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真実を探すブログ
弁護士の方が特定秘密保護法案の差し止めを求める訴えを静岡地裁で起こしました。国を相手に特定秘密保護法案の中止や見直しを要望した提訴は全国初で、訴えた藤森弁護士は「秘密事項が拡大するおそれが大きく、情報機関の権限が拡大し思想・信条の自由などの憲法の基本原理に違反する。また、同時に刑事裁判では証拠の収集活動が同法違反に問われるおそれもあり、弁護権を侵害される」と述べています。
特定秘密保護法は今年中に施行される予定となっており、政府は監視委員会などを設けることで反発を抑えようとしていますが、その監視委員会は自民党と交流が深い方達ばかりで、全く効力を持っていないのが現状です。そもそも、日本にはアメリカのような情報公開制度が無いのにも関わらず、秘密の保護だけはアメリカ以上に厳しくするのはハッキリ言って、異常だと言えるでしょう。
特定秘密保護法のような法律を作るのならば、内部告発者を守る法案や情報公開制度の整備が必要不可欠です。安倍首相は口では「いずれやろうと思う」とか言っていますが、実際には全く情報公開制度を作ろうとしている気配は感じられません。ならば、特定秘密保護法案が施行される前に、特定秘密保護法案を止めてしまうべきだと私は思います。
今回の弁護士の訴えはそのような観点から大変素晴らしい行動で、全国各地の専門家らもこれに続いて欲しいところです。
☆特定秘密保護法 差し止め求め提訴
☆秘密保護法は「憲法違反」、静岡の弁護士が提訴
☆「特定秘密保護法は違憲」=全国初、弁護士が国提訴―静岡地裁
URL http://news.nicovideo.jp/watch/nw949471?cc_referrer=nicotop_news&topic
引用:
昨年12月に成立した特定秘密保護法は憲法違反だとして、静岡県弁護士会所属の藤森克美弁護士(69)が13日、国を相手に違憲・無効確認と施行の差し止めを求める訴えを静岡地裁に起こした。同弁護士によると、同法をめぐる訴訟は全国初。
同法は防衛や外交など4分野で行政機関の長が「特定秘密」を指定し、漏えいした公務員らに最高10年の懲役を科すほか、特定秘密に触れる民間人も処罰対象になる。昨年12月13日の公布から1年以内に施行される。
訴状では、秘密事項が拡大するおそれが大きく、情報機関の権限が拡大し思想・信条の自由などの憲法の基本原理に違反するなどとして無効を主張。また、同法に基づき起訴された人の刑事裁判では証拠の収集活動が同法違反に問われるおそれもあり、弁護権を侵害されるとして差し止めを求めた。
提訴後、記者会見した藤森弁護士は「国民主権でなく官僚主権の国家になってしまうことを心配している」と話した。
:引用終了
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