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(略)
選挙戦の最終日の昨日、東京は、雪が積もったようです。
私はここ数日、アマール教授の憲法論を読んでいるので、細川・小泉街宣をパスしていたのですが、昨日の最後の街宣を見ました。
東京・新宿。
白い傘だらけとなった聴衆を前に、細川候補の声が流れました。
「殿、ご乱心か、と言われた。それがどうした!!」
細川・小泉両人のスピーチを聞いているうちに、私は感動してきました。
ここに、まだ、まともな日本人がいる、と。
小泉・弁士。「原発を推進してきた私たちの世代こそが、脱原発をしなくてはならない。子孫に原発を残してはならない」。
殿が立ち上がったこの都知事選での「脱原発」の動きは、きょうで終わることはないでしょう。
始まりです。
それから、細川佳代子さんのスピーチを拝見しました。
2月4日のメルパルク・ホール。
http://www.youtube.com/watch?v=EcJrGb1ndkk&feature=youtu.be
細川夫婦の裏話のオンパレードで、大変面白かったです。
近衛文麿の名前が出てきました。開戦直前に首相になった人です。終戦になり、GHQが逮捕に来るという直前に、自殺しました。
文麿の長男が大変優秀だった人のようで、若い頃からアメリカに留学して、アメリカに知人・友人がたくさんいたとのことです。
ところが、戦争が始まり、終戦の時点でロシア軍につかまる。
しばらくして、帰国の通知があったので、細川家の全員が、いまかいまかと待っていたところに、死亡の報告。「血管がボロボロになっていた。ロシアが、少しずつ毒を与えていたようです。」
文麿の長男もまた、政治家への志望を持っていたので、ロシアはその芽を摘んでしまったのだ、と。
この話を高校だったか、大学時代だったかに知った護煕青年は、その時、自分も政治家になることを決心した、とか。
今晩、選挙戦の結果が出ますが、細川候補を支持する人は、60年間、「原発は安全だ」とウソをついてきた推進派の力を侮らないほうがいいでしょう。
3.11以後も、被曝者たちを見捨て、放射能を日本全国にばら撒いて平気な人たちですから、もう普通の人間としての感性・理性を喪失しています。
原発推進派の原動力は、核兵器の保有。
そこから派生した電力会社の総括原価方式によるカネ儲けシステム。
この2つの大きな動機が、元二人の首相が出てきたからといって、簡単に崩れることはないでしょう。
私は、だから、人口が3分1になるまで、狂気は進む、と想定しています。
そこまで行かないと、推進派の狂気は満足しない、と。
狂気が、そのポテンシャル(潜在的欲望力)を満たすまで、日本人ホロコーストは進みます。
そこまで、戦後の推進派は狂いました。
戦後、長い間、日本人の良識を代弁してきたNHKも、今では、正気を失いました。
律令体制が、最後の調整をしているのだと私は解釈します。
不比等以来、日本史を支えてきた律令体制の最後の断末魔が、今です。
最後の直前には、どんな物語もそうであるように、狂気と悪がピークを迎えます。俗に言う「悪あがき」です。
狂気・悪の代名詞に最もふさわしい人が、明日、狂気となった日本語マス・メディアのトップ・ページを飾るでしょう。東京都知事として。
そう、舛添要一候補。
今や、世界的に、まったく評判の悪い日本人となりました。アリストファネスの『女の平和』を、2014年の現代に現役復活させた性豪、とか。
次の東京都知事選挙、猪瀬前知事の辞職ほどの期間はないでしょう。
日本社会は、今、新しい社会を迎えるための陣痛の時期に入りました。
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