http://www.asyura2.com/14/senkyo160/msg/755.html
Tweet |
http://blog.livedoor.jp/jlj001/archives/52061199.html
2014年02月05日 「ジャーナリスト同盟」通信
都知事選、最後のお願いに参りました――。といっても候補者の街頭演説の呼びかけではない。2月3日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ内の小部屋を借りて開かれた「脱
原発都知事候補に統一を呼びかける会」(評論家落合恵子氏ら19人が代表世話人)が開いた緊急記者会見での文化人からの呼びかけだ。
各種世論調査を見ても、今回都知事選挙の趨勢は1位舛添要一、2位細川護煕、3位宇都宮健児という線で一致している。つまり脱原発派の細川・宇都宮の2人が争って、結果、 都知事選、最後のお願いに参りました――。といっても候補者の街頭演説の呼びかけではない。2月3日午後、東京・内幸町の日本記者クラブ内の小部屋を借りて開かれた「脱原発都知事候補に統一を呼びかける会」(評論家落合恵子氏ら19人が代表世話人)が開いた緊急記者会見での文化人からの呼びかけだ。
日に日に右傾化を強める安倍自民党が支持する舛添候補が漁夫の利を占めて大勝利と言う選挙結果が明らかだ。2位と3位が争って自滅する愚は避けてほしいという脱原発支持の有権者の切実な願いが込められている。並んだのはマスコミ研究者桂桂一、ルポライター鎌田慧、劇作家小山内美江子、落合恵子、「たいまつ」主宰むのたけじ、前国連大学副学長武者小路公秀氏ら。
「細川さんと宇都宮さんの票を足したら舛添票を上回っていたなんてことになったら歴史的悲劇だ」と鎌田さん。「もし(2、3位連合で)統一できたらこれまでの路線と違う日本が開けてくる」とむのたけじさん。呼びかけ人らは細川候補あてと、宇都宮候補あてに、「話し合ってどちらかの候補が降りてください」という全く同文の要請文を作った。会見後、その足で細川支持を表明している鎌田さんや、宇都宮支持の武者小路さんらが一緒に両陣営を訪ねて要望書を手渡すことにした。告示後の候補者調整は、両者間に「当選の暁には相手にしかじかのポストを約束する」などの談合をしない限り、法的には問題ないそうだ。会見の終わりに同席した「週刊金曜日」の佐高信さんが、会見出席の記者席に向かって、「前回選挙で猪瀬に450万票も投じられたのにはメディアの責任も大きいんだ」と、あらずもがなの発言も飛び出し、文化人らはいら立ちを隠しきれない。
「決断」の回答期限を5日正午とし、その結果を待って同日午後2時から再び同所で記者会見して報告するという。「1本化を」の願いは筆者も同じだ。会見場で筆者は1987年韓国大統領選挙を思い出していた。長く軍事政権と闘ってきた金大中・金泳三両候補が2位、3位で争った結果、両者共倒れで軍人出身の盧泰愚候補の独走を許し、韓国民の「民政復帰を」との願いを裏切り、結果、民主化をさらに5年間、「お預け」にした。東京も同じ愚を繰り返すのか。しかし正午まで、両陣営の「英断」をじりじりして待つ。(5日未明記す)
▲上へ ★阿修羅♪ > 政治・選挙・NHK160掲示板 次へ 前へ
スパムメールの中から見つけ出すためにメールのタイトルには必ず「阿修羅さんへ」と記述してください。
すべてのページの引用、転載、リンクを許可します。確認メールは不要です。引用元リンクを表示してください。