http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/528.html
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東京都の舛添要一知事は14日、就任後初の定例記者会見で、選挙で支援を受けた自民党の憲法改正草案について「立憲主義の観点から問題がある。今のままの草案だったら、私は国民投票で反対する」と述べた。
舛添氏は2005年に自民党がまとめた第1次憲法改正草案の取りまとめに関わった。会見で野党時代の12年に出された第2次草案について問われると「学問的に見た場合、はるかに1次草案の方が優れている」と指摘した。2次草案の問題点として(1)天皇を国の「象徴」から「元首」に改めた(2)家族の条文を設け「家族は互いに助け合わなければならない」と規定した(3)「国防軍」の創設を盛り込んだ−−点などを挙げた。
また国民の権利に関し、1次草案の「個人として尊重される」を2次草案で「人として尊重」と変えたことに触れ「憲法は国家の対抗概念である個人を守るためにある。人の対抗概念は犬や猫だ」と厳しく批判した。
舛添氏は19日に憲法改正の考えをまとめた新書を発行するが、内容について「都知事選に出るから自民党寄りに書き換えたことは全くない」と強調した。【清水健二】
http://mainichi.jp/shimen/news/20140215ddm041010143000c.html
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「個人として尊重される」と「人として尊重」とでは意味がまるで違う。「人として尊重」は当たり前のことで憲法に書く必要は全く無い。人はそれぞれ異なる思想や指向や嗜好を持っている。そうした社会的に異なる人=個人として尊重されることに大きな意味があるのであって、自民党の改正案ではこうした重要な意味をそぎ落とし、同質性を意味する「人」にすり替えている点で全体主義の考え方が表れている。
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