http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/448.html
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http://31634308.at.webry.info/201402/article_13.html
2014/02/13 22:43
安倍首相が、「人間のくず」報道を「気にしない」と述べたそうだ。この夕刊紙の記事を直接確認した訳ではないが、この夕刊紙は「日刊ゲンダイ」ではないかと思う。この「人間のくず」と言った元祖は、NHKの経営委員の百田氏である。都知事選挙で田母神候補の応援弁士に立ち、細川氏や宇都宮氏を想定して人間のくずと言った。公平の立場を旨とする経営委員が特定候補の応援弁士に立つこと自体、NHKの経営委員として有り得ない。
その新経営委員を選んだのが安倍首相である。当然、直接選んだ訳ではないが、安倍首相の意向を受けて人選し、最終的に安倍首相の了承を受けた人達である。安倍氏が居て、籾井NHK会長、百田委員、右翼の人物の死に哀悼の詩を献上した長谷川委員である。如何にもその筋の人がずらりと並ぶ。「くず報道」を気にしないと言うこと自体が、「気にしている」証拠である。細川氏らが「人間のくず」と言われるのなら、夕刊紙に「くず」と言われる安倍首相も当たっている。
安倍首相「くず報道、気にしない」
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140212-00000223-jij-pol
昨日の記事でも取り上げたが、他国の紛争に対して参加出来る集団的自衛権を、憲法改正を行わず憲法解釈で行使できると法制局に言わせた内容は、さすがに自民党内においても物議を醸して批判が相次いでいるとのことである。
安倍首相に批判相次ぐ=解釈改憲めぐる答弁―自民総務会
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20140213-00000094-jij-pol
13日の自民党総務会で、集団的自衛権行使を可能にする憲法解釈変更をめぐる安倍晋三首相の国会答弁に批判が相次いだ。
問題視されたのは12日の衆院予算委員会での発言で、首相は解釈変更について「政府の最高責任者は私だ。政府の答弁について私が責任を持って、その上で選挙で審判を受ける」と強調した。
総務会で村上誠一郎元行革担当相は「首相の発言は選挙で勝てば憲法を拡大解釈できると理解できる。その時々の政権が解釈を変更できることになる」と非難。村上氏の主張を、野田毅党税調会長が「正面から受け止めるべきだ」と支持し、船田元・憲法改正推進本部長も「拡大解釈を自由にやるなら憲法改正は必要ないと言われてしまう」と指摘した。
このブログで毎回自民党の事を批判しているが、それはあまりに右傾しては、本当に中国などとの衝突が起こりかねないからだ。昔の自民党は、いい意味で派閥があり、つまり党内野党が居てお互い好き勝手なことは出来ず、タカ派、ハト派が上手くバランスを保っていた。今の自民は安倍一色で、他の色が全く見えてこない。ある意味、恐怖政治的な雰囲気を感じる。そんな中で、自民の中にも安倍首相を批判する言葉が出て来たことに救いを感じる。
このままでは、次の衆議院選挙までに、「国破れて山河あり」の状態になってしまう。さらに言えば、気が付いた時には、「いつか来た道」に引きずり込まれる。
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