http://www.asyura2.com/14/senkyo160/msg/776.html
Tweet |
橋下徹大阪市長(44)=大阪維新の会代表=が打って出た出直し市長選は「独り相撲」になってしまうのか――。自民、民主、公明各党が擁立を見送る方針のなか、維新に焦りが出始めている。大阪都構想の推進を訴えようにも対決相手がいなければ空回り。擁立を模索する共産党に望みをつないでいる状況だ。
大阪市長選ではこれまで、主要政党の推す候補が激しくぶつかってきた。前回の2011年は維新公認の橋下氏に対し、無所属の現職を民主党大阪府連が支援、自民党府連が支持。共産党も擁立を見送り、自主支援に回った。
だが、今回は様相が違う。3日に橋下氏が辞職表明をして戦闘モードに入っても、主要政党は「橋下氏の土俵には乗らない」(民主党府議)と全面対決を回避。自民、公明、民主の各党が早々に擁立見送り方針を固め、肩すかしを食らった。ある維新幹部は「泡沫(ほうまつ)候補との一騎打ちは困る。投票率が下がるうえ、そこそこ相手にも票が入り、格好悪いことになる」と、心中穏やかではない。
焦点は共産党の動向だ。党大阪府委員会は4日、幹部会議で他党に共闘を求める方針を確認。柳利昭書記長は記者団に「選挙戦を通じて橋下氏を追い詰める戦いを呼びかけていきたい」と語った。昨年9月の堺市長選では民主推薦、自民支持の現職を独自に支援。橋下氏らが全面支援する維新新顔を破った枠組みの再現を狙う形だ。
こうした動きに維新は早くも反応している。4日の府議団の会合では、今井豊副代表が「共産党が候補を立てそうだ。独り相撲にはならず選挙戦になる」とメンバーを鼓舞。今井氏は終了後、記者団に「公党が出てくるのは大きい」とほっとした様子を見せた。松井一郎幹事長(大阪府知事)も「共産党は都構想に反対だから議論の中身も深まっていい。共産党が言うことの矛盾を徹底して追及しまくる」と意気込んだ。
だが、共産党の大阪市議団には「橋下氏に好き勝手言わせるきっかけをつくることになる」(山中智子・市議団幹事長)といった慎重論も強い。論戦が実現するかは、共産党内の調整次第となっている。
http://digital.asahi.com/articles/ASG244RPKG24PTIL014.html?iref=comtop_list_pol_n04
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK160掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。