http://www.asyura2.com/14/senkyo161/msg/139.html
| Tweet |
http://blog.goo.ne.jp/aibatatuya/e/78336c00386bf86c3298f62ab775322c
2014年02月08日
都知事選も今日一日を残すまでになった。生憎だと、簡単に割り切れないほどの大雪だ。投票所までの道がどこまで歩行可能かさえ心配になってきた。組織票では、舛添、宇都宮候補に有利な展開であり、緩めの連帯による組織票と無党派層の目覚めに期待する細川候補には、有利な天候とは言いがたい。ただ、２１世紀の世界の潮流は、明らかに脱原発だ。EU諸国もアメリカも、理由に差こそあるが、原発廃止の方向だ。欧米追随が大好きな日本政府の選択は異常だ。電力会社に牛耳られる経団連も異常だ。目先の利益に右往左往している姿は、浅ましい、の一言だ。
どうも、小泉進次郎の動きもないようなので、細川と小泉の第一回目の“ストップ ザ 安倍”という挑戦は敗戦になるかもしれない。しかし、細川という人、初めてはだいたい敗戦を味わう人だ。それに、共生を軸とする国家ビジョンは、２１世紀に求められる大きなテーマであり、その政治哲学を、国民に気づかせ、同じベクトルで動かすには、それなりのショックや時間軸が必要かもしれない。致命的ショックに至る前に、国民全体が、小さな政府と共生を基軸とする大きな社会の必要性を考え、気づいて貰いたいものである。
まぁ舛添候補が万が一都知事になった暁には、手ぐすね引いて待ち受けるマスコミの、公職都知事へのバッシングが開始されるだろう。公選法の縛りで、忸怩たる記事しか書けなかった良心的記者連中の怒りの矜持を見せてもらいたいものだ。筆者の予測では、１年前後に舛添要一の正体が暴かれ、辞任に追い込まれる事態も想定できる。呆れた話だが、１年後に再び都知事選があるかもしれないことを念頭に、細川の政治哲学を世間に知らせる継続的努力が必要だ。山口県知事選や大阪市長選も、全国的に注目を浴びる選挙。細川の政治哲学を示すことは可能だろう。いずれにせよ、筆者の杞憂が杞憂で終わり、投票率が６０％に達することを祈願しよう。
都知事候補細川護煕（もりひろ）の政策。以下は細川護煕公式ホームページより以下に転載
――――――――――――――――――――――――――
オリンピックまでに東京を変える
東京は日本を変える力を持っています。東京には、この時代の世界と日本 の課題が集積しています。東京を変えることは、日本を変えることです。
わたしは、日本の政治に新しい流れを拓くために、都民のみなさんととも に闘います。
エネルギー、防災、福祉、都市基盤整備、産業振興などを含めた総合的な 中長期計画をしっかりと定め、市区町村とも協力して、世界で最も住みやすく、エネルギッシュな都市をめざします。
１．原発ゼロが新しい成長に点火する
日本は今、すでに原発ゼロの状態にあります。
「再稼働を止める」という政治決断を行うなら今しかありません。政治が方向を示せば、日本の省エネルギー・再生可能エネルギー産業を、世界でトップクラスの成長産業とすることが可能です。
世界の先進各国のエネルギー政策は、原子力から再生可能エネルギー・分散型エネルギーへと転換しています。
原子力は、放射性廃棄物の処分ができないという致命的な欠陥を抱えています。しかも、膨大な被害をもたらす巨大事故のリスクがあります。
東京が先頭に立って、省エネルギーと再生可能エネルギーの普及拡大をはかることで、日本の原発ゼロの成長戦略をリードしていきます。
①世界一の省エネルギー都市・東京へ―原発による発電を不要に
震災以降、すでに東京では、１０％の省電力を実現しました。原発１０ 基分のピークカットが実現して います。世界からの遅れを取り戻し、世界 一の省エネルギー都市をめざします。
②再生可能エネルギーの先進都市・東京へ
東京都の再エネ電力供給目標は２０２０年に２０％です。しかし、現状 はわずか４％足らず。目標達成 実現のために、世界各都市の先進施策を導入します。
③中小企業や消費者を保護するための「東電改革」の実施 先般政府が認定した東京電力の事業計画は、東京電力福島第一原子力発 電所の事故のツケを、すべて国民・消費者に回すものです。
中小企業や消費者の利益を守るために、電力政策を国まかせにするのではなく、東電経営の透明化や電気料金の適正化のために、東京都が株主として積極的に取り組みます。
④「東京エネルギー戦略会議（仮称）」の創設 上記に掲げた東京独自のエネルギー政策を実現するため、専門家による 「東京エネルギー戦略会議（仮称）」を設置し、中長期のロードマップと 具体的な施策づくりを行います。
２．２０２０年オリンピック・パラリンピック東京・東北
２０２０年のオリンピック・パラリンピックは、日本のもてる力を存分に 発揮する大会です。この機会を通じて、世界との都市間外交を推進し、日本 が古来からもつ芸術文化を世界に発信します。
運営にあたっては、「東京ボ ランティア隊（仮称）」を創設し、日本のおもてなしを世界に広めます。
① ＩＯＣの提唱する「オリンピック・ムーブメントの３本の柱」は、スポ ーツ、文化、環境です。東京 と東北各都市とが、文化、環境施策やイベ ントに共同で取組み、震災復興の姿を世界に示します。
② 派手な施設を誇示するオリンピックではなく、水と緑に囲まれ、日本ら しい簡素で優美なオリンピックを目指します。
③ 競技施設や選手村には、最新の省エネ設備や自然エネルギーを導入し、 燃料電池などを活用した自立分散型エネルギーシステムのモデルを示します。
④ オリンピックの遺産を使い続けられるよう、過大な施設計画は見直しま す。
⑤ 「安心・安全な東京オリンピック」開催のため、東京電力に対し、福島 事故対応状況の情報開示を求め、また収束対策について積極的に提案し ていきます。
３．「防災都市・景観都市・東京」に水と緑の力をいかす
直下型地震等の災害に備え、帰宅困難者対策、耐震化、木造密集地域の不 燃化などの対策をさらに進めます。ハード面の整備だけでなく自然の力を生 かした防災都市づくりに努め、美しく、風格ある首都の景観を創造していき ます。日本橋上の首都高速道路撤去の可能性を検討するなど伝統ある景観の 回復に努めます。
① 住み方、逃げ方、助け合い方に工夫を凝らし、住民とのリスクコミュニ ケーションを重視した防災・減災対策を行います。バラマキ公共事業は厳に慎みます。
② 都が進めてきた「水と緑の回廊」づくりを、景観施策だけでなく、防災 対策としても位置づけ、街路樹の緑を豊かにするなど、樹木の延焼防止機能をいかした緑の防災ネットワークづくりを進めます。
③ 気候変動の進行で増加する集中豪雨や猛暑から都民を守るため、緑地拡 大や地下浸透の推進など、自然の力を生かしたヒートアイランド対策を進めます。
④ 既存住宅の耐震化の促進、病院・小中高等学校の耐震化など、震災時の 都民の命を守る対策を強化します。
４．都市基盤の整備をすすめ、美しく機能的な首都へ
東京の発展を支える産業基盤の育成をはかるため、「国家戦略特区」も活 用し、魅力的なビジネス拠点の形成に努めることで、グローバルな都市間競 争に勝ち抜けるようにしていきます。
① ５０年先を見据え、インフラ・公共施設の整備を維持更新中心に考えま す。新規建設は抑制し、緊急度の高い工事を優先し、集約化・効率化で財政負担を最小化して、人口構造の変化に対応します。
② 都心への通過交通を環状道路に誘導し、歩行者空間、自転車走行空間を 拡大。歩くのが楽しい都市づくりを進めます。ロンドン、パリ、ニューヨ ークなどで導入されている自転車シェアリングを全都で展開します。
③ 民間活力を生かした都市インフラ整備を推進します。「国家戦略特区」 を活用し、羽田空港の国際化、都心拠点の拡充、先端的な医療環境や教育 環境の整備に努め、住みやすさとビジネス機能性を両立させた都市作りを 進めます。
５．子どもと高齢者にやさしい「先見的都市モデル」を
人々の違いを認識・尊重し、自助・共助・公助で、若者、女性、高齢者、 障がい者、子どもたちが生き生きと暮らすまちづくりを率先します。
① 「女性が働きやすい社会」、「男性も子育てに参加できる社会」を 東京からめざします。女性の正規雇用への転換を促進し、ワークライフ バランスの推進に取組む企業を支援します。
② 「待機児童ゼロ」を任期の間に早急に実現します。全国の先進事例に学 んだ行動計画をつくります。 ③ 障がい者や増加する一人暮らし高齢者も安心して暮らせるよう、健康都 市東京づくりを進めます。
④ 国家戦略特区を活用し、同一労働同一賃金の実現を目指すとともに、ハ ローワークは、国から都へ移管し、民間の職業紹介とも合わせてきめ細かな就業支援を実現します。また医療、介護、保育、教育などの都民生活に密接に関係する既得権のしがらみを断ち、国ができなかった思い切った改革を進めます。それぞれの分野で、新しいサービスの創出と産業としての発展につなげます。
⑤ 東京からの心と体と健康を取り戻す「食の改革」を推進します。
――――――――――――――――――――――――――
以上、細川護煕公式HPより
http://tokyo-tonosama.com/
細川護煕を応援する人々（筆者の知る範囲で。敬称略・順不同）
仲畑貴志、なかにし礼、菅原文太、千住博、湯川れい子、瀬戸内寂聴、加藤タキ、ドナルド・キーン、坂茂、吉永小百合、山折哲雄、倉本聰、梅原猛、藤原新也、吉岡幸雄、小林研一郎、４代目市川猿之助、秋山豊寛、佐藤可士和、山田芳裕、三枝成彰、峰岸吉太郎、浅田彰、竹村真一、現田茂夫、広上淳一、
吉田恭子、吉村龍太、渡辺俊幸、伊藤穣一、犬養裕美子、岡島成行、海藤春樹、川島なお美、
さかもと未明、佐藤正明、下村満子、高野孟、中園ミホ、西川伸一、HASHI、波頭亮、堀紘一、面田薫、茂木健一郎、山崎元、吉村作治、浅葉克己、大樋年雄、岡田直也、瀬戸川雅義、和田秀樹、神谷郁代、
三枝健起、谷川彰英、井口経明――以上細川公式HPより。
その他にも、鎌田慧、河合弘之、広瀬隆、宮台真司、森詠、宮崎駿、福島菊次郎、澤地久枝、野中ともよ、加藤登紀子、赤松良子、池澤夏樹、福岡征行・・・など 。
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・ＮＨＫ161掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。
