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2014/02/14 22:53
最近、生活の小沢代表は、自民党の補完野党のみんな、維新は抜かして、次期衆議院選挙までに野党再編をしなければならないと言っている。
その小沢氏が定期会見を開き、東京都知事選挙についての質問を受けた。小沢氏は以下のように感想を述べている。その分析は明快である。
今回の都知事選挙は、事前にしっかりと体制を整えれば絶対勝った選挙だったと思い、非常に、せっかくのチャンスをと残念に思っている。
票を見ても分かる通り、(細川氏と宇都宮氏)二つ合わせれば(舛添氏と)似たような数字になるのだから、最初から一本だったら二つ足した以上に票が集まり勝てたと思う。片方を自公でやっているから、どちらかと言えば野党サイドと、必ずしも細川・小泉サイドが野党のスタンスと言えるのかどうかは別にして、政府自公ではないサイドが二つに分かれてしまっているのだから、勝てるわけがない。
だから、そこがちょっと、ご本人たちも含めて、選挙の捉え方、認識が甘かったのではないだろうか。いずれにしても、そのこと以上に、やはり基本的に二つのグループに分かれたことと、その調整をしようとしなかった選挙に対する感覚が、今回は失敗したのだろうと思う。
脱原発というのは、小泉氏がどうかは別にして、大きな基本的政策の違いだから、再編というかグルーピングの大きな一つの旗、テーマになるだろうと思う。
だから、今すぐ既存の政党含めて、原発推進と脱原発に分かれるというような動きになるかどうかは別にして、もしそういう流れが出てくるとすれば、それは大きな私はテーマだと思う。
脱原発でグループ化がされるという表現よりも、基本的な政治の考え方の中でグループ化が進むとすれば、その脱原発というのが一つの大きなテーマになり得るのではないかということである。
今回の都知事選挙、負けたと言ったって実際には負けていないと私は思う。非常にいいチャンスを逸してしまったと思っている。ちゃんと真面目に考えて、万全を期して戦いに臨めば勝ったと思う。だからその意味で、脱原発で負けた、だから萎んでしまうのではないかというのは、早計だと思う。
認識が甘かったと述べているが、生活は細川候補を勝手連的に支援したと認識している。しかし、細川氏、宇都宮氏、両候補を合わせて舛添氏に近い票が取れていたので、統一候補なら確実に勝てた、非常にいいチャンスを逸してしまったと言っていることがよくわかる。小沢氏は、民主主義は選挙で多数を取ることで、勝たねば何もならないという考えである。後であーだ、こーだと言っても始まらないということである。
小沢氏の頭の中をおもんぱかると、細川氏に一本化して、宇都宮氏は副知事にと話を付ければ良かったと言っているように思える。普通に考えて、共産党支持の候補が知事選挙に勝利することは有り得ない。今回、自民党支持者に人気のある小泉氏にまで広げた受け皿を用意したことは、絶好のチャンスであったはずである。そのような大局が考えられないところが、政権再編のプロにとって何とも悔しい思いであったはずである。今回の知事選挙に勝っていれば、明らかに再稼働の動きに冷や水をかけ、国政に大きな影響を与えたはずである。
野党再編条件の大きなイッシュウが脱原発であると述べている。小沢氏は再編の相手の第一候補には、やはり民主党の一部を考えている。民主党は今のどっちつかずの政策ではどうしようもない。今の政府は、あまりに右傾化している。余り極端に右傾化すれば、必ず反対方向に揺り戻しがある。その揺れ戻しに合うように野党の受け皿を作らなければならない。
小沢氏がその核になると言っている。その起爆剤となってもらいたい。いくら壊し屋と言われても、やらなければならない。
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