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候補者を食っちゃった元変人総理
http://shukan.bunshun.jp/articles/-/3628
週刊文春 2014年2月13日号
2月9日に投開票日を迎える東京都知事選。
「舛添要一元厚労相を推す自民党幹部も『こんな不思議な選挙戦は経験がない』と首を傾げています。街頭演説に集まる聴衆の数は、細川護熙元首相陣営の方が圧倒的に多い。原発即ゼロ、再稼働反対を叫ぶ度に『そうだー!』などと声が上がるなど盛り上がっている」(都知事選担当記者)
支援者にも女優の吉永小百合氏や、俳優の菅原文太氏、作家の瀬戸内寂聴氏やなかにし礼氏などのビッグネームが並び、最も派手なのは間違いない。ところが、各社の終盤調査では、全く違う結果が出ているのだ。
「投開票前の最後の土・日となった2月1日、2日の共同通信の世論調査ではトップの舛添氏が2位の細川氏にほぼトリプルスコアの大差をつけています。宇都宮健児氏が僅差で3位ですが、新聞各社の調査では、宇都宮氏が2位で細川氏が3位となっているケースもある。いずれにせよ各社、舛添氏圧勝の調査結果は共通です」(政治部デスク)
細川陣営関係者からはこんな不満も漏れてくる。
「事務局長だった馬渡龍治元衆院議員も選挙中に解任となり、物心両面で支援していた木内孝胤元衆院議員も離れていった。彼らに近い人物たちがネットや雑誌に昔からの側近のネガティブ情報を流し、もはや内ゲバ状態。勝手連と言えば聞こえはいいのですが、要は細川さんが『よきにはからえ』の人なので、選挙を戦う組織としての統制がまったくとれていない。劣勢でも殿さま出勤は変わらず、午後遅くから2カ所を回るだけ。朝から1日7、8カ所を回る舛添陣営とは大違いです」
街頭演説でも、拍手や歓声が沸きあがる回数は細川氏よりも小泉純一郎元首相の方がかなり多い。演説する順番も、まるで前座のように細川氏が話し、真打ち登場とばかりに喝采の中で小泉氏が後を受ける、通常の応援演説とは逆のパターンが定着。その内容も、「細川氏は都民の関心が福祉や景気にあるという報道を受けて総花的に語るスタイルに変えたのが、ブレたように映る。『原発政策以外は都知事が誰でも大差ない』と言い切って脱原発一本やりで突っ走る小泉さんの方が聴衆をひきつけている」(都庁関係者)。
そこで注目されるのが無効票の数だ。過去の無効票は10万票以下。「小泉」と書けば無効票となるが、果たしてその数は?
文「週刊文春」編集部
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