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2014.02.12
東京都知事選の結果について生活の党の小沢一郎代表は記者会見で「態勢を整えれば絶対勝てた選挙、残念に思う」と語った。宇都宮健児と細川護煕の得票数を合わせれば舛添要一の得票数に匹敵するということだ。
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/124612
確かに、数字を見る限りはその通りなのだが、ふたりは基本政策が本質的に違うわけで、ひとりに絞ることには無理がある。小沢は細川を支持していたようなので、宇都宮に降りてもらいたかったということなのだろうが、宇都宮の支持者は納得しないだろう。実際、ひとりには絞れなかった。
宇都宮の支持勢力には共産党も含まれているが、この政党は東京地検特捜部の小沢攻撃を利用し、自分たちも小沢を攻撃していた。これも候補者選びに影響したのかもしれない。
小沢一郎の資金管理団体である「陸山会」に絡んで小沢が攻撃されたのは、2006年が最初のようだ。週刊現代がこの年の6月3日号で「小沢一郎の“隠し資産6億円超”を暴く」という記事を掲載、2009年11月には「市民団体」が陸山会の04年における土地購入で政治収支報告書に虚偽記載しているとして小沢の秘書3名を告発、翌年の1月に秘書は逮捕されている。また「別の市民団体」が小沢本人を政治資金規正法違反容疑で告発、2月に秘書3人が起訴された。結局、検察が「事実に反する内容の捜査報告書を作成」するなど不適切な取り調べがあったことが判明、この告発は事実上の冤罪だということが明確になっている。
そうした経緯もあり、共産党が支持する宇都宮を小沢が支持することは難しかったのかもしれない。宇都宮を囲い込みたい政党や団体にしてみると、自分たちのムラ以外の住民が入ってくることは嫌だっただろう。選挙の勝利よりも囲い込みを優先したいという心理が働いた可能性もある。
それはともかく、日本やアメリカの支配層にとって最も嫌な候補者は宇都宮だろう。舛添を確実に当選させるために何らかの手を打とうとしても不思議ではない。そうした環境の中、「脱原発」を掲げる細川が立候補したのは願ってもないこと。反貧困はともかく、脱原発を支持する人たちは分断される。もし、細川で統一されれば、経済政策では問題がない。原発問題の場合、都知事の権限は限られているので何とかなる。万一の場合、スキャンダルで攻撃することも可能だ。
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