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2014年02月11日 「ジャーナリスト同盟」通信
<公明・大田大臣の安倍すりより靖国答弁>
2月10日に久しぶりにハンドルを握った。退屈まぎれにラジオをつけると、普段はろくでもない番組ばかりでお茶を濁しているNHKが、国会の衆院予算委員会審議を生放送していた。舛添新都知事の2億5000万円疑惑でも取り上げているかもしれないと思って聞く事にしたのだが、民主党質問では触れなかった。代わりに安倍の靖国参拝や集団的自衛権などを追及したので、最後まで聞いてしまった。靖国問題では公明閣僚にも発言を求めたので、この時は耳をそばだててしまった。はっきりと「靖国NO」というのであろうと大田答弁を待っていたが、ついに聞く事はできなかった。
<信濃町から離反?>
公明党は「右翼にブレーキをかける」と内外に宣伝してきた。しかし、公明党は平成の治安維持法に率先して成立に走って、欧米からアジアのマスコミに衝撃を与えた。その犯人を大田と勘ぐる向きもあったので、特に彼の答弁に注目したのだが、彼から「靖国NO」というコメントはなかった。
大田は安倍に擦り寄って、あいまい答弁でごまかした。質問する民主党議員もいい加減だから、さらなる追及をしなかった。まるで八百長レースではないかと感じてしまった。答弁する方も質問する方もいい加減すぎる。政治の劣化を印象付けていた。
いえることは「大田は信濃町から離反してしまっている」という政界すずめの観測を裏付けていた。
<第2の矢野か>
大田が学んだ京都大学の先輩に矢野がいる。彼と竹下登の仲を、箱根のゴルフ場で見た事がある。彼は公明党の離反者となったのだが、大田も矢野を後追いしているのかもしれない。
昔の社会党や民社党の幹部も与党化して、自民国対の料亭政治に呑み込まれると、だいたい狂うものだ。自民党も百も承知でゴルフやマージャン、料亭で釣り上げるのだが、おおむね100%成功する。
純真な信濃町の信仰者は何も知らずに、腐敗した公明党幹部の話をありがたく聞いて、無報酬で選挙応援してきている。いじらしい。
靖国参拝は欧米・アジアがNOである。国際社会が、戦争・侵略神社への首相参拝に強く反対している。それを公明党が代弁すればいいのだが、それができない。信濃町も、腐敗した議員を追放しなければならなくなっているのかもしれない。安倍・神道過激派の改憲軍拡に重大な懸念を抱いているのだから。
<安倍の集団的自衛権ぐにゃぐにゃ答弁>
民主党の集団的自衛権追及も、実に紳士的で「責任野党」そのものだが、答弁する安倍の日本語が、聞いていてよく理解できない。安倍の言動をそのまま活字にするといいのかもしれない。
論理構成がまるでなっていない。質問に答えていない。何度質問しても同じなのだ。あきれるような日本最高の論戦が、ぐにゃぐにゃしていてわからない。それでも委員会が止まらない。不思議な委員会なのだ。
ロシア・ボケなのだろうか。妙に安倍に同情したくなってしまった。彼は政治家に向いていない。こんなやり取りを聞いていると、日本は本当に「戦争する国」になってしまうのではないか、と恐ろしくなってしまった。
<公明・創価学会に支えられる神道過激派内閣>
安倍はことさらに「時代は変わった」と力説する。確かにアメリカの衰退と中国の台頭である。世界が不況経済に追い込まれていて、そこから混乱が芽吹いている。
日本はどうするか。米中関係の軍事的緩衝帯としての役割が出てきている。日本はさらに中国との友好に励んでいけば、東アジアの平和と安定に貢献できる。
3・11を契機に自然エネルギーによる経済構造に転換できる機会を手にしている。原子力村を退治する好機でもある。
実際はどうか。こうした方向と逆の航海をしている。極右政策に突き進んでいる。それを可能にしている公明党・創価学会ということになる。この紛れもない事実に、日本国民とアジアは向き合わされている。
不思議な日本の今である。
2014年2月11日11時11分記
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