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2014/02/03 『』【東京都知事選】「候補者が我々を置き去りにして選挙している」〜脱原発候補の一本化を呼びかける記者会見
http://iwj.co.jp/wj/open/archives/123450
IWJの記事です。是非視聴ください。
<小さい象さんの感想>
「脱原発 都知事選候補に統一を呼びかける会」の関係者の発言に「裏で共産党・・」がありました。やっぱり原水協と原水禁の遺恨試合の影響が隠せない事実と感じる。彼らには失望です。彼らは自分の中のダブルスタンダードに気がついていない。考えなおす必用があるのは彼ら自身だろう。彼が正義で後はゴミというエリート精神構造が垣間見える文化人だった。これが彼らの限界(一本毛が足りない)だ。また、落合恵子氏は自分で表に立って自分が立候補声明すべきで他人の行動を揶揄すべきではない。
彼らにとって反原発は単なるスタンスであって自分の仕事では無い他人事にしか過ぎなかった事を此所で自白している。反原発運動が運動だけで終わっていた理由が此所にある。「千載一遇のチャンスを逃すな」で誤魔化される程度(←余計な心配だが彼らは株やFXや商品投資はやらない方がよい。必ず販売員の言葉に瞞されて破産する。)の覚悟しか持ち合わせてはいない。反原発が二つに分かれたなら、その責任は「脱原発 都知事選候補に統一を呼びかける会」にある。マッチポンプもいいとこだ。
以下、岩上安身氏のツイートのコピーです。
2月3日(月)「脱原発 都知事選候補に統一を呼びかける会 記者会見」の模様を報告ツイートします。
鎌田慧氏:
よろしくお願いいたします。この会の代表世話人を務めています。脱原発を続けてきたなかで、再稼働や新規増設、輸出など、とんでもない事態になっています。そういうなかで、今回の都知事選で、2人の脱原発候補に一本化してほしいと思っています。これから両陣営に一本化を求める文書をお持ちします。その回答を2月6日に報告する段取りになっています。今日は、小山内美江子さん、落合恵子さん、河合弘之弁護士、佐高信さん、武者小路公秀さん、むのたけじさん、吉岡達也さんにご同席いただきます。
桂敬一氏:
宇都宮健児さん、細川護熙さんに統一を検討して実現してほしいという文書を出します。どっちの陣営の集会に行っても、支持者は本心では統一を望んでいるようです。それで鎌田さんに相談しまして、統一の呼びかけをしよう、ということになりました。私と桂さんを含め、19人の方が会員になってくださいました。なぜ、統一しなければならないか。統一しなければ、この国は大変なことになる。我々はなんとしても統一をまとめたいという念願を持っています。
落合恵子氏:
都知事選は自治体の首長選挙ではなく、国政も左右するものです。宇都宮さんと細川さんの得票率が、脱原発を抱えていない候補の得票率を上まった場合、私たちはどう考えればいいのか。名護市長選、南相馬市町選の流れを、切らないようにしたいと思う。これは、宇都宮さん、細川さんのどちらかに、降りてほしいというものではありません。お話し合いの機会をください、もう一度考えてくれませんか、ということです。今、脱原発の陣営が分裂しています。選挙後、両者が一つにまとまる期待も込めています。
むのたけじ氏:
この会場に社会党の関係者はいませんか、共産党の関係者はいませんか、労働組合の方はいませんか。いませんね。これはおかしいなー、おかしいよ。60年安保の時、共産党は一生懸命がんばったでしょう。この分かれ道に、文化人が立ち上がっている。しかし、共産党や労働組合といった組織の反応が極めて鈍い。これはおかしいことではないですか!60年安保、三里塚、ベトナム反戦運動、学園闘争を戦ってきたが、いつも民衆の側が負けてきました。今回の都知事選で、民衆の側が一致結束して戦わなければいけません!なんとしてもここで統一して、そして勝って、日本の路線を変えなければなりません。マスコミの皆さん、今、こういう動きがあることを、全国に広めてください!。今、ぎりぎりの所で、共産党と社会党が考えを変えることが重要だと思う。いま喋っていることは、私の遺言みたいなものですけど、人民のためにこの統一をまとめる努力をしない勢力は吹っ飛ぶと思いますよ。皆で、本気になって頑張りましょう。
武者小路公秀氏:
Facebookで、統一化を求める議論を始めました。そうしたら、『宇都宮さんを裏切るのか』という抗議の声もきました。私は宇都宮さんを支持する考えは変わりません。細川さんのほうから宇都宮さんに話し合いを呼びかけるよう提案したい。
佐高信氏:
今回の都知事選の報道を見てきて気になるのは、猪瀬さんが辞めたことで今回の選挙になったこと。舛添さんを支持している自民・公明・連合東京は、猪瀬さんを支持していました。彼らは、猪瀬さんを支持した責任をどう考えているのか。猪瀬さんと舛添さんの違いなんてほとんどないでしょう。まずはそのことを突いていくことが大事で、メディアの役割のはずです。私は小泉さんを批判してきましたが、それでも統一が必要だと考えています。
吉岡達也氏:
今回の呼びかけ人に、南相馬市長の桜井勝延さん、湖西市長の三上元さん、前東海村村長の村上達也さんという、原発立地地の首長が加わっています。原発立地の住民にとって、今回の選挙がいかの重要か、ということです。若い有権者にとっては、脱原発を掲げる候補が2人いることは、単純に分かりにくいのではないかと思います。今、脱原発志向の若者は多いのに、その票が分散して、結果的に原発推進勢力を勝たせてしまう。これでは若者の政治離れが進んでしまいます。これは、日本における市民の政治参加という点で、大きな打撃を与えると思います。はっきり言って、若者はやる気がなくなりますよ。韓国では、光州事件の後、大統領選挙で統一ができなかったので、軍事独裁政権を継承した盧泰愚が勝った。米国の大統領選でも、2000年の選挙で、ラルフ=ネーダーが勝てないことを承知のうえで立候補し、ゴアの票を食ってブッシュが当選しました。そのブッシュが、イラク戦争を始めたんです。今回の統一が出来ない状況、私は本当にくやしいです。
<質疑応答へ。>
フリー・田中龍作氏「河合弘之弁護士に。1月15日に細川選対に統一を呼びかけた際、馬渡さんに断られたと思いますが、それはすぐに断られたのでしょうか」。
河合弘之弁護士:
んー、2日ぐらいかな。
田中龍作記者「落合恵子さんに。今回、落合さんが立候補について『うん』というところまでいっていたと聞きましたが」。
落合恵子氏:
私もそのことについてどこかで書こうと思いましたが、『うん』と言うところまではまったくいっていません。どなたが、何の理由で、事実と違うことを色んなところで回しているか、私はそれを知りたいです。聞かれたので全部言いますね。宇都宮さんの陣営の、前回の選挙をやった何人かが、『出ませんか』といらっしゃいました。はっきり言いますと、選挙に出るならば、私は38年間も苦労してクレヨンハウスなんてやってきませんよ。私は政治に対して失望しているからこそ、自分のお金でクレヨンハウスをやってきたんです。いらっしゃった方にも、お断りしました。そうしたら、『ここで断るのではなく、ちょっと考えてください』と。『宇都宮さんからの伝言です。落合さんが出るなら私は降ります』とおっしゃった。しかし、それが本当かどうかは私は知りませんし、そんなことはどうでもいいことです。私は年を越すのが嫌だったので、『数日間お待ちください』とその場で言って、それからお話しして『お断りします』と言いました。これだけですよ。私は全然、関係ない。悔しいのは、こういうのが出されると、動きが狭められることです。どこでこれ、出回っているんですか?私は見ていないんですが、よく聞かれるんです」。田中氏「分かりました。最後に、吉岡さんに。吉岡さんがおっしゃっていることは胸を打ちましたが、それをご自身が街頭でおっしゃったらどうですか。
吉岡達也氏:
分かりました。それは考えます。努力します」。桂氏「今、ご質問された方は、ネットなどの事情に詳しいんですよね。これを掘っていくとスキャンダラスで面白いんでしょうが、今日はこの場をそういう場にしたくない。統一に向けての記者会見にしたい。
落合恵子氏:
私のことは、ありがとうございます。ここで言えてスッキリした。もう一つお願いしたいのは、鎌田さんが統一のことでどれほど疲れているか。私も本当は今日、来たくなかった。選挙がこんなに皆を傷つけるのなら、もう距離を取りたいという気持ちがある。鎌田さんの疲れ方を見ていると、それでもやらなきゃということで、みんな動いています。だから、統一に関する質問をいただければと思っています。
フリー・竹内記者「失礼ですが、100歳の方を筆頭に、若い方がいらっしゃらない。宇都宮さんのほうには若い方がいらっしゃいます。左右対決もさることながら、世代間対決にもなっているのではないか。細川さんの後ろには小泉さんがいて、新自由主義になってしまうんじゃないかと懸念する方がたくさんいます。統一を呼びかけるのであれば、細川さんに宇都宮さんの政策を飲ませたうえで、ということではないと難しいのではないでしょうか。
桂敬一氏:
どちらかが降りる、ということを前提としている訳ではありません。両方がイーブンで話し合うこと。そして、政策協定をして、知事になった際はお互いに協力をすること。それも含めて申し入れをしないと意味がないですよね。それで、その答えを待ちます。我々は仲介をし、要請があれば立ち会いもします。しかし、我々が発言をすることはない。
竹内記者「呼びかけ人の中に、細川さんの応援演説をされた方もいますよね。本当に中立な方が、政策協定を結ぶところまでやらないと、一本化はないのでは」
桂敬一氏:
政策を持っている人が、その政策を実現するために両候補を統一させる、というのじゃないんです。それから、細川さんの宣伝カーに乗ったから『札付き』だと言って排除していたら、この統一化の運動はできません。もう一度初心に戻って統一を呼びかけてます。
竹内記者「桂さん以外で、お答えいただける方はいらっしゃいませんか」。
桂敬一氏:そちらが指名してください。
竹内記者「分かりません。お答えいただける方はいませんか。では、落合恵子さん。政策協定を結ぶ所まで見守る必要があると思いますが」。
落合恵子氏:
おっしゃっている意味は分かります。今の話で、あなたが誰を支持されているかも分かります。私はこの場に、100%中立で座っています。見守る距離をどれくらい取れるか、それは個々の力量の問題なので、正直分かりません。これしか、私は答えられません」。むのたけじ氏「既に終盤になっている中で、状況を変えられるかどうか。宇都宮さんの背後にある共産党がどう動くのかも試されている。
河合弘之弁護士:
この運動が公職選挙法に違反するかどうかについて説明します。今の段階で一本化ということになり、宇都宮さんか細川さんが降りる、というのは公職選挙法上許されません。告示以後、辞退権はなくなります。しかし降りることの宣言は表現の自由で許される。先ほどのご質問、私どもの要請を読まれましたか。読まないで質問されても困るんですけど。私どもは、選挙後に両陣営が協力することを協定化するよう求めています。私達に、今の段階で政策協定を作る自信があるか、なんて聞くのはおかしいのではないか。
読売新聞「鎌田慧さんに。細川さん、宇都宮さんとも、原発だけではなく福祉や雇用の政策もあると思いますが、その点はいかがですか」。
鎌田慧氏:
この都知事選は、脱原発が最大の争点だと考えています。東京が脱原発を宣言し、世界に呼びかけることが重要です。福祉にしろ外交にしろ、私は両陣営に対して違和感を感じていないので問題ありません。とにかく、脱原発票が割れてしまうのは、日本にとって悲劇です。これは私たちの共通の思いです。
落合恵子氏:
『脱原発・反原発というシングルイシュー』という言い方がありますが、それは間違っています。私たちは、今の原発推進社会が持ってしまった、支配と被支配の構造を変えていく。そういうことです。
日刊ゲンダイ「この要請を、いつ、誰が、どうやって持っていくのでしょうか」。
桂敬一氏:
これは公開申し入れです。この記者会見の後、頃合いを見計らって、鎌田さん、私、武者小路さんで両陣営に行きます。
田中記者「メディアの動向は」。
桂敬一氏:それは駄目です。
IWJぎぎ「両候補の意志が置き去りにされているという声も聞きますが、その点についてお考えを」。
桂敬一氏:むしろこちらがお聞きしたい。候補者は置き去りにされている?
IWJぎぎ「候補者が統一を否定しているのに呼びかけを行うことへの疑問の声はあると思います」
鎌田慧氏:
これまでも統一を呼びかけたことはありましたが、このように表立ってやったものではありませんでした。私たちは、裏工作というようなことではなく、公明正大にやろうと、そういうことです」
毎日新聞「告示後に法律上降りれない状況になって、それでも降りろと呼びかけるのは候補者にとって失礼ではないでしょうか」。
鎌田慧氏:
失礼とかそういうことではなく、これからの日本をどうするか、一緒に考えましょうということです。先ほど、世代間の対立とか階級対立とか新自由主義とかいう質問がありましたが、それどころじゃないでしょう。原発の再稼働とか輸出とかいう話になっているので、それは失礼とかいう話ではないと思います。
以上で報告ツイートを終了します。動画アーカイブは、準備が整い次第、IWJのホームページにアップします。http://iwj.co.jp
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