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http://www.zakzak.co.jp/society/politics/news/20140205/plt1402051810002-n1.htm
2014.02.05
東京都知事選(9日投開票)は終盤戦に入ったが、舛添要一元厚労相(65)の勢いが止まらない。序盤戦から、細川護煕元首相(76)や、元日弁連会長の宇都宮健児氏(67)らを圧倒していたが、さらに引き離す情勢だ。なぜ舛添氏はそんなに強いのか。背景を探った。
「自民、公明、連立与党全力で、舛添さんを応援をしていきます」
安倍晋三首相は選挙戦最後の日曜日(2日)、銀座・三越前で行われた舛添氏の街頭演説に駆け付け、こう支援を呼びかけた。公明党の山口那津男代表もマイクを握った。自公両党は舛添氏を都レベルで推薦しているが、党本部による公認候補のような扱いだ。
政治評論家の浅川博忠氏は「舛添氏には、自民党と公明党・創価学会、連合東京など組織力がある。『元厚労相』という肩書も、社会保障や医療に関心が高い有権者に受け入れられているようだ」と指摘する。
自民党の国会議員らは、約500の業界団体を訪問。産経新聞の調査によると、支持率が投票行動に結びつきやすい公明党支持層は約8割が舛添氏に向かっている。
舛添氏は、アベノミクスを推進する安倍首相の支援を得たことで、さらに「景気や雇用」に関心が高い層にもアピールできそうだ。
とはいえ、過去の都知事選では、与党・自民党が擁立した候補が連続して落選したこともある。
浅川氏は「最大のライバルとみられた細川氏の公約発表が、告示直前と出遅れたことが大きい。76歳という年齢に加え、東京佐川急便からの1億円問題もある。細川陣営は雑居ビル状態で、旧日本新党の面々が同窓会をやっているような雰囲気で、支援態勢もまとまりがない」という。
細川陣営にとって最大の誤算は「原発ゼロ」という訴えが、都民の最大の関心事とならなかったこと。世論調査では、有権者が重視する争点は「景気と雇用」や「少子高齢化や福祉」が上位で、「原発・エネルギー問題」はその次だ。
細川氏はこれまで体調などを考慮して、午後から小泉純一郎元首相と計2回街頭演説するのが通例だったが、4日から「朝立ち」を始めるなど選挙戦術を転換した。
果たして、舛添氏はこのまま逃げ切るのか。
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