http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/403.html
Tweet |
PC遠隔操作初公判 やっぱり5人目の誤認逮捕なのか
http://gendai.net/articles/view/news/147904
2014年2月12日 日刊ゲンダイ
元IT関連会社社員、片山祐輔被告(31)の逮捕から、ほぼ丸1年。PC遠隔操作事件の初公判が12日、東京地裁で開かれた。一連の事件では12年6〜9月、警視庁など4都府県警が男性4人を誤認逮捕。片山被告が“5人目”となる可能性もゼロではない。
「検察側が請求する証拠は約640点。決定的な証拠がひとつもないことの裏返しで、検察の焦りがうかがえます」(司法ジャーナリスト)
片山被告も「徹頭徹尾、事実無根です」と無罪を主張。自ら冒頭陳述も行ない、「PCやスマートフォンを遠隔操作され、真犯人の身代わりにされた」と訴え、「真犯人」は別にいるとした。
検察が最も重要視しているのは、片山被告の職場のPCから遠隔操作ウイルスを作成したことを示す文字列が見つかったことらしいが、これまで4人が遠隔操作のせいで誤認逮捕されている。
「弁護側も、片山被告が遠隔操作されていた可能性があることを主張するようです。となると検察側は、片山被告のPCが遠隔操作されていなかったことを立証しなければならなくなる」(法曹関係者)
情報通信研究機構の解析によると、昨年1年間に国内外から日本の政府機関や企業などに向けられたサイバー攻撃は、約128億件。一般家庭のPCが“踏み台”にされるケースも少なくないという。つまり、いつ誰が遠隔操作されても、不思議はないのだ。
「片山被告が遠隔操作されていなかったことを立証するのは、物理的にかなり困難です。広い山の中から、特定の枝を捜し出すようなもの。もちろん検察は自信があるから起訴したのでしょうが」(ITジャーナリスト・井上トシユキ氏)
猫の首輪から記憶媒体が見つかった江の島がある藤沢市には、1日平均4万人超の観光客が訪れる。江の島の防犯カメラに片山被告が写っていたとしても、それだけで犯人であるとはいえない。検察に決め手があるのか心配になってきた。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK161掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。