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2014-02-06 08:19:58
安倍晋三という男がNHKのコントロールに執念を燃やすことになった直接のきっかけは、7年前の平成17年に放映された「NHKスペシャル『従軍慰安婦』」の番組改編事件だったと見られます。
当時官房長官だった安倍氏と放送界に目を光らせる立場だった中川昭一・総務相が、番組内容に介入し、改編させた事案です。
この番組を担当した長井暁・チーフプロデューサーはその後記者会見し、安倍、中川両氏の名前を挙げ、涙ながらに「圧力があった」と証言しました。NHK局内には反安倍の空気が強まり、NHKと安倍氏の間にはある期間、緊張関係が続くことになりました。
安倍氏は、折りあらば「NHKはコントロールできる体制にする必要がある」と、肝に銘じたようです。それが今回の、NHKへの露骨な”お友達人事”となって現れました。
新会長に籾井勝人という男を送り込み、経営委員には、百田尚樹、長谷川千代子というとんでもない国家主義者を任命。
籾井氏は昨日2月5日の参院予算委員会で、「特定秘密保護法や(首相の)靖国参拝についての発言は、全部取り消す」と釈明せざるを得ませんでした。
百田氏は、相変わらず「田母神氏を都知事にしよう」と、特定候補を精力的に応援しています。不偏不党の立場を守らなければならない公共放送の責任ある立場でありながら、極めて偏った行動を続けています。これだけでも、辞任を求める充分な理由となります。
NHKでは、謎のような事件が続発しています。2001年には、長谷川浩・解説委員長が10月にNHK放送センター敷地内で転落死しました。警視庁は検視も遺体解剖も行わずに、「事件性はない」と発表、闇に葬りました。
長谷川氏は、1か月前に起きた「9.11事件」の真相を探る番組のため精力的に取材を続け、ついに「本来は勤務していいたはずのイスラエル国籍を持つユダヤ人が、事件当日、ビル内にいなかった(つまり、ひそかに被害から免れるように仕組まれていた)」ということを知ってしまったのでした。これこそが、事件の本質、謀略の本質を如実に明らかにする事実でした。ユダヤ人国家イスラエルの脅威となる、イスラム国家イラン、イラクを攻撃する口実を得るための「9・11」だった。その口を封じられたとみられるのです。
その後もさまざまな事件が起きていますが、記憶にまだ残っているところでは、森本健成アナが逮捕された2年前の平成12年11月の強制わいせつ事件があります。森本アナは、「NHKスペシャル『原発事故調最終報告〜解明された謎、残された課題』」の司会を務め、厳しい追及姿勢を見せました。原子力ムラが決して触れてほしくない部分にも追及の質問をしていたのです。
また、堀潤アナは、東日本大震災から2年目の昨年3月11日に自分のツイッターで、「私たちNHKは、SPEEDIの存在を知りながら、報道することを取りやめた。国民の生命・財産を守る公共放送の役割を果たさなかった。私たちの不作為を徹底的に反省し、謝罪しなければならない」と発信。その後すぐに料理番組に配置替えされ、結局、退社せざるを得ませんでした。
国家権力から放たれる目に見えない力によって、いまやNHK局内には「まともだったら、消される」という空気が支配するようなになりました。そしてすっかり、茶坊主集団に変えられてしまいました。
茶坊主の典型が、日曜朝9時からの「NHK日曜討論」の司会者、島田敏男・解説委員、そして平日夜9時からの大越健介キャスターたちです。
広告スポンサーの圧力に弱い民法と違い、私たちの受信料で成り立つ公共放送は文字通り、「皆様のNHK」でなければならず、不偏不党を厳しく守るべき報道機関です。それが安倍首相の広告宣伝機関に成り下がってきているのです。ここは、NHKに反省を求めるべきです。具体的には、受信料不払いで私たちの意を伝えましょう。
「トップが辞任してまともになるまで、そして、権力に屈しない体制を形作るまで、当分の間、受信料の支払いを拒否しようではありませんか。
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