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株式日記と経済展望
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もし都知事に選ばれなかったとしても、日本の国益を守る、という政党を
誕生させるような政治運動を行っていきたい。田母神俊雄候補
2014年2月5日 水曜日
◆"日本派"の政治家が必要だ?田母神候補が海外メディアに答える 2月3日 BLOGOS
http://blogos.com/article/79476/
3日、東京都知事選に立候補している田母神俊雄候補が、東京・外国特派員協会で会見を行った。
田母神候補は、他の主要候補である宇都宮、細川、舛添の各候補との大きな違いがある。"タモガミクス"と名づけた、都民税減税と公共事業実施を含む2兆円の経済政策、安倍首相の靖国神社参拝を支持する姿勢、外国人の地方参政権に反対する姿勢、また、原発の再稼働を容認する姿勢の4点だ。
これらはいずれも海外メディアやジャ―ナリストからの関心が高いと思われるもので、会見でも多くの質問が寄せられた。
子育て支援、社会福祉について
田母神候補:東京には働きたいお母さんがとても多い。子どもを預けられるよう保育所、託児所の整備を進める。横浜市の「子育てコンシェルジュ」制度が参考になると思う。
また、働く女性だけでなく、専業主婦にも何らかの経済支援を行いたい。子どもがいる方には都営アパ―トを安くしますとか、子育てに経費がかからない仕組みを考えていきたい。
女性がどちらの人生も選べるようにしたい。私は女性には優しいんです(笑)
また、高齢者、障害者、社会的に弱い立場にある人のコンシェルジュも作ってはどうかと思っている。
外国人参政権、移民について
―日本国民は外国人に対して非常に寛容であり、おもてなしの精神を持っている。また、強く、たくましく、みんなに優しい"ふるさと"東京を創る、と主張しているが、外国人の地方参政権に反対するというのは、外国人に優しくないのではないか。
田母神候補:日本は7,000くらいの島で成り立っている。例えば東京にも伊豆大島があり、8,300人ほどの人が暮らしているが、そこに外国人が10,000人以上住み着いてしまえば、実質的に奪われたと同じことになってしまうのではないか。
日本はきちんと日本人の意志で管理していく、ということを認めるべきだと思う。日本国民と外国人が区別されるのは当然だ。自国民と外国人の権利を全く同等に認める、という国はどこにもない。
―オリンピックに向けて、低賃金で、必ずしも高い技術を要していない労働力も必要になってくるのではないか。また、IT産業などでは、非常に高い技術を持っている人が必要になると思う。その上で、外国人の労働力について、東京を特区に指定するということは考えているか。
田母神候補:いろいろな形での特区を作って実験することは必要だ。高い技術力を持っている外国人は、受け入れてもいいのではないかと思っている。
しかし、ただ日本にお金を稼ぎに来る、という人達には制約をつけたらいいと思う。デフレによって、日本人がまともに就職できない状況下で、他所から来た人達を雇ってしまえば、日本の青少年が就職しにくくなる。今、日本人の労働力が余っている、今の時期ではなく、経済が回復して、労働力が足りないとなったらそうすればいいと思う。
(中略)
歴史教育、靖国、ヘイトスピ―チ
―英紙では「ヘイトグル―プ」と呼んでいるが、「在特会」の問題は、海外メディアが大変注目しているテ―マだ。都知事に選ばれた場合、ヘイトスピ―チにどういう対応を取るのか。
田母神候補:暴力はもちろんいけないことだし、度が過ぎたヘイトスピ―チは、日本人としての品格を失うものであり、やるべきではない。
ただ、向こうがやっていることにも文句を言わないと行けない。総理大臣の顔写真を踏みつけたり、破いたり、燃やしたり、日の丸を焼いたりといったことが、韓国などでもやられていますよね。日本人は、自分たちだけ修正する、非常に健全で控えめな国民だと思う。こちらも控えるから、あなたたちも控えよう、ということを言いたいと思う。
―歴史教育について、安倍政権を支持し、東京都でも遂行していくと主張しているが。
田母神候補:安倍政権と一番親和性がある候補は多分私だと思う。自民党も、舛添さんを支持するのは内心は苦しいのではないか。安倍総理も、本当は田母神さんに、と思っておられるのではないか(笑)。
日本が他の国に比べてそんなに悪い国だったのか、ということでは、私もそうは思わないし、安倍さんもそうは思っていないと思う。諸外国と比べて日本だけが悪く言われる筋合いもない。日本の素晴らしい点を教えていけばいいと思う。
これまで日本はどういう歴史を教えてきたかというと、戦勝国が作ってきた歴史だ。独立をしたら、そこからは、誇りある歴史、日本人が考える歴史を教えなければ、国家はやがて衰退すると思う。
―安倍総理の靖国参拝に賛成ということだが。
田母神候補:中国と韓国の主張は、まさに内政干渉だと思う。両国との関係を維持しながらどう解決をしていくのかは政府が考えていると思うが、安倍総理が毎月を参拝すれば、そのうち疲れて言って来なくなるのではないかと思う。
―あなたはネット上で非常に人気が高いと言われている。メディアの世論調査と、ネット上の世論調査との結果が異なることについてどう考えるか。
田母神候補:私はネットではダントツ人気なんですが(笑)、他の候補のように組織票がない。また、ネット選挙解禁になって間もないので、ネットユ―ザの票はカウントしにくい。マスコミの方々もそうした票の動きをどう読んでいるのかわからないが、"田母神を通したくない"という風潮もあるのではないか。
―マスコミは田母神を通したくないのではないか、ということだが、確かに2日に銀座で行われた街頭演説では、多くのカメラマンは二人の元首相を追いかけていた。なぜそういうことになるのか。
田母神候補:私が退官するきっかけとなった論文の内容は、日本はいい国だったという内容だった。それがマスコミから寄ってたかって叩かれた。こんなことで公職を追われる国は世界中探してもないと思う。
原発事故への対応
―田母神候補は福島の出身だが、私が福島の首長の方々に聞いたところによると、福島県では放射線で亡くなった方はおらず、避難したことで結果的に亡くなった方も多いのでなはいかと言う話があった。
田母神候補:先日、福島第一原発で1リットルあたり190ベクレルの汚染水が発見されたとNHKが報道したが、それは民主党政権が決めた、飲料水に含まれていていい放射線量は、1リットルあたり10ベクレル以下という厳しい基準だ。だから「汚染水」になるのだ。それに対し、アメリカでは1リットルあたり1,200ベクレルだ。アメリカやヨ―ロッパでは普通にコ―ヒ―を飲んでいるレベルだ。
これも従うかどうかは各国の判断だが、「ICRP勧告」によれば、緊急時には年間20?100mSVを取れば良いとなっている。一番厳しい20mSvを取って計画的避難区域とし、住民を避難させてしまった。当時献金問題で危機にあった菅政権が、これにより問題のすり替えを行ったのではないかと思っている。
私には、強制避難させられたことで家や家畜を失い生活がめちゃくちゃになり、風評被害で米が売れなくなってしまった友人がいる。顔を知っている人達が苦しんでいる。私は放射線や原発について、半年間、専門家について勉強した。その結果、そんな対応は必要なかったということもわかってきた。
日本には乗り越えなければならない歴史認識問題があるが、この放射線への認識は、"第二の歴史認識"として、日本の弱体化に徹底的に利用される。その原因を作ったのは民主党政権だと思っている。
"日本派"の政治家が必要だ
―もし都知事になったら、その次は総理を目指すのか。また、もし都知事に選ばれなかったら、次は何をするのか。
田母神候補:自民党にも保守派から左派までいるし、民主党ももちろんそうだ。本来、政党は国家観が同じ人達で集まらなければならない。
また、"親中派"と 言われる政治家がいるが、それ以外の大半は"アメリカ派"だ。つまり、中国派vsアメリカ派ということになってしまっている。本来、中国ともアメリカとも国益が一致するわけはないので、日本のことを心底考える"日本派"の政治家が必要なのではないか。
こう言うと、国粋主義者だと思われるかもしれないが、そんなことはない。世界を見れば、アメリカの政治家は"アメリカ派"だし、イギリスの政治家は"イギリス派"、フランスの政治家は"フランス派"、中国の政治家は"中国派"だ。日本だけ、"日本派"がいないということが大問題なのだ。
他国とは当然仲良くしなければいけないが、国際政治は腹黒く、"信じるものは騙される"、という世界だ。もし都知事に選ばれなかったとしても、日本の国益を守る、という政党を誕生させるような政治運動を行っていきたい。
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会見を終えた田母神候補は「海外メディアの皆さんにも、私が良い人だということがわかっていただけたと思います」とジョ―クを交え挨拶、会場を後にした。
(私のコメント)
東京都知事選挙の大手マスコミの選挙予想では、舛添氏が組織票でダントツのリードであり、自民党と創価学会と連合の組織票で固めている。あとは細川氏と宇都宮氏が後を追っていて田母神氏が猛追しているという事ですが、自民党が田母神氏を応援できないのは麻生内閣で首になった経緯があるし、創価学会と自民党はもはや一体化しているからだ。
創価学会の支援なければ当選できない自民党議員がたくさんいる。だから創価学会にどうしても自民党は引っ張られてしまって舛添氏を応援しなければならない。創価学会日は政治イデオロギ−よりも政権政党であることが最優先される。民主党政権で公明党が動かなかったのは民主党が早々に馬脚を現して次の選挙で政権を失う事が分かっていたからだ。
自民党は親米政党であり決して保守政党ではありません。安倍総理は保守政治家ですが、それがアメリカから疑いの視線で見られる原因になってる。表向きは親米でも本心は保守と言った自民党議員もたくさんいるのでしょうが、日本には保守政党は存在しない。保守を名乗るとマスコミからは極右政党と呼ばれるようになるからですが、極左から見れば保守は極右に見えるのだろう。
親米保守と言うのは言葉自体が矛盾しており、親米右翼はありえても親米保守はありえない。最近では親米左翼が出て来ていますが、親米左翼はアメリカ政府の「失望した」発言に大喜びした。冷戦が終了してからのアメリカは左翼化して共産中国に連携して日本封じ込めに動いた。従軍慰安婦像がアメリカで次々建つのも中国・韓国の活動団体が地方政府を動かしているからだ。
田母神氏は保守的な歴史観を述べた論文で麻生内閣で首になりましたが、政府を批判したのではなく歴史観を述べただけだ。しかしアメリカから押し付けられた歴史観に異議を唱える事はタブーであり、安倍総理が靖国参拝も歴史観の修正が疑われているからだ。東京裁判史観を順守しなければならないのが日本政府の立場ですが、東京裁判は公正な立場で行われた裁判ではない。
東京裁判史観に対立するのが靖国神社史観であり、政治が歴史まで介入すればそれはプロパガンダになってしまいますが、日本は戦勝国のプロパガンダを受け入れなければならないとされてきた。しかし東京裁判が行われた時と冷戦が本格化して来た時には戦勝国も東西に分裂してアメリカは中国と戦争してソ連と冷戦を戦う事になった。アメリカは急いで敗戦国の西ドイツを日本を味方にする必要が出来た。
このように戦争には正義も悪も無く、負ければ賠償金を払い領土も割譲される。しかしアメリカは歴史観まで修正して日本は東京裁判で侵略戦争を行ったとされた。しかし日韓とは戦争はしていないし日中戦争は米英との代理戦争でフライングタイガースなどの米義勇軍と日本軍は戦っていた。つまり日本の帝国主義と米英の帝国主義との戦いであり、どちらが正義という事は言えない。
このような歴史論争は政治が行えば外交問題になるから、歴史家が検証しながらすべきことですが、中国やアメリカは歴史観と政治が一体化しておりプロパガンダ合戦が行われている。プロパガンダはたとえ嘘でも信じ込ませた方の勝ちであり、真実を追求する事は許されない。アメリカが靖国神社に疑心暗鬼になるのは東京裁判と言うプロパガンダが覆されることを恐れているからだ。
田母神論文にしても問題になったのは東京裁判史観を批判したからですが、それな戦勝国のプロパガンダをひっくり返すことになる。南京大虐殺も従軍慰安婦も科学的な検証がなされるべきですが、プロパガンダなのだからひっくり返されるのはアメリカにとっても困る事だ。
◆村山社会党党首の談話や河野洋平の談話を「党是」とする自民党は左翼政党に変わった。だから田母神論文は容認できず処分したのだ。 2008年12月27日 株式日記
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/23b425ddeee38a905871deb918d51cec
だから自民党は田母神氏がテレビに出ることを嫌うのであり、マスコミに圧力をかけてテレビに出させないようにしているのだろう。自民党は保守政党ではなくなった事で国民の支持を失い、野党に転落するのは時間の問題だ。これは小泉内閣で保守政党の支持基盤であった地方を切り捨てたことである。
◆田母神論文で航空幕僚長を罷免できるのなら、日教組も公務員なのだから、政府批判の論文を書いたらクビに出来るのだろうか? 2008年11月5日 株式日記
http://blog.goo.ne.jp/2005tora/e/d260cd9e4475d43537202bd75c51fd33
(私のコメント)
まさに石破前防衛大臣が所属する自由民主党は親米政党ではあっても保守派の政党ではない。だから村山談話や河野談話を継承しても当然なのだ。中山大臣を罷免した麻生総理大臣は田母神航空幕僚長も罷免した。ねじれ国会だから野党に追及を恐れて麻生総理は次々保守派のクビを切っていますが、これでは安倍内閣の二の舞いだ。支持してきた保守派の支持を失って短命内閣になりかねない。
(本日の私のコメント)
麻生内閣が選挙で敗れ政権を民主党に渡したのは、日本の保守層の支持を失ったためであり、第一次安倍内閣でも安倍総理は靖国神社を参拝しなかった。だから第二次安倍内閣で安倍総理が靖国参拝したことで安倍内閣は長期政権となるだろう。田母神氏がどの程度得票するか分かりませんが、政治勢力としての存在感を示せれば成功だろう。そうなればアメリカ政府も安倍総理を引きずりおろす事は難しくなるからだ。
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