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『みなさまのNHK』ならぬ『安倍さまのNHK』?──週刊ポスト「『安倍官邸広報室』NHKの大罪」
TABIBITO 2014/2/14(金) 午前 0:26
http://blogs.yahoo.co.jp/moritakeue/10918290.html?from=relatedCat
「週刊ポスト」2月21日付「〔『公共放送』の是非を問う〕6500億円受信料収入を湯水のように無駄遣い──『安倍官邸広報室』NHKの大罪」の特集記事は、NHK経営委員の籾井会長の発言などを紹介しつつ、「政治との距離がかつてないほどに近づいてきている」としている。
すでに、NHKの問題については、先日記事にしたので、今回は簡単に掻い摘んで。
記事の中では、NHKが「官邸の意のまま」となっているとするその実例としていくつかの例を紹介している。
NHKが昨年12月23日の、80歳を迎えた天皇陛下の「お言葉」の一部をカットしたことが書かれ、「安倍官邸への配慮」ではないかとしている。
カットされたのは「戦後、連合国軍の占領下にあった日本は、平和と民主主義を守るべき大切なものとして、日本国憲法を守り、様々な改革を行って、今日の日本を築きました」という部分で、護憲の思いを伝えたご発言とされる。
また、1月22日放送の「クローズアップ現代」も、局内の「自主規制」で放送中止も検討されていたという。内容は、福島第一原発の汚染水問題を扱ったものだ。
また、最も町長的なのが、「クローズアップ現代」では秘密保護法について一度も取り上げたことがないという。政治部主導の上層部が首を縦に振らないかららしい。
さらに、NHKの巨額な受信料から巧みに民放に“補助金”が渡っているのだと言うのだ。つまり、過去の五輪や今回のソチ五輪や2年後のリオ五輪などの放映権料を、NHKが7割、民放連が3割の割合で負担しており、しかし放送内容は半々。つまり、NHKが民放の放映権料も負担していることになる。そして、その原資はもちろん国民の受信料でだ。
そして、ぜひ紹介したいのは、「NHKだけじゃない 安倍官邸に篭絡されるメディア」との囲み記事だ。
安倍首相が大メディアのトップらにどれだけ頻繁に会って“飲み食い”で懐柔しているかを表で示した上で、「安倍首相はもっと露骨なメディア対策に乗り出そうとしている。」としている。
2月6日「東京」
安倍首相が大メディアのトップらにどれだけ頻繁に会って“飲み食い”で懐柔しているかを表で示した上で、「安倍首相はもっと露骨なメディア対策に乗り出そうとしている。」としている。
残念ながら、大メディアのほとんどが、安倍首相の「おもてなし」を受けてしまっているのだ。
以下はそのまま引用したい。
「現在、通常国会で審議されている来年度予算の中に『官邸主導による広報強化』という名目で65億円の広報費が計上されている。前年度比21億円の大盤振る舞いである。
アベノミクスや消費税率引き上げといった安倍政権の目玉政策に対して、国民の理解を深めるのを目的にした広報推進予算とされるが、本当の狙いは別のところにあるという。
『同予算は新聞、雑誌、テレビ、ラジオなどを活用して戦略的広報を展開していくことを柱としているが、実は重要な“注意事項”がある。適切な媒体を見極めるために年に1回、出稿回数を見直すなど、選別ハードルを設けている。当然、官邸側がいい印象を持たない媒体にはカネが落ちない仕組みだ』(内閣府関係者)
毒まんじゅうのバラ撒き──古い自民党にはお馴染みのの人心操縦術だ。だが、危機感どころか、大メディアは政権迎合報道で逆に擦り寄っている有様なのである。」
国民の税金が、原発再稼動や輸出にまわっているかと思えば、国民が望みもしない政治を強行する政権党に多額の「政党助成金」が渡される。「官房機密費」の名で、前述したようなマスコミ対策もやられているという。
おまけに、「公共放送」であるはずのNHKに受信料として納めたはずの巨額のカネが、政権の「宣伝費」や「民放局対策費」として使われるのでは、国民は踏んだり蹴ったりだ。
記事は最後に次のように結んでいる。
──「『みなさまのNHK』といいながら、いつの間にか『安倍さまのNHK』では、いつかのような“受信料不払い運動”のような手痛いしっぺ返しにあうだろう。」──
2月6日「東京」
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