『原発依存体質を少しずつ減らすのは重要だが、国との調整も必要』と言い出したが、選挙中は『私も脱原発』と言っていたのである。
細川を支持した田中秀征とか金子勝は、『枡添が早くも軌道修正した』として、『細川は「再稼働反対」を掲げるべきだった』と反省を口にしている。
この大馬鹿者が。
これ程単純な丸っきりの『特殊詐欺』に、何故気が付かないのか。
細川や小泉は、確かに『脱原発』を連呼していた。
ところが(枡添とそっくり同じで)『再稼動反対は言わなかった』のである。
明確すぎる『再稼動反対を言わない』事実を知っているなら、最初の細川や小泉の『脱原発』のスローガン自体がニセモノなのである。(脱原発なので、当然再稼動反対だと早合点したのでしょうか)
細川と枡添の唯一の違いだった『脱原発』ですが、実は『同一内容』だったのですから余りにも馬鹿馬鹿しい特殊詐欺である。
『少しも止まっていないメルトダウンした暴走原子炉の恐怖』
メルトダウンして大爆発した福島第一原発の事故原因の究明が未だに出来ない。原発事故の原因が不明なら、再発も防げないのである。
破壊された3基の原子炉からの核物質の漏洩を未だに止めることが出来ない。もっと危ない露天の4号基燃料プールの核燃料もある。
今でも福島第一の原子炉は、チェルノブイリ原発のように石棺化されていない。原発事故前は厚みが1メートルもある建屋ビル内だったが今は野晒し状態。
原子炉が『剥き出しのまま』で、難民キャンプのように仮設のシートで覆っただけの状態なのです。
大きく破壊された原子炉が『むき出しのまま』野外に放置されているので、福島第一原発からの放射性汚染物微粒子の降下物は、終わることなく関東から東北地方にかけて降り注ぎ続けているのです。
原子炉の爆発から3年が経過したが、冷却が止まると爆発する危険性がある為に、石棺化(密閉)が出来ないのである。
今でも破壊された原子炉には1基当たり1時間7トン、1日に400トンもの冷却水が温泉かけ流し状態で給水されているので、自動的に1日当たり400トンもの大量の放射能汚染水が貯まり続けている。
容量1000トンの巨大タンクを東電が2日半で1基の割合で必死で作り続けるが、耐久性が2〜3年程度しかない超手抜きなのでタンクからの汚染水の漏洩が止まらない。
福島第一原発故現場では、今でも1日数千人が収束作業に当たっているがベテラン作業員は被曝量の上限で次々離脱。深刻な人手不足は限界に近づきつつある。収束作業の破綻は目の前なのです。
『脱原発』も何も、今の日本では原発が動いていない。(原発の稼動には大量のベテラン作業員が必要)
新潟県の泉田知事が具体的に指摘している通りで、日本の原発ですが幾ら安倍晋三首相が動かしたくても、動かせる条件が何処にも無いのである。
いま破壊された福島第一原発は暴走しているのに、誰にも止められないのです。
人間のくずの安倍晋三が原発輸出とか再稼動を目論んでいるのは事実ですが、所詮は妄想の範囲であり、現実の日本国は『脱原発』で微動だにしない。
小泉細川の『脱原発』のシングルイシューの特殊詐欺に騙された善良な進歩派知識人・文化人の存在ですが、『未来が正しく見える』亀井静香とは大違いで彼等は日本の本当の現実を見たくないのである。
「特殊詐欺」和製ベートーベンやら人間のくずやら脱原発やら 逝きし世の面影
http://blog.goo.ne.jp/syokunin-2008/e/048c94cfa7a550c81bfa14de6ae279d0
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