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2014-02-05 17:25
都知事選投票日まで、選挙活動を行なえる期間は、今日5日を含めてあと4日だけ。(@@)
この都知事選で何とか細川護煕氏を勝たせたいと強く思っているmewとしては、何か逆転できる手はないのかと、自分でも周辺ともアレコレ考えていたのだけど・・・。
何と細川氏が、5日の朝から選挙戦術を大幅転換したという。(・o・)
正直なところ、mew的には「おチョイよ(遅いよ)!(`´)」と、めっちゃツッコミたいところではあるのだけど・・・。<せめてもう5日早く、このような活動を始めて欲しかったな〜。^^;>
mewは、このニュースを見て、「殿は、やっと本気になってくれたのか」と、すご〜く嬉しく思ったし。最後まで、逆転を目指して、あきらめずに応援するぞという気持ちになれた。殿、ガンバ!o(^-^)o"
『9日の投開票が迫ってきた東京都知事選に出馬している細川護熙元首相(76)が4日、選挙戦13日目にして初めて朝立ちを解禁した。舛添要一元厚生労働相(65)の優勢が伝えられる中、これまで2回が通例だった街頭演説も4回に増やすなど戦術を方針転換した。一方の舛添氏は、立川市内で開かれた自民党の三多摩総決起大会に出席。当初、自民党の党紀委員として舛添氏の推薦に難色を示していた野田聖子総務会長(53)が応援に駆け付け“和解”を果たした。
午前8時、JR中野駅前。街頭に立った細川氏は約1時間、通勤客らにビラをまいたり、握手をしたりして懸命にアピールした。細川氏は「多くの人と触れ合え、ありがたかった」と笑顔。応援に俳優の菅原文太(80)らも駆け付けた。
これまで街頭での選挙活動は午後からがほとんどの“殿様選挙”を展開してきた細川氏が、ここにきて戦術を方針転換した。タッグを組む小泉純一郎元首相(72)とのスケジュール調整、取材対応や体調面を考慮してのことだが、細川氏が「朝が苦手」との理由もあったという。
苦戦を伝えられる選挙戦に「朝の通勤客に顔を覚えてもらうことが大切」と陣営関係者。街頭演説を増やすとともに、一回の演説時間も約30分間から約15分間に短縮。「一か所でも多くの街頭演説を」(海江田万里民主党代表)と求める陣営内の声に配慮した。
午後にはJR蒲田、大井町両駅前で、細川氏だけで演説。反原発を鮮明に打ちだし、マスメディアも標的にした。出演したテレビ討論会でエネルギー問題がほとんど触れられなかったとし「(原発を)争点から隠そうとする動きだ」と指摘。選挙戦序盤より、さらに安倍政権批判を強め、現在のエネルギー供給態勢を「政・官・業が癒着した原子力ムラ」などと持論を展開した。
「いつものことだが、スタートが遅い。街頭に人は集まっても支持に結びついていない。終盤になってやっとエンジンがかかってきたようだ」(細川陣営関係者)。夕方には小泉氏と合流。その後は「最初で最後になる」(陣営)というミニ集会を港区内で開催。瀬戸内寂聴さん(91)らが支持を訴えるなど、最後の追い込みに懸命だった。(スポーツ報知14年2月5日)』
<知人が少し前に「細川は、長妻と一緒に(同氏の選挙区の)渋谷、中野を回れば、絶対に票が増えると思うのにな〜」とぼやいていたのだけど。(長妻は12年の逆風選挙でも小選挙区で当選したほど、絶大な支持があるので。)
中野はリベラル系の住民が多いかも知れないので、いい場所を選択したと思うです。(・・)>
* * * * *
この何日か、mewが記事に書いて来たことには、賛否両論あると思うし。いつも書くように、mewは人それぞれ、色々な考え方があっていいと思っているのだけど。
単純な話、mewは、細川護煕氏には都知事選への出馬を決めた以上、何が何でも勝って欲しかいという気持ちが強かった&今も強いのである。(**)
もし細川氏が出馬会見で語っていたように、本当に脱原発を実現したいと思うなら、まだ安倍政権の方向性に問題を感じているなら、ともかくまずはこの都知事選に勝って、「安倍政権の原発政策+αにNO!」を突きつけることが、その目的を達成するために最も有効な方法だと思うし。それはmewの目標とも合致するものだからだ。(・・)
ただ、細川氏&細川陣営の選挙の戦い方、姿勢を見ていて、mewは、「この人たちは、本気で選挙に勝つ気があるのか」と疑問を覚えざるを得ず。
このままじゃ、「細川がアブナイ&ひいては日本がアブナイ!」と強い危機感を抱いて、『都知事選〜細川は本気で当選する気があるのか?&一本化による逆転が成功するには・・・』を書いたのである。(~_~;)
* * * * *
それは、細川&小泉タッグだけで、1日に午後から都内を何箇所か回って、ほぼ脱原発一本の演説を行なう方針をとると。TVその他の討論会には出ない。政党色はつけたくないので、政党や団体とは連携しないというやり方を通しても、都知事選に勝ち得るのであれば、それでOKだと思うし。
mewもあえてこのブログに疑問や批判を書くなんてことはせず。ともかくひたすら応援メッセージを書き込んで、選挙を盛り立てることを考えたと思うのだけど。
ただ、mewは仕事とこれぞという勝負事に関しては、とっても現実的なところがあって。いかにしたら課題をクリアできるのか、また勝負に勝てるか、しっかりと戦略を立てて「勝ちに行く」タイプゆえ、細川陣営の選挙戦の仕方を見て、「本当に勝つ気があるのか」と焦りとイラ立ちを覚えずにいられなかったのだ。(-"-)
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細川氏を応援している人の中には、脱原発は都民にとって重要な争点になり得るはずだし。他の政策はさておいても、都民は自分たちの&国民全体の安全を守るために、それを最も重視して投票する人を判断すべきだと思う人もいるかも知れないけど。
細川氏らが懸命にそれを訴えれば、都民の理解を得られるのではないかと期待している人もいるかも知れないのだけど。でも、残念ながら、現実はそうではない。(-_-;)
それが望ましいことか否かは別として、現実には、都民の中で、原発政策を最重要の争点だと考えている人は、どの世論調査を見ても、15%前後しかいないのが実情だ。
ということは、仮にその15%が全て脱原発を熱心に望んでいる人だとしても、細川氏には15%しか票がはいらないわけで。それでは、舛添要一氏に勝つことはできないのである。(-"-)
つまり細川氏が、争点TOP3である&3つ合わせれば争点シェアの60%以上を占める「子育てや高齢者福祉」「景気・雇用」「防災」の分野を重視する都民の支持を得るべく、何かしらの対策を講じない限り、勝ちめはないし。
ましてや、6割が重視するこれらの争点を「誰が知事になっても変わらない」と言ってしまっては、mewから見ると、都知事を選ぶ選挙に勝つことを放棄したも同然なのである。_(。。)_)
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どうやら田原総一朗氏も、同じような疑問を抱いていたようで。週刊朝日に、こんな記事を載せていた。
『田原総一朗「小泉・細川コンビの真の狙いは『脱原発国民運動』だ」〈週刊朝日〉
dot. 2月5日(水)
いよいよ投開票まで1週間を切り、間近に迫った東京都知事選。ジャーナリストの田原総一朗氏は、小泉・細川の元首相コンビの狙いは「脱原発国民運動」だったのではないかと予測する。
* * *
2月9日の投票日に向けて、東京都知事選の街頭活動が活発に展開されている。主要候補者は、前日本弁護士連合会長の宇都宮健児氏、元航空幕僚長の田母神俊雄氏、元首相の細川護熙氏、元厚生労働相の舛添要一氏、そして若手IT起業家の家入一真氏などの諸氏である。
宇都宮、細川の両氏は特に「脱原発」を強く主張しているが、「東京には原発がなく、原発を都知事選の論戦の中心にすえるのは間違いだ」という意見が少なくない。だが、私はそうは思わない。東京は日本最大の電力の消費地域であり、しかも、東京で使う電力の原発部分を福島と新潟に押しつけているのである。だから、原発論戦は大いにやるべきである。
しかし、私は今回の都知事選のあり方には、少なからぬ違和感を抱いている。
まず、告示前日の1月22日に日本記者クラブで主要候補者たちの共同記者会見が予定されていたが、これが中止となった。細川氏が、「日程上の都合」を理由に参加を断ったためである。
この原稿を書いている1月30日時点まで、どのテレビ局の報道番組でも、主要候補者たちによる共同討論会は実施されていない(30日午後の日本テレビで、出演者間の討論は一切なしの形で、4候補者がそろった)。
いやしくも都知事選に立候補して都知事になることを考えているのならば、都知事になってどのような都政を行うのか、特にどのような政策に力点を置くのかを都民に話さねばならないのは当然であり、他の候補者たちと正面から討論し合うべきではないか。論戦が行われることで、どの候補者が知事にふさわしいかの都民の判断のヒントにもなるはずである。
ちなみに細川氏は、「東日本大震災以降の日本の政治に、いてもたってもいられなくなった。だから、二度と政治の世界には戻るまいと思っていたのを、あえて打って出たのだ」と述べている。あるいは共同討論というかたちが嫌いなのかもしれないが、都知事になれば都議会も開かれ、さまざまな政党の議員との討論をせざるを得ないはずである。
念のために記すが、31日の夜の「朝まで生テレビ!」も主要候補の共同討論を企画し、候補者たちに出演依頼をしていたのだが、細川陣営の了解がとれなかった。私は、共同討論を避けるのは弱みがあって逃げているようで損ではないかと、余計な心配までしてしまった。だが、どうやら、私の誤解だったようである。
細川氏、小泉氏の元首相コンビの真の狙いは、都知事選という舞台をフルに使って、「脱原発の国民運動」を展開することだったのではないか。特に小泉元首相にとっては、昨年11月12日の日本記者クラブでの演説を第1弾だとすると、それに続く都知事選は効果満点の第2弾であり、選挙にとって損か得かなど、考えていないのであろう。そして細川氏は、自ら都知事選の候補者になることで、小泉氏の「脱原発国民運動」に全面的に協力しているということではないのか。とすると、小泉・細川コンビの狙いは、大当たりということになる。
こうなると、大いに気になってくるのは、小泉氏が都知事選後に、いかなる第3弾を考えているのかである。当然ながら、第2弾以上の爆発的効果を狙っているはずである。
※週刊朝日 2014年2月14日号』
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実のところ、mewは今朝、冒頭に記した「スポーツ報知」の記事を読む前に、この記事を目にして、「あ、やっぱ、そうだったのか〜」と妙に府に落ちるような感じがあったのだ。(・・)
mewも前出の記事に、こう書いていたのだけど。田原氏も同じようなことを感じていたのだろう。
『実は、mewは、細川氏が本気(マジ)で、この選挙に勝ちたいと思っているのか、疑問を覚えている部分があるのだ。^^;
細川氏は、出馬の決意をするに当たって、側近に「勝ち負けは関係ない」と語ったと伝えられているのだが・・・。
『「出るなら晩節を汚しますよ」。側近が危ぶむと、細川氏はこう答えた。「都知事選には日本の命運がかかっている。勝ち負けは関係ない。世論を喚起できればそれでいいんだ」「都知事選には日本の命運がかかっている。勝ち負けは関係ない。世論を喚起できればそれでいいんだ」(東京新聞14年1月12日)』
もしかして細川氏は本当に、ともかく小泉氏とタッグを組んで、アチコチで「脱原発」の主張を行なうことをメインの目的にして、出馬を決意したのかも知れないと。
まあ、もちろん選挙に参戦する以上、勝つに越したことはないし。小泉氏も「勝てる」と言ってる&メディアも注目してくれているので、うまく行けば勝てるかもぐらいの気持ちで、選挙活動を行なっているのかもな〜と。そんな風に感じてしまうことが少なくないのである。(-"-)』
* * * * *
ただ、mew周辺でも、細川氏が出馬したのは「脱原発」の世論喚起をすることが最大の目的だろうということを前提に考えて、「もしどうしても脱原発一本で行くなら、もっと脱原発派の人たちを総動員して、大規模な運動を展開して欲しかったな〜」という話が出ていた。(・・)
細川氏は、あくまでも小泉氏と一緒に活動することを考えていたのかも知れないのだけど。小泉氏は確かに集客力はあるものの、万能ではないし。<「小泉は嫌いだけど、菅は好きor小沢は好き」と言う人もいるかも知れないし。「保守タカ派っぽい人はイヤだけど、リベラルっぽい人が応援しているなら」みたいな人もいるしね。>
もっと幅広く、多くの人たちに話をきいてもらって、脱原発モードを広めて行くためには、色々なタイプの人を集めて、総力戦を行なった方がいいのではないかと。
そこで、細川氏の下に、これまで脱原発の活動に取り組んでいた政党や議員、諸団体やグループ、有名人などが結集して、党派や団体の垣根を超えて、みんなで「脱原発」キャンペーンを繰り広げるような形で、選挙活動を行なえばいいのではないかと考えたのある。(@@)
<で、東京都内だけでなく、全国にもこの波を届けて、改めて「脱原発」世論を高めようと。(・・)>
政治家で言えば、小泉純一郎元首相はもちろん、(武蔵野・三鷹地域限定で?)菅直人元首相も来る。細川氏の支持を表明している民主党の海江田代表や、生活の小沢代表、結いの党の江田代表なども顔を出す。脱原発を目指す首長連合の人や諸団体も参加する。。
今も細川氏を支援している有名人の人たちも、次々と選挙カーに上がる。
何人もの色々なタイプの人たちが、選挙カー上やその周辺に並んで、「脱原発の早期実現」&細川支持を訴えるのだ。(・・)
<場所によっては、知人いわく、みんなで「脱原発まつり〜」みたいに盛り上げる感じで。^^;>
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mewは、この話をしている時、ふと前回の都知事選での宇都宮陣営の選挙戦の光景を思い出していた。(・・)
その当時の記事『ニコ動の党首討論&できれば野田・安倍討論も+都知事選での珍百景? 』でも触れたことがあるのだけど。
宇都宮氏の選挙カーの上に、民主党の菅元代表、(以下、当時の)未来の東幹事長、社民党の福島党首、共産党の志位委員長が並んで、応援演説をする姿は、なかなか壮観なものがあったし。
<菅氏と小沢側近の東氏、共産党はいわば敵対関係にあったので、尚更に。>
また、宇都宮氏と共に脱原発の活動を行なって来た団体や識者も、積極的に支援活動を行なっていて。「脱原発」チームの選挙みたいに感じられるようなところがあったからだ。(++)
この都知事選は、衆院選と一緒に行なわれた&猪瀬直樹氏の勝利が確実視されたので、都民の関心度はイマイチだったのだけど。でも、一般都民の間では、知名度がさほどなかった宇都宮氏が、100万票近くとる健闘を見せた要因には、このような選挙運動の仕方もあったのではないかな〜と思う面もある。(++)
* * * * *
まあ、今回は、残念ながら、これまで「脱原発」を訴えて活動して来た政党や議員、団体、有名人などなどが、細川支持と宇都宮支持で分かれることになっってしまったし。
また、山本太郎氏のように、どちらの支持も表明し難いため、「脱原発」と「投票率」アップのための活動している人もいるのだけど。
mew的には、細川陣営でも、最後ぐらい選挙戦を支援して来た人、オモテに出なかった人たちが皆で集まって、応援&「脱原発」の訴えができないものかな〜と。
そして、最後の最後の夢or願いとしては、もしできるなら、選挙戦最終日には、細川陣営も宇都宮陣営も含めて、まさに総動員という形で結集して、「脱原発」&「投票率アップ」をアピールして、お互いにエールを送って、いい形でこの都知事選を終えられないものかな〜と。
<選挙戦略的にも、効果があるのでは?(・・)それに、東京は10%投票率が上がれば、100万票違うんだから!細川氏が勝つには、投票率70%以上欲しいところ。(++)>
そうすれば、脱原発を願う人たちも「すっきりした気分」になれるし。さらに、熱い思いを抱いて、次のステップに進めるのではないかと思ったりもしているmewなのだった。(@@)
THANKS
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