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株式日記と経済展望
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投票日、無党派層は動かず、投票率は上がらず、結果として桝添が楽勝
するという「何事もなかった都知事選」が繰り広げられることになる。
2014年2月7日 金曜日
◆そして細川護煕は敗れる?ワンフレーズ・ポリティックスの可能性を考える 2月5日 新井克弥
http://blogos.com/article/79668/
都知事選に突如出現した原発問題
ご存知のように、都知事選に元首相の細川護煕が立候補している。「後出しジャンケン」方式で、ギリギリまで候補者が定まらなかったが、開けてみれば舛添、田母神、宇都宮と、それなりの候補者が出馬。だが、ここにきて意外な候補者として細川が登場した。争点は言うまでもなく原発問題。原発ゼロを東京からということで、これを小泉純一郎元首相が後押しするという図式。小泉は11月の記者クラブの会見で、原発ゼロ発言を展開し、マスメディア、そして自民党に爆風を吹かせることに成功したが、どうやらこの文脈での細川の出馬は「小泉が細川という刺客を放った」という認識が一般的。つまり、主役は小泉。
だから、現状では、どうやら桝添には届かないというのが下馬評のようだ。細川ー小泉というゴールデン元首相コンビ、そして小泉お得意のワンフレーズ・ポリティックス=ワン・イシューだけで勝負するという図式が、どうも機能していないようなのだ。来週日曜日(9日)の投票日に向けて盛り上がる様子もみせてはいない。ということは、桝添の当選で話は決着しそうだが……。今回はワンフレーズポリティックスの可能性と限界について考えてみたい。
2005年の郵政民営化衆議院選と違うのは「コンテクスト」
ワンフレーズポリティックスの効果を考えるにあたっては2005年、小泉が仕掛けた郵政民営化衆議院選挙と今回の都知事選を比較するのがわかりやすい。あの時、小泉は「郵政民営化は改革の本丸」とし、選挙期間中、ほとんどこの民営化のネタしか争点としては取り扱わなかった。つまり、今回の都知事選の「原発ゼロ」と戦略的にはまったく同じだ。
ただし、根本的に異なるものがある。それはこのワンフレーズの背後にあるコンテクストの存在だ。
このコンテクストはさらに二つある。一つは、ワンフレーズが他の政策とどのように連動しているかと言うこと。いや、実際に連動していなくてもかまわない。ただ「連動している」というふうに思わせることが出来ればそれでいいのだけれど……。郵政民営化選挙の際には、このイシューの他にも様々な構造改革が山積していた。そして、それらは実はほとんど郵政民営化とは関連がないものだったのだけれど、前述したように小泉は「郵政民営化」が「改革の本丸」と謳ってしまったのだ。そして、その改革を国民が望んでもいた。だから、なんだかわからないけれど「郵政民営化」は、それが達成されれば他も一気に解決する、なんでも叶えてくれる「四次元ポケット」のように思えてしまった。そして、それを邪魔する名悪役たち(しかも、なんと自民党の国会議員!)も登場し「善が悪を倒す」という、ベタな勧善懲悪図式上で小泉劇場は重層的かつムダに盛り上がった。この二つのコンテクストが郵政民営化というワン・イシューにあやしげなリアリティを与えてしまったのだ(その後、酷い目に合ったのはご存知の通り)。
さて、今回の都知事選はどうか?残念ながら「原発ゼロ」というイシューは他の都政に関わる問題となんらリンクしていない。都民として関心のあるのは、やっぱりオリンピックとか、待機児童ゼロとか、福祉とか、教育とかになる。それが国家の一大事たる原発問題とどう繋がるのか……ちょっとかなり想像力を要求するのだ。だから、争点として持って行くにはかなり無理がある。むしろ親の介護経験のある桝添がそれを担保に福祉問題を語った方が、コンテクスト的には圧倒的に説得力がある。
もう一つのコンテクストは、そのワンフレーズを発する人物のキャラクター、とりわけそのカリスマ性、言い換えればメディアの魔術師としてメディアを操作する能力だ。前述した小泉の場合、全くブレず、真正面を据えて確信犯的にワン・フレーズでイシューを訴える。前述した記者クラブでの原発に関する発言がまさにそれで、もはやただの民間人に過ぎない小泉が自民党をうろたえさせることすら出来たのだから。ワンフレーズを語る人間に共通する特徴は「先ず人を信じ込ませる前に、自分を信じ込ませる」点だ。新庄剛志、東国原英夫、橋下徹といったメディアの魔術師たちがまさにそれで、ある意味、完全に自己陶酔している。それによって、その発言が、こちらには「真実」に思えてしまう。「敵を欺くには先ず見方から」ではなく「敵を欺くには先ず己から」という図式がないとワンフレーズポリティックスは機能しない。記者クラブでの会見の時、小泉には、これがいまだに健在だった。
しかし、である。細川の場合、いかにも小泉に操られているという感じがしてしまう。つまり、細川は「己を欺いていない」というイメージをこちら側に抱かせてしまう。だから、バックに小泉が控えていても、イマイチ、パッとしないのだ。いや、むしろ小泉が控えるからこそ、キャラクター=メディアの魔術師としてあやしさが感じられないのだ。
無党派層はなびかない
で、こういったコンテクストが存在しない場合、当然、政策よりもコンテクスト=ムードに煽られることで投票する無党派層はなびかない。かつて、小泉は「無党派層は宝の山だ」と言い放ち、見事に宝の山を掘り当ててしまったのだけれど、今回、その宝の山を掘り当てることは出来ないだろう。有権者の「探知機」がこういったコンテクストを探り当てられないのだから。探知機は小泉の身体をサーチすることは出来るが、細川のそれはサーチできない。だから、ワンフレーズポリティックスで都知事選に勝利しようとするのならば、本人か息子の進次郎でも出すしかない(この場合も他の政策とのリンクがほとんど感じられないからコンテクスト的には片肺飛行。だから、郵政民営化の時のような圧勝というわけにはいかないだろうが)。
かくして2月10日(日)投票日、無党派層は動かず、投票率は上がらず、結果として桝添が楽勝するという「何事もなかった都知事選」が繰り広げられることになる。
日本人のワンフレーズ・ポリティックス・リテラシーが向上した?
もっとも、ここ数年のこのワンフレーズポリティックの繰り返しに辟易して、われわれが「ワンフレーズ・ポリティックス・リテラシー」を培ったので、もうこういったやり方には慣れっこになってしまい、なびかなくなったのかも知れないが。そして、もしそうであるのならば、それはきわめて健全なことと考えてもいいのだけれど。
(私のコメント)
いよいよ都知事選挙の投票が明後日に迫りましたが、舛添氏のリードは揺るがず、細川、宇都宮の反原発票は二つに割れた。唯一原発再稼働派の田母神氏は、舛添氏の原発再稼働派に転向したことで雪崩は起きなかったようだ。頼みの浮動票も票が割れて投票率も落ちて逆転勝利は無いだろう。
当初は奇跡が起きて田母神氏が勝てる見込みがありましたが、自民、創価学会、連合と組織票が固められては、よほどのことが無い限り大逆転はありえない。小泉氏も原発問題を争点にしようとしたのでしょうが、原発問題は票にならなず、郵政民営化選挙の奇跡は起きないだろう。
田母神氏にとっては外国人参政権が焦点なのですが、これも舛添氏のあいまいな態度で逃げ切られてしまいそうだ。本来ならば候補者の討論会で政策をはっきりと打ち出すことが望まれましたが、細川氏も舛添氏も候補者討論会には消極的で、舛添氏の逃げ切り勝ちになるのだろう。もっと細川、舛添氏のスキャンダルの暴露合戦で票が田母神氏に流れる事を期待しましたが、これも不発に終わった。
猪瀬氏の5000万円の徳洲会マネーは、東京だけでなく多くの都道府県に撒かれているはずだ。しかし東京だけが狙い撃ちされたのは、東京オリンピック利権があったからだろう。石原氏なら政治力で東京地検を抑え込めたのでしょうが、猪瀬氏は与党の擁護も得られず逃げ切りに失敗した。
猪瀬氏は、早めに手を打ってみそぎ選挙に出る事も出来たのでしょうが、議会の与党の協力が得られなかったのが痛かった。100条委員会まで作られれば手の打ちようが無くなるからだ。石原都政の後継者としての田母神氏も、石原氏自身も徳洲会マネーとは無関係ではないから辛い所だ。
田母神氏の人柄なのか分かりませんが、非常に紳士であり相手候補をぼろくそに叩きのめすところが無いのが意外でしたが、バックの応援団が非常に攻撃的でデビ夫人などは無く子も黙る超攻撃的な人だ。石原氏も同じですが、この二人に挟まれると田母神氏が小さく見えてしまう。小泉氏も敵を作りそれを叩きのめすことで大衆の人気を集めてきた。
「株式日記」では田母神氏を応援してきましたが、舛添氏の逃げ切り作戦に逃げ切られそうだ。本命候補はミスをしなければ勝てるからですが、街頭演説に人が集まらなくても組織票があるから無理はしないようだ。選挙は最後の三日間で決まると言いますが奇跡は起きるだろうか。
最近の選挙予測は、出口調査などでだいぶ正確になってきましたが、8時の投票締め切りと同時に舛添氏の当選がテレビで発表されるだろう。ぎりぎりの接戦なら分かりませんが、出議地調査では大差がついているようだ。細川氏や宇都宮氏などの反原発候補は敗れる事で、かえって原発再稼働に動きやすくなる。
できる事なら田母神氏が第二位の得票を得る事が目標となりますが、靖国神社の御利益はあるだろうか。田母神氏が100万票取れれば一定の政治勢力としての存在価値が示せますが、橋本大阪市長の維新の会も求心力が落ちてきて選挙の打って出るようですが、橋本氏がやるべきことは大阪市の行財政改革であり、大阪都構想は時間がかかる問題だ。
東京都も行財政改革が必要ですが、田母神氏も自衛隊と言う公務員出身であり、行財政改革で公務員制度改革はどのようにするかの政策がよく分からない。それから「毎日タモさん」のような動画レポートが欲しいと書きましたが、『撮れたてほやほや都知事選!田母神としおレポート』がこの2,3日にアップされています。私のアイデアが採用されたのだろうか?
◆撮れたてほやほや都知事選!田母神としおレポート2/5A
http://www.youtube.com/watch?v=sxfgnrZofXU
大田区懐かしい。学生時代、蒲田の学校に通ってました。
下町でいいところです。世界に誇る技術と伝統を持った
町工場を守っていけるのはタモさんだけ!
大田区懐かしい。学生時代、蒲田の学校に通ってました。
下町でいいところです。世界に誇る技術と伝統を持った
町工場を守っていけるのはタモさんだけ!
◆撮れたてほやほや都知事選!田母神としおレポート2/6@
http://www.youtube.com/watch?v=vGHMFnnywRY
連日の凍てつく寒さの中、マスコミに頼らず草の根での選挙運動、日本を救うため本当にお疲れ様です。有難う御座います。
今日2月6日は、デヴィ夫人だけでなく、インタビュアーの葛城さんも誕生日なのでは?
デビ夫人=出日さま^^
いつも応援ありがとうございます。
元気なお方ですね!男前^^!
「お誕生日おめでとう〜^^」デビ様
・・・お年はとてもお伺いできません^^;ハイ(^-^)/
◆撮れたてほやほや都知事選!田母神としおレポート2/6A
http://www.youtube.com/watch?v=W8ppm26zivQ
伊達や酔狂、売名が目当てじゃない、救国の為戦ってるんだから、日本人は応援しますよ。あなた方の戦いで、既にかなりの日本人が取り戻せてきました。最終局面でどんでん返し、絶対可能です。頑張ろう!
なみさん、田母神さん、あと二日! 都民も願ってますあと二日後を!
皆で頑張れば必ず 勝つ!
(私のコメント)
うさみのりや氏ではなく、私がネットメディア担当をしていればもっと効果的な選挙が出来たのでしょうが、田母神氏の人柄を売り出すべきだった。
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