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文化人らが呼びかけ/(C)日刊ゲンダイ
都知事選 再終盤で再浮上「脱原発候補一本化」のウルトラC
http://gendai.net/articles/view/news/147725
2014年2月4日 日刊ゲンダイ
都知事選は「脱原発票」が細川護煕と宇都宮健児で真っ二つに割れたまま終盤戦に入り、舛添要一リードの情勢が動かない。これに危機感を持った文化人らが再び「候補者一本化」に向け動き出した。投票日ギリギリの“ウルトラC”はあるのか。
3日、都内で記者会見したのは「脱原発都知事選候補に統一を呼びかける会」。ジャーナリストの鎌田慧氏を世話人とし、19人が名前を連ねた。前国連大学副学長の武者小路公秀氏など宇都宮支持の人が加わる一方、南相馬市の桜井勝延市長など既に細川支援で動いている人もメンバーになっている。
細川、宇都宮の双方の陣営の支持者には、「なんとか統一できないだろうか」という声がいまだ多い。そこで告示後ではあるものの、行動に移すことにしたという。
「細川さんと宇都宮さんの得票を合わせたら、舛添さんより上回っていたのに……という歴史的悲劇を、何としても回避したい」(鎌田慧氏)
会見後、彼らは、細川、宇都宮の両陣営に「候補統一のお願い」文書を手渡し、6日正午までの回答を求めた。
メンバーの河合弘之弁護士によれば、告示後の候補者調整は「金銭提供」や「地位の約束」がなければ選挙違反にはならない。告示後の立候補辞退はムリだが、一本化合意後「降りた」と宣言することは可能。それがメディアや支援者を通じて有権者に伝わることは、法的に問題ないという。
メディアの最新の世論調査では、舛添が40%超の支持に対し、細川と宇都宮は15%前後とされる。このままでは、いまだ態度を決めかねている4割の無党派層は「結果は見えた」と投票に行かなくなってしまいかねない。もし細川・宇都宮が一本化できれば、舛添と勝負できる環境が整うだけでなく、流れがガラリと変わる。インパクトは絶大だ。
ジャーナリストの横田一氏はこう言う。
「困難といわれた候補者の一本化がこの最終盤で実現すれば、サプライズ効果もあり無党派が動く。双方が主義主張を乗り越えたということがイメージアップにもつながり、有権者に『脱原発』の本気度が伝わるでしょう。本人同士が腹を決めるしかありません」
候補者統一の呼びかけに、細川陣営は「脱原発で何としても『勝とう』ということは、ありがたいご指摘で、前向きに受け取っている。どうするかは選対で協議する」と言った。宇都宮陣営は「現状を憂う気持ちは理解できますが、時間的にも物理的にも、今さら、統一は難しい」だった。
宇都宮支援の共産党は、いまや「『勝つ』ことより、政党の支持拡大が目的」と皮肉られている。舛添勝利は、より一層の安倍暴政へのGOサインになってしまうのに、それでいいのか。
投票日まであと5日。まだ十分時間はある。
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