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舛添氏の当選によってこれまでの安倍政権が都民の承認を得たわけではない
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2014年02月09日22:00 特定社労士しのづか 「労働問題の視点」
私の期待も空しく細川候補は敗れた。非常に残念だ。午後8時にNHKの速報番組が始まると同時に舛添氏の当確を報じるテロップが出た。悪夢であった。原因は何だったのか。
自民党の高村副総理は,安倍内閣の人気が舛添候補の追い風となったと言った。果たしてそうだろうか。
今回の都知事選は,舛添要一という全国的に著名な人物であり厚労大臣を務めた行政経験が,都民の期待を集めた結果であるという他ない。自民党と公明党は勝ち馬に乗っただけのことだ。
また,原発の是非について,細川・宇都宮陣営は脱原発,即ゼロと主張したが,舛添氏も原発をなくそうと言う。そこには即ゼロか漸減ゼロかという時期の争点でしかなかった。その舛添氏は原発維持の自民党からの支持を受けている。おかしいではないか。
その意味からも,自民党の原発維持政策が東京都民から支持を得たことにはならない。
マスコミは細川候補の敗北という結果に,「76歳と言う年齢がそもそも無党派層から支持を受けられるはずがなく無茶であった」「街頭演説に人は集まっていたが熱気に欠けていた」「演説の最後には候補者が演説するのが普通だが,細川陣営は小泉氏が最後だった」と論評している。極めて表面的な論評だ。
たしかに年齢が高いということは不利だったかもしれない。しかし,日本の今の現状を変えようという熱意は,細川氏が最も高かったように思う。気持ちは「青年」であると言えなくはないだろうか。
青年のような細川氏の,「絶対に戦前のような日本にしたくない」との想いが,今回は都民に通じなかったに過ぎない。細川護煕氏は,今後も脱原発と反安倍政権に向けた活動を続けてくれるものと思われる。
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