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2014年2月14日19時41分
http://www.asahi.com/articles/ASG2G551HG2GUTFK00V.html?iref=comtop_6_02
麻生太郎財務相は14日の衆院予算委で、スポーツの国際機関で日本人役員を増やす必要性について「もし柔道の山下(泰裕氏)が英語ができていたら(スポーツの国際機関の)会長になっていた。一言もできなかったから、あの試合の時も『おかしいじゃないか』と審判に監督として手を挙げられない」と答弁した。
山下氏は朝日新聞の取材に対し「日本のスポーツ界の国際人の養成が足りなかったのは事実。日本オリンピック委員会が一生懸命、国際人の養成に取り組んでいる」と話し、自らは米国留学の経験があり、国際会議で通訳を介すものの、国際柔道連盟の理事会などでは英語で話す、と説明した。
「あの試合」とは山下氏が監督を務めた2000年シドニー五輪で、篠原信一選手が男子100キロ超級決勝で敗れた試合とみられる。この試合は「誤審」と騒がれたが、山下氏は試合後に英語で抗議したという。
山下氏は「文武両道が必要だと盛んに言っている私が顔見知りの麻生さんにそう言われるのは意外だ」と述べた。
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