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2014-02-15 文藝評論家=山崎行太郎の政治ブログ 『毒蛇山荘日記』
安倍晋三と百田尚樹。お似合いの二人。大放言=大失言コンビ。今日も元気ハツラツと「大失言」してます。しかし、この二人の場合は、「失言」ではなく、「ホンネ」そのものです。ホンネ(心情)とタテマエ(政治)の区別もないようです。理由は明らか。ネット右翼レベルの思考と思想にあります。「大失言」を『保守論壇亡国論』で読み解く。ー「エセ右翼=百田尚樹への宣戦布告(13)」
麻生太郎の「憲法改正はナチスに学べ」発言が、まだ尾を引いているようだ。「麻生太郎の発言は失言ではない」というのも愚かだが、今度は、「麻生太郎発言は、失言ではない、マスコミのデッチアゲだ」という趣旨の手紙を、外国に向けて出すのだそうである。つまり「麻生太郎発言は失言ではない」という手紙を国際社会に向けて発信しようという作戦だそうである。しかし、麻生太郎の発言は、誰が聞いても明らかに失言。
昔は静かに行っておられました。各総理も行っておられた。いつから騒ぎにした。マスコミですよ。いつのときからか、騒ぎになった。騒がれたら、中国も騒がざるをえない。韓国も騒ぎますよ。だから、静かにやろうやと。憲法は、ある日気づいたら、ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。だれも気づかないで変わった。あの手口学んだらどうかね。
「あの手口学んだらどうかね」。この発言は、明らかに失言だろう。「ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていたんですよ。」の意味も完全に間違いである。どう解釈すれば、「失言ではない」「マスコミの歪曲だ」という考え方になるのだろう。ワイマール憲法が変わって、ナチス憲法に変わっていた」のではない。「ナチス憲法」なるものは存在しない。ネット右翼や保守論壇の愚かな連中には、そもそも失言の意味と根拠が理解できていない。
「失言ではない。マスコミが悪い」と騒ぐ(手紙を書くことと)こそ、異常だ。恥をさらすだけだろう。フランスの国際漫画祭の慰安婦騒動と同じ構図。抗議それ自体が、二重に失言になるのだ。
百田尚樹に続いて、安倍晋三首相が、「憲法改正」問題に関して、またまた失言したようだ。「私が最高責任者だ。法制局長官は関係ない」などと発言したらしい。言わなくてもいいことを言って大見得を切ったらしい。おそらく、安倍は、何故、失言になるのか、まだよくわかっていないだだろう。百田尚樹と同じだ。何が失言か分かってさえいない。
(続く)
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