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各年代の投票先は… :朝日新聞
脱原発、元首相連合に風吹かず=「主役」小泉氏の集票力に衰え−都知事選
http://www.jiji.com/jc/c?g=pol_30&k=2014020900191
9日投開票の東京都知事選で、「原発ゼロ」を掲げた細川護熙(76)、小泉純一郎(72)の「元首相連合」は敗北した。原発の是非に争点を絞り込み、知名度抜群の小泉氏が前面に出て細川氏への支持を訴える作戦は不発。政界引退から5年ぶりに街頭に立った小泉氏の「集票力」の衰えを印象付けた。
自民、公明両党の支援を受けた舛添要一氏に組織力で劣る細川陣営は、浮動票に狙いを定めた。選挙期間中、もっぱら二人セットで回り、細川氏が原発のほか、少子高齢化や五輪といった都政の課題にも言及。続いてマイクを握った小泉氏が、原発に絞って「決して安くはないし、安全でもない」などと訴えるパターンに終始した。高齢を意識し、「少年だけでなく、老人だって大志を抱くんだ」と絶叫、聴衆の笑いを誘う場面もあった。
陣営によると、二人そろっての演説会は34カ所。毎回、多数の聴衆が小泉氏見たさに集まるなど、人気は健在で事実上の「主役」を演じたが、必ずしも票には結び付かなかった。陣営の幹部は「舛添氏は原発にあまり触れず、争点隠しをやられた」と敗因を分析。細川氏を実質支援した民主党幹部は「脱原発以外の政策がなさ過ぎた」と指摘した。
もっとも、今回の都知事選を経て、細川、小泉両氏が、「脱原発」運動の象徴的な存在になったのは事実。特に、小泉氏が引き続き首長選挙で、脱原発を掲げる候補の支援に動くのか、選挙とは一線を画すのか。政界では、小泉氏の今後の動きに早くも関心が集まっている。原発再稼働を視野に入れる安倍晋三首相にとっても、小泉氏の批判にさらされるなら痛手だ。政府筋は「小泉氏らの動きは、これで終わりではないだろう」と警戒感をあらわにした。 (2014/02/09-20:26)
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舛添氏、高齢層から圧倒的な支持 都知事選出口調査分析
http://www.asahi.com/articles/ASG294JLLG29UZPS001.html
2014年2月9日20時42分 朝日新聞
朝日新聞社が9日、都内180投票所で実施した出口調査(有効回答7466)によると、上位4候補の年代別の得票率をみると、当選した舛添要一氏は年代が高くなるにつれて得票率が上がり、高齢層に圧倒的な強みを発揮した。
「脱原発」を掲げた2候補のうち、宇都宮健児氏は各世代から偏りなく得票したが、細川護熙氏は20代、30代の得票率が極端に低かった。20年前に首相を辞め、政治活動から遠ざかったためか、若年層にとって存在感が薄かったようだ。
若年層で細川氏を上回ったのが田母神俊雄氏で、特に20代では24%の票を集めた。一方、60代は7%、70歳以上は6%と低率だった。戦争を知らない世代に浸透したのは、ネットを上手に活用したことが要因だろう。
投票の際、どの政策を最も重視したかについて五つの選択肢から選んでもらったところ、「医療・福祉」が最も多く37%、「原発・エネルギー」は22%にとどまった。原発問題が最大の争点だったとは言い難い数字だった。
原発を今後どうすべきかを聞いたところ、「今すぐゼロにする」21%、「徐々にゼロにする」63%、「ゼロにはしない」15%。「今すぐゼロにする」と答えた人はただでさえ少数派だったうえ、その投票先は細川氏に45%、宇都宮氏に37%と二分された。「徐々にゼロにする」と答えた人は53%が舛添氏に投票した。
舛添氏は自民支持層の67%、公明支持層の83%から得票。宇都宮氏は共産支持層の84%、社民支持層の72%を固めた。民主支持層で細川氏に投票したのは45%にとどまり、舛添氏に28%、宇都宮氏に21%と割れた。無党派層は舛添氏に33%、宇都宮氏に25%、細川氏に24%、田母神氏に10%と分散した。(峰久和哲)
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